グランドジャンプ(第1・第3水曜日発売)のNo.5(2月4日(水)発売)から、「B?Y」「無頼男」「カウンタック」などで知られる、梅澤春人先生(以降:「梅さん」と表記します)の新連載漫画がスタートすることになりました。
…来た!!ついに来たよ!!梅さんの新連載がやって来た!!
前回、連載開始前にもかかわらず、思わず記事を書いてしまいましたが、早速第1話の感想、書いていきますよー。
●主人公のろくろ首・69(ロック)は、陽気なオレ様ヤロータイプ。
傍から見ると「無頼男」の春日露魅王が、生首だけになったヤツみたいに見えます。
というかコイツの言動やリアクション、ほんとうに露魅王そのまんまだなぁ…(′・ω・`)
BOYの晴矢や無頼男の露魅王、LIVEのスレイヤなんかもそうですが、なんといいますか、こういうオレ様タイプの主人公の方が、安心して見てられますね!
カウンタックのソリヤマさんも晴矢顔でしたけど、あいつ中身は常識人だったしなあ。
そういやろくろ首って、どんなヤツなんだろうと思い、wikiで調べてみたところ、どうやら、ろくろ首には首が伸びるタイプと首が抜けるタイプの2種類あって 首が抜けるほうが原型らしいです。
これ、マジで知らんかった…。
つまり 「なんだよ、ろくろ首っつったら首が伸びるヤツだろーが! それを首が自由自在に動き回るタイプにアレンジしちゃうとか、梅さんはマジロックだな!」 …という感想を書いたら、赤っ恥をかいてしまうのか(汗)
やっぱ下調べって、大事なんスね。
●ちなみに第1話は、69(ロック)が、閻魔大王様から、人間界(シャバ)への仮釈放が認められ、実際に人間界にやって来るところから始まります。
連載開始前に無料公開されていた、新連載のプロローグ5ページ漫画は、第1話には収録されていないのか…。
敬虔なるアバル信徒たちの為に、5ページ分ものロックな漫画を、無料で提供してくれる梅さんは、実に太っ腹でロックですね!
●人間界(シャバ)での69(ロック)の保護観察人である、沙羅(サラ)和尚はカウンタックの早乙女ちゃんを出家させて、気を強くさせたようなお坊さんってところかな。
レイプ要員にはなりそうで、ならなさそう。
多分そういう役割は、現時点では、傘女のアンちゃんが全部引き受けそう(;´Д`)
そういえば、2次元界隈では、シスターさんがエッチな目に遭っちゃう画像はよく見かけますが 日本の尼さん、特に女性和尚さんになると、そういうのはほとんど見かけないな…。
まあ、そういう事すると、どっかの団体から圧力でもかかるのかもしれませんが
●傘女のアンちゃんのデザインは、梅さんにしては良く出来てると思います。
というか普通に可愛いぞアンちゃん。いっその事、この子をヒロインにしよう(提案)
ちなみにアンちゃんは、沙羅和尚の紹介で、警察官をやっているんだとか。
警察ねえ…。
梅澤ワールドの警察(ポリ)どもは、どいつもこいつも無能揃いなんだよなぁ…。早くも一抹の不安が(′・ω・`)
●久しぶりに戻ってきた人間界(シャバ)の様子が、すっかり豹変してて、ビックらこいてる69(ロック)ですが、アンちゃんの説明によると、69(ロック)が人間界(シャバ)で大暴れしてた頃から450年ぐらい経過してて、時代は現代に。
そして現代には「悪しき進化を遂げた“不良妖怪”」がワラワラ居る…とのこと。
“不良妖怪”…つまり、DQN妖怪って事だな!!
どんな奇抜でロックな妖怪どもが出てくるのか、想像しただけで、ゾクゾクするぜ、興奮するぜ〜!!
●でもって69(ロック)は、沙羅和尚の命令で、しぶしぶ寺の掃除をやらされるのですが…。
あーなるほど。髪の毛を伸ばして攻撃したり、髪の毛でモノ(ほうき等)を掴んだりするから、露魅王タイプの顔にしたのか!
いつもの晴矢タイプの顔だったら、髪が短すぎて、ただの生首になっちゃうもんな。
梅さん、意外とちゃんと計算してるんだなあ(汗)
●そうこうしてるうちに、早速お寺にDQN妖怪「カエンガマ」が現れ、沙羅和尚を襲いだしました。
コイツのデザイン…SWORDBREAKER(ソードブレイカー)に出て来た、アバルの魔人そのまんまじゃないかwww
やべえよやべえよ…この辺のセンスが全く変わってなくて、安心するぜ〜!!
このカエンガマさんや、プロローグのザコDQN妖怪のデザイン、もしもソドブレの連載が続いてたら、ザコ魔人として使うつもりだったヤツなのかなあ…なんて想像すると、しんみり来るものがありますね!
●ションベン刑妖怪(ヤロー)カエンガマさんのブレス攻撃を、アンちゃんが己の髪型を傘状にして防ぐシーンは、SWORDBREAKERのオマージュに見えなくもありません。
あと、アンちゃんが地味にヤムチャポジションっぽく見えるのはきっと気のせいですよね。梅さん。
●アンちゃんは敢え無くやられ、梅澤ワールドの警察(ポリ)どもは、相変わらずの無能っぷりを晒しているなあと安心したところで、69(ロック)が登場。
それにしても、囚人番号が「69」(ロック)なのもさる事ながら、あだ名まで「69」(ロック)でつき通すのか…。
ザコ妖怪にまで普通に「69」(ロック)呼ばわりされてて草。
警察(クソ)。人間界(シャバ)。ションベン刑妖怪(ヤロー) 。
このシーンで繰り広げられる、梅さんの言語センスは、本当にロックで素晴らしいな!
こんなもん、誰にも真似出来ないぜ!
●最後、69(ロック)がカエンガマさんをぶっと殺すシーンで、このようなセリフを口にするんですが…。
69(ロック)「オレはオメーに見せてやりてえんだよ!!
時代が変わろうが、何が変わろうが…
変わらないものがあるってことをよ!!!
それは…このオレが…クソ強(つえ)えってことだ!!」
この辺のセリフは、まるで「時代が変わろうが、何が変わろうが、オレのロックなセンスは変わりゃしねー!」という、梅さんの心の叫びが聞こえてくるかのようで、個人的にはグッと来ちゃいました。
…とまあ、第1話の感想はこんなところですかね。
いやあ、しょっぱなから素晴らしいロックな漫画だった!
第1話を読んだ限りでは、WJに載ってても違和感がないような内容だったかと思います。
極端にエロかったりグロかったりしてませんし、ノリが完全にジャンプ時代の梅さんの漫画そのまんまで、懐かしさすら感じます。
プロローグ漫画を読んだ限りでは、戦国時代で69(ロック)が大暴れするのかと思ってたんですが、フタを開けたら舞台は現代。
まあ…少なくともDQN妖怪は出てくるでしょうけど、ほかにもどんなロックな妖怪達が出てくるのか、想像すると楽しくってしょうがないですね!
囚人番号5(熊)
ポールダンスを踊るボイン女妖怪
梅さんなら、この中のどれかを出してくれると、信じてる。
あ…そういや、梅さんのデビュー作「酒呑☆ドージ」の主人公も、たしか妖怪でしたっけ。
まさかこの漫画に登場させるなんて事は…うーん、どうなんでしょうねえ。