(20110929)今週のカウンタック #285 see you later!!

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

走り屋時代に攻めまくってた峠を、愛車カウンタックLP400を操り、早乙女ちゃんとドライブデートを満喫中な舜。頂上の休憩所で一休みしていると、フェラーリ大好きな因縁?の相手・シンちゃん(フェラ男)とバッタリ。そして舜とフェラ男はダイヤルイン形式でのレースをする羽目になるのでした。
勝負は浦島のじっちゃんの会社が所有するテストコースで、まずは申告タイムを決定するテスト走行を実施。たがいに譲らず好タイムを叩きだし、ついに本番レースが幕を明ける…!!

 本番レースで1秒遅れのタイムを出してしくじったフェラ男は、舜を動揺させるため、いきなり早乙女ちゃんのオパーイを揉みしだくという、ロックな精神攻撃を試みますが、早乙女ちゃんに反撃されて失敗。舜は見事申告タイムと寸分違わぬタイムを、本番で叩きだしたのでした。



…というわけで、ダイヤルイン形式によるタイムアタック対決は、見事舜が勝利!!


とはいえフェラ男はタイムでは劣ったとはいえ、タダでサーキットを思う存分走ることができて、その上早乙女ちゃんのオパーイを思う存分揉みしだけたんですから、ロック的な観点で言えば、真の意味での本当の勝者がどっちなのかは、正直微妙なところです。そもそもフェラ男は負けても別に失うものは特に無いしなあ。



まあとにかく舜がダイヤルイン形式のレースに勝利したのは紛れもない事実。これで約束通り、このDQN顔との腐れ縁も終わる…。読者としてはちょっと寂しいですが、舜にとっちゃ、これでようやくせいせいして、早乙女ちゃんとキャッキャウフフできるぜクソッタレー!と言ったところでしょうか。


するとここでフェラ男の口から意味深な発言が。

フェラ男「心配すんな…
もうこの日本でオレとオマエらが出会うことは無いぜ!」


これは一体どういう事だー!?
どうやら、以前F40を売却した中国人の金持ちから、中国で一緒にビジネスを や ら な い か ?と持ちかけられているようです。ウホッ!

フェラ男「悪くない話なんだが…いざとなるとふんぎりがつかなくてな…
だが決めたぜ!今決めた!オレは中国へ行く!!」


うーん。なんと言うか、成功する気が全くしねー!!
なんかフェラ男騙されてるんじゃね?って、妙な心配をしてしまいます。
半年後ぐらいしたら、ビジネスに失敗し、失意のまま日本に帰国し、落ちぶれてみすぼらしい醜態を晒したフェラ男を舜が発見するシーンが、ありありと想像できてしまいます。



その後、負傷した足をびっこ引いて、舜の肩を借りつつ430スクーデリアに再び乗り込んだフェラ男。去り際に舜に対してこんな言葉を残します。

フェラ男「以前あんたのことを“負け牛”なんて言ったことがあるが…
撤回するぜ…!じゃあな!!」


やだこのフェラ男、カッコ良い…。


なんか、最後の最後で急にライバルキャラっぽいカッコ良さが出てますね。これが走り屋時代の仲間だった滉一とか、ランチアストラトスの沢田玲(現ピアニスト)が言ってるんならまあ納得というか、わかるんですけど、フェラ男って、そんな宿命のライバルって感じのキャラとは、ちょっと違うような…。
まあ憎めない一面はありますけど、ぶっちゃけアイツ、ちょっとDQN気味だし(w



こうして因縁の相手が去った後、残された舜と早乙女ちゃんは、LP400でのドライブデートの続きを楽しむことにしたのでした。

舜「さてと…これで邪魔者はいなくなったね…」
早乙女「いなくなりましたね、この後どうしましょう?」
舜「そうだな〜〜走りながら考えよう…カウンタックで」


なんか今週のこの終わり方…もうこれが最終回でもおかしくないって感じですな。打ち切り臭が凄ェ!
一瞬本気で打ち切られたのかと思ったじゃないか(w


というわけで、つづく。



Q:思わず口に出したくなる言葉・単語を教えて!
A:「HELTER SKELTER〜♪」面白い焼肉屋さんに行ってきました。ムフフ…