(20230116) 彼岸島 48日後… 第350話「カマキリの刃」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい大ピンチ。しかしすんでのところで勝っちゃんが救出!橋を下ろして明さん達を中に入れますが、事情を知らない明さんは不用意に襲い掛かった遊女仲間の真夏と冬美を容赦なく「ザンッ」と斬っちまった…!そして迫る舌喰い様との戦い…!



さあ今週からは明さんと舌喰い様による武人バトルの開幕だー(白目)


舌喰い様は背中に生えてるカマキリの腕の刃で明さんを攻撃したり、肩についてた舌をちぎって明さんにブン投げて視界を奪ったりとなかなか多彩。
なんかトリッキーな攻撃の仕方しますねえ…。絶対パワータイプだと思ってたのに。
そして、舌が巻き付いて視界を奪うとかなかなかやべェですね…。というか純粋にキモイ!!
明さんは何とか舌を斬って脱出しましたが、顔付近に血が飛び散って感染とかしな(ry



あとは明さんが「俺にはどうしても殺したい奴がいる、それまでは死ねないんだよ」と言うシーンで、地面に散らばったマサコインを見せていくのはいい演出だなあと思いました。
硬貨がぞんざいに踏みつけられてるのはちょっと笑いましたが…まああんなクソみてェな硬貨、踏みつけられて当然だがな!ガハハハハ!!



そして、舌喰い様の身長が(同じコマに映ってる明さんの身長差から推測すると)コマごとで全く安定しねぇなあとか、ただの遊郭だった歌舞伎町が、いつの間にか「全吸血鬼の鎮魂の街」とか言われたりと、今週もけつあな確定先生ェがライブ感全開で漫画描いてて何よりだェ!