「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
「彼岸島 48日後…」単行本第1巻発売記念!ということで、今週の彼岸島は、「丸太祭」開催!と銘打たれて、4つの「特別忌画」が用意されておりました。
其ノ一 今週号は、一挙2話掲載!!
なんと太っ腹、今週は彼岸島が2話も一度に読める!!
「…先週は休載だったじゃねェか!」とか「コレって、先週掲載する分を今週に持ってきただけじゃね?」なんて事は、思っても言ってはいけないんじゃ(′・ω・`)
…まあ、2話分用意されているのなら、2回に分けて感想記事を書いていきましょうかね。
というわけでまずは1発目。
前回に引き続き、今回も明さんによる、吉昭解体ショーが繰り広げられています。
ニット帽ケンちゃんの「行けェ明ァ!!止めをさせェェ!!」というリアクションが、まるで子供が特撮番組を見ているかのようなノリで吹いた。
吉昭につかまれてブン投げられたり、尻尾攻撃を一太刀でブッタ斬ったりしつつ、脳みそをかき混ぜまくる明さん。
最期は直接よじ登って、斬って斬ってグチュグチュかき混ぜまくる…!
…もう言い訳の仕様が無いほどに、盛大に返り血浴びまくってるんですが(′・ω・`)
明さんが吸血鬼に感染する気配は、相変わらずナッシングです。
もうここまで開き直っていると、突っ込むこと自体が野暮なのかもしれません。
…そんなこんなで、ついに邪鬼・吉昭を倒すことに成功した明さん!
さあこの後どうなるのか気になりますが、それはこの後の第15話に続くんじゃ。
そして、隣のページには、丸太祭「特別忌画」其ノニの紹介が書かれておりました。
其ノ二 松本光司直筆イラスト入り丸太抱き枕を10名様にプレゼント!!
彼岸島で最も強く、クールな武器MA・RU・TA!
丸太にどこよりも強いこだわりを持つ『彼岸島』編集部チームが責任を持って監修し
松本先生が一本、一本丁寧にイラストを描いて10名様に発送します。
悪夢を見る可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
( ゚д゚)ポカーン
何だこの、突っ込みどころ満載な記述は…。
いつぞやのドラマ版最終回上映会のときも、参加者に巨大丸太(中身はうまい棒)を渡していましたっけ。
まさに「丸太祭り」にふさわしいプレゼント企画といえましょう。
まあ、ここの編集部の連中は、ある意味マツモティーヌ先生ェよりも、丸太にこだわってる節があるからね。しょうがないェ。
今週の「砂の栄冠」のラストでも、担当編集が煽り文で
「みんなバットは持ったな!!行くぞォ!!」
とかやっちゃってるしな(′・ω・`)