(20161115) 彼岸島 48日後… 第98話「写真たて」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジトへと向かいます。途中の「仙石原のすすき草原」で、おっぱい丸出しの邪鬼「エテ公」と遭遇!挙句の果てにはロープウェイに乗ってるときまで追っかけてきやがりましたが、明さんが機転を利かせてロープからターザンみたいにダイブしたおかげで、何とか先に進むことが出来たのでした。



こうしてロープウェイの終点に到着した明さん達。エテ公は近くにいた吸血鬼の女に夢中になってるようなので、今のうちに少し離れた空き家に隠れることにしたのでした。
あーこれは、この後再登場したエテ公が、金剛様のかませ犬にされる流れだな、そうに違いないェ(′・ω・`)



でまあ、この後は隠れた家で色々あるんですが、明さんのションベンシーンが無駄に2コマ挿入されていたり、隠れ家の家主が2階でみんな首つって死んでたという実にどうでもいい情報が提供されたりとか、さっきまで家の中に居た明さんが、いつの間にか外にワープして吸血鬼を襲っていたりとか、なんか色々とつっこみどころ満載なのですが、個人的には…。

吸血鬼モブを斬りつけた明さん「金剛の居場所を探している、言えば楽に殺してやる」

吸血鬼モブ「湯元の明治屋ホテルにいます!!」





この一連の流れが卑怯すぎるwww


(金剛様の居場所を)言えば楽に殺してやるって約束しておきながら、ゲロった瞬間次のコマで首チョンパで瞬殺してるところが、最高に草生える。明さん非情過ぎィ!
しかも特に説明も無く、普通に野ざらしにされているところが、最高にシュールじゃねえか!ちくしょう!



ちなみに、今週ネズミが言ってた楢山節考ってのは、深沢七郎氏の短編小説で、簡単にいうと“年老いた母親を息子が山に捨てに行く”っていう姥捨て山みたいなお話の事みたいですね。
まさに今の亡者と化した吉川さんにピッタリではあるのですが…。こんなのを知ってるとは、ネズミの野郎、意外と博識じゃねえか、ちくしょう!





●そして、2週間に一度のお楽しみ!ショートアニメ「彼岸島X」の第3話が公開されちまった!
タイトルは「難関」。ぶっちゃけタイトルが何であろうと、もう嫌な予感しかしませんが、まあまずは黙って見て下さいよ。






ええ…(困惑)。



1・2話もなかなかアレな内容でしたが、今回の第3話で、完全にギャグアニメとして吹っ切れた感があるェ。
つっこみどころを挙げたら、もう本当にキリが無いので割愛しますが、敢えてひとつだけ…。


唐突な師匠は卑怯過ぎるから、ちくしょう!