(20101113)今週の「華と修羅」 第二十一話 「奸計」(「華と修羅」レビューバトン対象回)

扉絵キャッチコピー
「和やかな日に、影は忍び寄る。」

柱文
「慎太郎と距離を縮めた百合子。そこへ真智子が…。」
「罠にはまった慎太郎…!」

「XYZ-eXamineYourZipper-」の黒鈴さんから、何故か「華と修羅」バトンを頂いてしまいました。
「LOGIC&MATRIX」の遊星さんが始めたこのバトン…振り返ると、ほんと色んな方がやってますねえ。いやはや。


まあ、別に頂くぶんには問題ないのですが、「お前はバトンに関係なく毎回華と修羅の感想やってるじゃねーかYO!!」とか言われそうなのですし、いつもどおりやっても芸が無い。


ということで、今回は頑張って「特別企画」もやってしまいました。名づけて特別企画『唐房家爵位争奪戦』(′・ω・`)
くっだらない企画ではありますが、こちらもあわせてご覧くださいませ♪



ええと、黒鈴さんのところから飛んで来た方ですと、20話が抜けちゃっていますので、ここで前回(20話)のあらすじというか、展開をまとめてみますと

●慎太郎と百合子が倉庫でA(接吻)までした。
●覗いてた真智子は「ギリギリ」っとブチ切れ、ヤンデレ化。
ガチムチ白ふんどしスタイルの新(新便器)兄さんは、2人の仲を壊すよう、策略を仕向けるのだった…。

まあ、こんな事があったわけです。詳しくはこの編でも見てください。



…と言うわけで、今日は慎太郎とデートの日。百合子はwktkしながら家を出ようとすると、真智子たんが慎太郎が書いたという手紙を持って現れます。

「そんな、もうわたくしとは会わないなんて…何ゆえこのような変心を…」


手紙を読んだ百合子は、慎太郎の突然の心変わりに愕然。
これからデートだと言うのに、どうして…。と気が動転してしまいます。



実はコレ、新便器が慎太郎の筆跡に似せて書いたウソの手紙。ですが、百合子はそんな事など全く気付きません。
「慎太郎様はどこにおられるのです?」と慌てふためく百合子をガン無視し、「キーン」と両手を広げて走り去る真智子たんマジ外道。

「はい、新様の代筆に気付くこともなく
文面に動揺しておりました。成功です」


新便器にこう報告し、新便器と共にニタリ邪悪な笑みを浮かべる真智子たんなのでした。






真智子たん怖ええ(((( ;゜Д゜)))



その後、新便器と真智子たんは慎太郎が現在住んでいる長屋へ移動。なお、慎太郎は百合子たんとデートの待ち合わせ場所である喫茶店に出かけているため、家はもぬけのカラ状態です。


「クソ狭くてカビ臭え、うちの馬小屋以下じゃねーかファック!」などと人ン家にボロクソ言ってる新便器ですが、何者かの気配を感じると、突然玄関のふすまを閉めて…なぜか自らの服を脱ぎ始めます。

「ふふ…慎太郎にこの部屋で抱かれる日を夢見ているのであろう?」


新便器はこんな事をのたまいながら、真智子たんの着物を引っぺがし襲い掛かります。


いきなりのセックル展開キタ━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


人様の家で突然こんな事をするとか、お前はどこのまゆたんヒーローだよ!!
まるで、昔の少女コミック時代の新條まゆ先生の漫画みたいな展開ですが、新便器はそんな事などお構い無しに、真智子たんのオパーイにむしゃぶりつき、昴ぶりを鎮めます。そして…!!






「ビィーン!」


かつて「夜王」の聖也さんが、セックル時、下半身を露出した際に、この「ビィーン!」という擬音が用いられていましたが





まさか再びこの伝説の名擬音が復活するとは…!!胸が熱くなりますな。


そして、夕暮れの長屋に燦然と光り輝く、新便器の股間の…。聖也さんの時はスターウォーズの「ライトセイバーに例えていましたが、今回は「エルシャダイ」「アーチ」にでも例えておきましょうか。

「人類が決して辿りつくことのできない神の叡智として、神が我々に与えた…」あ、いや、何でも無いです(′・ω・`)



「神は言っている――股間のアーチで真智子たんをイカせろと」…などと、どっかの黒いジーパンを履いたナイスガイな天使の声が聞こえたかどうかは定かではありませんが、新便器はこのまま真智子たんと合体!!

「いつものように私を慎太郎と想うのだ…
奴を想うほどにお前は火照り、濡らし、締め付ける最高の女となる…」


真智子たんに慎太郎の名前を叫ばせながら、「だるま返し」の体位で股間のアーチを大暴れさせ、浄化させていきます。


しかし、この時に発せられる「リュッ リュッ リュッ」という擬音が謎過ぎて、じわじわ笑いを誘います。 何の音だよ、これはwwww



ところが真智子たんが感じまくって「慎太郎様あああ!!!」と叫びまくっていると、突然家の前で「ガタガタッ」と物音が!


まさか、慎太郎様が帰って来たのかと、慌てて着物を着なおした真智子たんが表を覗くと…そこにいたのは百合子でした。真智子たんの慎太郎と叫ぶ声はバッチり聞こえており、家の中で何をしてたのかはバレバレです。


もっとも相手は慎太郎じゃなくて、新便器兄さんなのですが、真智子たんが慎太郎とヤってると思い込んじゃってる百合子は、ショックのあまり、そのままフラフラっと立ち去って行くのでした。



…ところが、実はこれも新便器の筋書き通り。あらかじめ百合子に渡した手紙に、慎太郎の家の住所を書いておき、百合子がやって来るタイミングを見計らって真智子たんとセックル。真智子たんに慎太郎の名前を叫ばせる事で、百合子には慎太郎と真智子たんがセックルをしてると思いこませる…。というわけです。


そう言えば新便器は前回真智子たんとセックルしてた時「慎太郎の名を叫べ!」とほざいてましたけど、てっきり気分を高める為に言わせてたんだとばっかり思っていましたが、アレもちゃんと意味があったのか!!
なんと言う見事な伏線!!これは正直、本気で「凄ェ!!」と思います。


昴ぶりが鎮める時すら、後々の事を計算し尽くしているとは、流石新便器、ただの陵辱系男子じゃ無いぜ!


…とはいえ、もしここで百合子が部屋の中まで上がりこんじゃってたら、今度は逆に新便器の印象が悪くなるのですが…。

あ、新便器は百合子にどんだけ嫌われようが、蹂躙して憎悪を愛情に裏返せば良いんだから大丈夫だ、問題ないなのか!さすがだwww



一連の新便器の完璧すぎる作戦に、真智子たんもただただ脱帽するばかりですが、その新便器は真智子たんを手招きすると…。

「さあ来い、私はまだたぎっておるぞ」


…まだまだ昴ぶりが鎮まらないのかwwww
そういえば、元祖「昴ぶりが鎮まらんのだ!」の人は元気かなあ?最近ずっと出番無いんですがwww



…新便器達が暗躍している事など露知らず、結局慎太郎の前には百合子が現れる事なく(′・ω・`)ショボーンとしてると、そこに昴ぶりを鎮め終えた新便器が出現!新便器は慎太郎の「百合子はどこ行ったんだ(゚Д゚)ゴルァ!」という質問には答えず、代わりに慎太郎の足元を指差すと…。

「そこはもはや蟻地獄、あがけばさらに沈むだけ」


なんかこのシーンだけ、セリフが妙に浮いてるように思えてしまうのは気のせいでしょうか。
新便器も、なぜか慎太郎の股間を指差してこう言ってるようにも見えるので、ますますもって理解するのに時間がかかっちまいました。


はたして慎太郎と百合子の仲は修復されるのか!?次週へ続く。




…いやあ、今週はまぎれもなくネ申回でした。「ビィーン!」という擬音が出てきた瞬間、腹筋が崩壊してしまいました。コンビニとか本屋さんで立ち読みするには、あまりに危険過ぎます。


さて、次回の「華と修羅」バトンですが、最近はバキの感想やメンズナックルのキャッチコピーをまとめたりなさってる「稲穂スタジオ」のなすーさんにお願いしちゃいましょう。


ちなみに当blogでは、引き続き「華と修羅」レビューはやってきますので、気に入った方は今後もご愛顧いただければ幸いです。それでは〜☆