「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。
前回までのあらすじ
16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいう目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、海賊の親玉・王直さんと意気投合し、船に乗せてもらう事に。明へ到着したカイリ達は知り合いの「雑賀露庵」(さいが ロアン。ヤムチャ)を仲間に加えて、「聖王の杯」というレアアイテムを探しに行くのですが…。
●今回はいきなり、洞窟を進むカイリ達のシルエット・祭壇・燭台と、拡大・縮小・反転・黒塗り手法等、コピーのバーゲンセール状態で吹いた。
というわけで、今回はコピー連発しまくってた回でした。普通に読む分には多分問題ないですが、目を皿の様にしてコピーを探してると訓練された読者は爆笑必死。あとやたらと「ぶわあ〜っ!」って擬音が多かったです。憑鬼の剣でも多用してたし、コピー機先生のお気に入りなのかなこの擬音。
●ヒゲ真壁さんは女体人間イス好きだなあ。華と修羅では新便器兄さんが、ホモ真壁の愛人・俊光(さぶ系角刈り美少年)を人間イスにしてましたが、そのあてつけなのかな。心憎いファンサービスですね。
●カイリが洞窟の天井に描かれた地図を、お初の背中に書き写すシーン。背中にロウを塗られてつつーっと背中を指先でなぞられて「やン……ッ」と感じちゃってるお初可愛いよお初(;´Д`)ハァハァ。
コピー機先生の漫画で珍しく萌えますた。
●ヒゲ真壁率いる役人の追ってから逃れるため、洞窟を出ると3方向に散るカイリ達。カイリとお初コンビ・ヴェロニカ姐さんとヤムチャコンビは良いとして…王直さんは虎と一緒かよwwww
仮にも海賊のお頭なのに、女と一緒に逃げさせてもらいないとか(´・ω・) カワイソス。
●そうこうしてううちにヒゲ真壁と対峙するカイリたち。「王直とは明の海を支配する男の名よ…頭が死んでもその名までは消させん!」などと、せっかく王直さんがカッコ良いセリフを口にしたのに、一番美味しい所をカイリに取られちゃって(´・ω・) カワイソス。
●最後はカイリとヒゲ真壁さんの剣術バトルが繰り広げられるー!って引きで、次回へ。憑鬼の剣みたいなあからさまなグロ描写はできないでしょうけど、シリアスな笑い的で印象に残るようなチャンバラバトルを期待。
そんなわけで、つづく。
今月の「憑鬼の剣」
「週刊漫画サンデー」で連載している「憑鬼の剣」。おおっぴらに取り上げるつもりはないのですが、
毎週読んだ感想をtwitterでは書いていましたので、せっかくだから、ちょっとまとめて…と思っていたのですが。
なんか知らんけど打ち切られた(゚Д゚;)
いやいやいや、いくら何でも打ち切られるの早過ぎだろ!正直エルマロの方が早く終わると思ってたのに、まさかこっちが先に終わっちゃうとは。これは完全に予想外でした。
でも打ち切りって割には、結構巻頭カラーも飾ってたし…。この漫画って短期集中連載だったっけ?と憑鬼の剣第1話が載ってるマンサンを読み返してみたものの、どこにも「短期集中連載」とは書いてありませんでした。
という事は、何かモメ事とか、トラブって終わるのかなー、と変な邪推をしてしまいますね。例えばコピー機が故障したとか(′・ω・`)
…まあ、つぶやいたものだけ、まとめてみますよ。
2012.02.07 12:25
今週の憑鬼の剣。今週は日本刀の作り方の解説と、テッケンが持つ刀がヤヴァイって話。あと、王妃のババアがテッケンを自分の部屋に呼ぶよう命令出してたので、来週あたり、QTS(急に・昂りが・鎮まらんので) 状態のテッケンと、王妃のババアとのハードなセックルが待ち受けていそうでwktk。
2012.02.14 16:47
今週の憑鬼の剣…って、その前に!「次号、衝撃の最終回!」って…別の意味で衝撃だわ(′・ω・`) まさかエルマロよりこっちが先に終わるとは思わなかったぜ…。
2012.02.14 16:54
という訳で、今週の憑鬼の剣は打ち切り展開の為か、終盤の「華と修羅」以上の巻き展開です。冒頭からいきなり王妃のババアとのハードセックルです。本来なら「私を食べて、いや、喰らい尽くして!」の様な会話シーンがあったのかもしれませんが、いきなり合体なんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
2012.02.14 16:58
そして突然テッケンは、ローマのコロッセオに連れて行かれ、ローマ帝国最強の剣闘士・フランマと戦う羽目に。本来ならフランマとの手に汗握る濃密なバトル展開があったのかもしれませんが、打ち切り展開のせいでフランマはいきなり瞬殺されたんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
2012.02.14 17:03
フランマのあまりにもあっけなさ過ぎる瞬殺ぶりは、ソードブレイカーの6剣邪達が、大預言者ズールに瞬殺されたシーンを思い出して思わず吹いてしまいました。いやー何というソードマスターヤマト。憑鬼の剣の最終回はどうなってしまうのだろう。いきなり年表ENDになっても驚かないぞ(′・ω・`)
2012.02.21 15:30
今週の憑鬼の剣(最終回)。いやー清々しい程の投げっぱなし打ち切りEND!個人的には「ゲップが出るほど斬りまくってやるさ」というテッケンの発言と、その後の「ぶわあ〜っ!」って擬音に吹いた。でもこの漫画やりようによってはもっと面白く描けただろうに。勿体ないなあ…。
…と言うわけで、本当にあっという間に終わっちまいました「憑鬼の剣」。最終回の投げっぱなしENDは、ジャンプの10週打ち切り漫画みたいな終わり方で、何というか泣けて来た(′・ω・`)
なんていうかこれ…ただの「人斬り旅行記」じゃないか。なんか理由は分からないけど現代に帰ってこれてめでたしめでたしって感じにはなってるけど、この後テッケンは日常生活を平穏に送れるのかなあって疑問が。まあ、終わっちゃった今となっては完全な答えは出ないんですけどね。単行本の描き足しとかが無い限り。
結局「憑鬼の剣」は何を伝えたい作品だったのだろう。「人を斬った後は昂ぶりが鎮まらんのだ!」って事なのか?だとしたら主人公は慎太郎顔のヤツより、どっかの華族のピザみたいなヤツにすれば良かったのに(′・ω・`)
そういえば華と修羅でのほっこり兄さんの最後の出番は、鶴瓶師匠に日本刀で「きょえええええ!」と斬りかかろうとするシーンでしたっけ。
あの刀が実は憑鬼の剣で、ほっこり兄さんはローマ時代にタイムスリップしたのでは…と想像するとなんだか胸熱。
ほら、ほっこり兄さんの方が、ハードなセックルしそうですしね。