(20130726)今週のGOKUSAI Art 041 体温

【GOKUSAIチェックシート】Art041(7/25)のまとめ


×悲しい過去 ×893 ×マネキンモブ ×えっ ×なにっ ×なんだあっ ×メスブタ ×ピカソ ×PC書き文字 ×グロ

ついにジョーの渾身の作品が完成。
母親・龍子に、アポトーシス・アート”を見せる時がやってきましたっスよ。



龍子は大分やつれてますが、ジョーの作品を見にわざわざ駆けつけたタマ婆を「何しに来たんだい婆さん 嘲笑か? それとも哀れみか?」などと、disる事は忘れません。相変わらずツンツンしてるなー。



そして間もなくジョーが「渾身の作品」を携えて登場。そこに描かれているものは…。
なっ…なんだあっ 真っ白だあッ!! 


思わず「おいおい、何も描かれてねーじゃねえかよ、えーっ!?」とツッコミたくなっちゃいますが、しかしよく見ると、なにやら白い色が何層にも塗り重ねられており、その白い絵を見たムンクは、なぜか分かりませんが涙が止まんねえよコンチクショウ!状態に。


タマ婆によると、この絵からは体温が感じられるそうで、一見何も描かれてないようですが、「見える者には見える」という事…みたいっスよ。


そういえば、タフの鬼喰島で「見えてるようで見えてないということだ 」などと、似たようなことをほざいてた天狗(ラスボスの変装)がいましたが、アレとは真逆ってワケっスね。よっしゃの…しゃあっ!!



そしてジョーはこの絵を、母親のために描いたのですから、当然見る事が出来るのは龍子のみ。そして、それを見届けた龍子は…。


龍子「フン…何だよそれは くだらねえ
金にならないつまらない絵だ


そんなのアートじゃねえよバカヤロー」

龍子の目からは、大粒の涙が…!!


いやー。( ;∀;)イイハナシダナー。
このシーンは普通に感動出来るシーンだと思うっスよ。猿先生もやれば出来るっスね。


そしてこんなシーンでもツンデレを忘れない龍子のキャラのブレなさっぷりも、また見事っスね。


まるで「ヘッ 下衆の拳など掠りもしないわ」と強がっておきながら「ぐはっ」とKOされちゃった、どっかの気のいいおじさんみたいっスね。そういや名前も似てるしな(′・ω・`)



 結局、余命3ヶ月だった龍子は、5年も生きられたわけっスから、“アポトーシス・アート”の効果は、有ったって事っスね。



さて、予告によると「次号クライマックス!」と書かれてるので、いよいよ次でおしまいなんスかねえ。


まあ少なくとも、5年後の世界である事は間違いないんでしょうけど…。さあどうなることやら。
天心画塾とかはもう無かったことになってそうっスけど(′・ω・`)


天心画塾の塾長の真の正体とか、色々投げっぱなしになっちゃった伏線も色々あるっスけど、最終回ぐらいは、猿先生も思いっきりはっちゃけて欲しいっスね。頼むよー。


【今週のテンプレ台詞集】


何しに来たんだい婆さん 嘲笑か? それとも哀れみか? あんたにだけはこんな姿を見られなくなかったよ


な…何だ?何で泣けてくるんだ?何だかしんねーけど何で涙が出てくんだ?


見えないだけで確かに描かれている 見える者には見える…


フン…何だよそれは くだらねえ 金にならないつまらない絵だ そんなのアートじゃねえよバカヤロー


しっかりアートしろよジョー


読者を意識することが大切です。自己満足からの脱皮を望みます。冷徹な客観性を持つように心がけましょう。
(第144回MANGAグランプリでの猿先生の総評)