(20150713) 彼岸島 48日後… 第41話「展望台」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



さあ、ついにマサの野郎が潜んでいるかも知れねェ、通天閣の展望台に潜入する事に成功した明さん。
異変に気付いたスナイパー吸血鬼とか、モブの吸血鬼どもが大量に沸いてくるんですが、いまさらお前らが明さんに勝てるわけないだろ!いい加減にしろ!と言わんばかりに斬って斬って斬りまくります。
これじゃあどっちが侵略者だか、これもうわかんねェな?


あと、ついこないだまでレトロなアクションゲームみたいに、ぴょんぴょんしてた明さんが、今週になったら、思い出したかのように、脚をズズズッと引きずってて吹いた。設定適当過ぎィ!



そうこうしてるうちに、ついにマサの野郎が居るという最上階までたどり着いた明さん。
吸血鬼の手下から「邪鬼を操ってあいつブッ殺して下さい何でもしますから!」と懇願されてますが、マサの野郎は「うっせェ耳障りだお前から餌にすんぞ(゚Д゚)ゴルァ!」と拒否。
そしてココで明さんは気付いてしまいます。アレ?この声、雅の声じゃなくね?


ホラ見ろ、やっぱりニセモノじゃないか!
ラスボスでもある本物のマサが、こんな中途半端な所に居るわけないだろ!いい加減にしろ!!


まったく驚かせやがって…。似合わねェメガネなんかかけやがって…。


…ん?メガネ?あの偽マサのやつ、どこかで見覚えが…!そして明さんも聞き覚えのあるこの声…!







































04101
に…西山ァァァ!!



なんてこった…!ちくしょう、なんてこった!!
文具屋の息子にして、様々な丸太兵器を開発してきた、人間軍の司令塔にして、豚汁を仲間に振舞い士気を向上させることも忘れない、豚汁アルケミストの…西山…!西山じゃねェか…!!


ちくしょう、なんだっててめェは、吸血鬼になっていやがるんだ…!
しかもそれだけじゃねェ、なんだっててめェは、全然似合ってねェ、マサのコスプレなんかしていやがるんだ…!!


顔の右半分に火傷の跡があるのは何かの伏線かな?とか、何でお前はわざわざ通路にソファー置いて酒飲んでつくろいでるんだよ、ちくしょう!とか、他にも言いたい事は沢山有りますが…。


ちくしょう、悲しすぎる再開だなあ。
明さんはまた心に哀しみを背負っちまう事は確定だよなぁ…。悲しいなあ…。
隊長が明さんに斬り殺された回と同じぐらい、ショックだェ…。


来週は悲しいバトル展開と思わせておいて
「久しぶりだな明。まあコッチに来て豚汁でも食べながら語り合おうか」などと言いながら、彼岸島で起こった西山の悲しい過去(右半分の火傷の理由も含む)が語られるしんみりシックな展開になったら…いいなあ。