扉絵キャッチコピー
「喝!!」
柱文
「百合子と父…。」
「どうする!!」
貴島子爵の「喝!!」は、先日亡くなられた大沢親分を偲んで…という訳じゃないんだろうな。たぶん。
自分の愛娘を、唐房家長男・新(新便器)と(政略)ケコーンさせようと企む貴島子爵。しかし娘の百合子の心は末弟の慎太郎にあるのでした。
「ハァ?慎太郎?アイツ三男じゃん。
あいつ頼りねーし、そんなのが跡継ぎになれるわけ無いじゃん。
ガタガタ言ってねーで、新便器とケコーンすりゃいいんだよぉ!」
とまあ、パパンの反応はこんなんなので、百合子は「私はお父様の玩具じゃねーんだよ、SHIT!」とぷりぷり怒っています。
しかし今日はパパンの誕生日。こんな日ぐらいは父娘仲良く晩餐を楽しもうじゃないか…。
という訳でその日の夜、パパンとメシを食べるつもりで、指定された高級レストランへやって来た百合子なんですが、そこに待ち受けていたのは、パパンではなく…なんと新便器でした。
「ご機嫌よう、貴島子爵から急用で行けなくなったと連絡を受けましてね
代わりに私が参った次第です」
なっ…何と言う白々しさだwwwww
勿論百合子がパパンから急用で行けなくなった事など、まったく聞かされていないのは言うまでもありません。
まんまとパパンと新便器にハメられた百合子は、気分を害して帰ろうとしますが、店に失礼だから一人でも店に残るんだい!と新便器が言い出したので、百合子は仕方なく一緒にメシを食う事にしました。
ちょwwww何この邪悪な笑みwwww
こうしてパパンの目論見どおり?新便器と食事をする事になった百合子ですが、その表情は仏頂面。コレではせっかくの美味しい食事も台無しです。
その事を新便器から指摘されると「目の前にテメーがいるからだよファック!!」と言わんばかりの表情でムッとする百合子に、ついつい笑いが込み上げてしまいます。
この前の夜会で、新便器が一方的に「百合子とケコーンするんだYO!」と婚約発表した事を根に持っている百合子は、新便器に謝罪を要求。
とは言えどうせ新便器が私なんぞに謝るハズなど…と思っていたら、新便器が突然立ち上がり、公衆の面前で頭を下げて、まさかの謝罪!!
自分に非が有った時は頭を下げる。「夜王」の聖也さんも柳直夜もそんなキャラでしたっけ。
「百合子ォォオオーーッ 君がッ 許すまで 謝るのをやめないッ!」 と言わんばかりに、公衆の面前で、頭を下げっぱなしの新便器に観念したのか、ついに百合子はこないだの非礼を許すのですが、その後見せた新便器スマイルに…。
(このような笑顔もするのね、今日の新様はいつもと違う…)
と、百合子はちょっと心を奪われ始めているようです。
表情と言動が合ってねえwwww
このシーンに置ける新便器の振舞いは「夜王」で言うところの、聖也さんとアミバ様を足して2で割ったような行動ですなあ。そのうち新便器が「この女…陥落(おち)た!!」とか言い出さないかドキドキしちゃいましたよ(w
一方の真智子たん。慎太郎に百合子からの返事の手紙を届けます。すると慎太郎が机に向かっているその後ろで、するすると着物を脱いでいく真智子。そして…!!
「どうか…どうか、抱いてくださいまし!
慎様の欲のままに…自由に…好きにされたいのです!」
まさかの据え膳展開キター!!
もう真智子たんがヒロインでいいよ。
気立ては良いし、一途だし…こんな娘に迫られたら、もう普通の野郎はもうたまらん(;´Д`)って事になるでしょうねえ。
新便器の肉便器化しちゃってるのがちょっと残念ですが。
ちなみに真智子たんがパイパン(アンダーヘアーが無い)のも、きっと新便器の趣味でしょう。ヤツならやりかねません(′・ω・`)
そう言えば、真智子たんが慎太郎に百合子からの手紙を渡す前、新便器は百合子の手紙を検閲していました(あんまり大したことが書いてなかったので、結局手紙に何も手を加えませんでしたが)。そして新便器は真智子たんに…。
「お前が慎太郎を口説くのは、一向にに構わんぞ
私が開き育てたこの体には、どんな男も抗えん
自信を持つがよい…」
着物の脇から手を通して、真智子たんのオパーイを愛撫する新便器。
まったく、なんというドエロ顔なのでしょう。
うーん。個人的には、百合子よりも真智子たんの方が、ヒロインというか、女性として魅力的だと思っちゃうのですが。どうなんでしょうねえ。
百合子がどうにもこうにも潔癖というか、お嬢様気質が強すぎて、イマイチ魅力が無いように見えちゃうのですよ。なんとなくですが。
これに対して真智子たんは、容姿も百合子と遜色なく、気立ても良く、慎太郎に尽くしまくりで、なおかつ肉便器として調教されたからアッチのテクも抜群。おいおい、まさに完璧超人じゃ無いかは(;´Д`)ハァハァ。
とは言え物語の展開上、このままではどう考えても慎太郎が百合子とくっつかないと話が進まなそうなのが悲しいところですね。
嗚呼、生まれてきた時代が悪過ぎたとしか言いようが無いですねえ。真智子たん(´・ω・) カワイソス。
もし慎太郎が真智子たんとくっついて、なおかつ唐房家の爵位を継ぐ事が出来るとするならば…。
慎太郎が、(たしか)国会議員である貴島子爵など問題にならないぐらいの、もっと強力なコネを持ったヤツと、仲良くなれば…。例えば「夜王」で言うところの、桃氏(歌舞伎町を影で牛耳る権力を持つ夜王の側近)クラスのヤツ。そういう連中とコネが出来れば、別に百合子とケコーンしなくても、十分爵位は継げそうなんですがねえ。
どっちにしろ、慎太郎が真智子たんに対して、どういうリアクションを取るのかが見ものです。
果たして真智子たんは、慎太郎の心と男根を締め付ける事が出来るのか!?次週に続く。