(20120309)今週のカウンタック #301 小さなご褒美

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

デートを重ね、夜景が綺麗な場所に早乙女ちゃんを連れて行く事になった舜。ところが愛車のLP400で山道を走っていたら、土砂崩れが発生。LP400は道の前後を塞がれて立ち往生してしまいました。
警察に連絡すると、危ないから車から離れて安全な場所に非難しろとの指示が。ところがここで舜が「このままLP400を置いて行く事なんて出来ねーぜクソッタレー!」と言い出して、崩れ落ちた神社の鳥居をスロープ替わりにして、見事LP400を片輪走行させ、ピンチを脱したのでした…って、罰当たりにも程があるよ梅澤くん!!



無事に脱出できたことで、舜と早乙女ちゃんは急接近!なんだか互いにドキドキしてます。このままカウンタックの中でセックルでもおっぱじめそうな勢いです。とりあえず舜は勢いに任せて告ろうとするんですが…後ろで盛大にに土砂崩れが発生して、ムードが台無し。結局不吉だから今日はまっすぐ帰んべって事で、デートは終了と相成りました。


…というわけで、セックルも無ければチューもなし、告白すら無しの安定低空飛行。はいはいどうせそんなこったろうと思っていたよ!ソリヤマさんに期待した俺達が馬鹿でしたよっと。


最後の方では早乙女ちゃんの飼い猫のミルクが機転を利かせて、早乙女ちゃんのシャワーシーンの音を舜に聞かせてあげるという演出が入るっちゃ入るんですが、これはミルクがロックな猫だっていう印象は与えても、舜がヘタレだって印象は拭えないままだしなあ…。



それにしても舜のヘタレぶりは、もう重症だなあ。これはもう、マジで源君物語」の光海きゅんの爪の垢を煎じて飲むべきだと本気で思いますよ、うんうん。


舜も、今週の光海きゅん(童貞を超えた童貞)を見習って、早乙女ちゃんに背後からぎゅっと抱きついて、「早乙女ちゃんともっと…エロいことがしたい!!」とか言いながら首筋や鎖骨をペロリンチョして手マンまでいっちゃう位のアグレッシブさを見せてもいいと思うんだ。いい歳(34歳以上)なんだから。



それにしても恐るべしは、ミルクの猫とはとても思えない行動力。携帯をいじってたら舜のところにかかり、更には早乙女ちゃんがシャワーを浴びてる浴室のそばまで携帯を持って行って、電話を放置。良いタイミングでボタンを押して電話を切る…という芸当。
知能指数とか絶対チンパンジーより上だろ、この猫www


そう言えばこのミルクって、たしかポル夫(ポルシェ911をあやつる窃盗の常習犯。DQN)に拉致られた時も、閉じ込められた箱から自力で脱出して、運転中のポル夫に襲いかかるほどのアグレッシブさを見せていましたっけ(詳しくは単行本第3巻参照)。ソリヤマさんはヘタレですけど、ミルクはロックな猫だな。猫にしておくには惜しいほどのロックぶり。



あと気になったのは、早乙女ちゃんが帰宅して、ミルクの出迎えを受けるシーン。ここで早乙女ちゃんが、こんな意味深な事を言ってるんですよ。


早乙女ちゃん「あ!もしかして心配してくれていたの?
確かに今夜は大変なアクシデントに見舞われたけど…
空山さんの機転のおかげで“みんな”無事だったのよ(はぁと)」


問題は、この“みんな”という部分。普通に考えれば“みんな”とは「舜」「早乙女ちゃん」「LP400」の3つを指していると解釈するのが一番スムーズでしょうけど…こうは考えられないでしょうか?
実は早乙女ちゃんは妊娠をしており“みんな”とは「身ごもっている新しい命」を指している…と。


この考察が仮に事実だったとすると…もちろんソリヤマさんは、早乙女ちゃん相手に、満足にチューはおろか告白すらできないヘタレを超えたヘタレですので、舜と早乙女ちゃんの子供だという事はまずあり得ない。となると一体…?まあ誰の子供であろうとも、これって舜にとっては、まさかのNTR展開になるのでは…?まあ、正式に付き合ってるってわけじゃないんだから、NTRとはちょっと違う気もしますが…。まあでもマジでこういう展開でこの漫画が終わったら、梅さんはロックだと思います(汗)



Q:いつかは住みたい憧れの場所・土地は?
A:無人島を開拓してみたいです。突き指をしました。