明けましておめでとうございます!
「華と修羅」という作品をご存知でしょうか。
かつてヤングジャンプ誌上で連載された、「夜王」「マッドブル」で知られるコピーの魔術師・井上紀良先生と、次代を担うストーリーテラー(最近だと「サザエさん」のマスオさんがバク宙してホットケーキを焼く神回の脚本を担当)谷本和弘先生のタッグによる「大正ゴシックサーガコピーギャグ漫画」で、一部で大絶賛された作品です。
そんな黄金コンビが「月刊HERO'S」2月号(全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で電撃復活!特別読みきり「WANTED!」が掲載されました。
…なんでYJじゃないんだ(失望)
まあそれはさておき、早速「WANTED!」を読んでみましたよ!
アメリカの凶悪犯を捕まえる賞金稼ぎ(バウンティハンター)のお話。
バウンティハンターランキング1位「雷帝」イワン・オボレンスキー(アメリカ人チックな武藤店長顔)の娘オルガちゃんが、ロリコン凶悪犯ミルコ・デ・シーカ(夜王のカッパ顔)に誘拐されてしまい…?というストーリーですね。
独特なセリフ、脱ぎ芸、変態キャラ、どんでん返しなど「華と修羅」の雰囲気を彷彿とさせる作品で、どこか懐かしさが感じられました。
今回の読みきりで、個人的に特に印象に残ったのは、ふたつ。
1つ目は、バウンティハンターランキング3位「フェロモンスナイパー」ミーシャ・リッチ(ミス・ゴードン顔)が、ハイキックで強盗のナイフを弾き飛ばすシーン。
ミーシャはパンツを履いていなかったんですが、その時のりアクションが、こちら。
…うん。最初は分かりませんでしたが、3回ぐらい読み返したら気が付きました。
まさかおま●こマークを持ってくるとは…たまげたなぁ。右のヤツなんて、そのまんまじゃねえかwww
この辺りにコピー機先生の真骨頂が垣間見れましたね(′・ω・`)
もうひとつは、ロリコンカッパのミルコが勝利を確信したときに口にした台詞。
なんつうか、これが実にアレです。
ミルコ「これからも幼女を犯(や)って犯って犯りまくる!
あの子らが泣き叫ぶ顔、それが私の生きがいだあぁ!!」
ぶっちゃけ過ぎィ!
この他にも裸のようじょの絵とか、ようじょの顔に謎の白い液体がかかってる描写もあったりしますし、アグネスさんが読んだら卒倒しそう。
だがこのハッチャケ振りこそが、間違いなく「夜王」や「華と修羅」を読んでたときに感じられたわくわく感ですな!
まあ読み切りなので、ムチャクチャな爆発力はありませんでしたが、やっぱりコピー機先生と谷本先生のコンビは素晴らしいな!と再認識させられた作品でした。
少なくとも「華と修羅」を楽しんで読んでた人なら、買って損は無いと思います。
嗚呼、このコンビの連載をまた読みたいのう…。