U−17テニス日本代表(高校生)の合宿に、全国大会でジャンプ読者を(いろいろな意味で)衝撃の渦に叩きこんだ、中学テニヌ界の猛者どもがやって来た!!
そんな中、U−17代表精神(メンタル)コーチの斉藤さんなる人物から、2人組を作るよう指示される中学生たち。しかしペアを作った後、その相手とシングルスで試合(負けた奴は脱落)をするように言われます。仲間・友人・ダブルスパートナーとの同士討ちを強要され、破れた25名はバスに乗せられ強制送還と思いきや…まさかの敗者復活展開!?
サバイバルマッチに敗れた中学テニヌ界の猛者ども25名。このまま合宿所からお帰りになるのかと思いきや、とある森で降ろされ、そして待ち受けていた斎藤コーチからこんなことを言われます。
「…ですが、勝ち残った方と差を広げられたくないと思った方のみ
この崖を登ってみてはいかがでしょうか」
斎藤コーチの後ろにそびえ立つのは、どう考えても、落ちたら即死確実な断崖絶壁。
こんな事を言われて、あっさりと帰るヤツなどいるはずも無く、みんなテニスそっちのけでひたすら断崖絶壁の崖をよじ登っていく敗者27名。
なぜか合宿を見に来ただけの財前と一氏も一緒に登ってますが、許斐先生的には「細けぇこたぁいいんだよ!」って事でしょう。たぶん
というわけで、前半部分はテニスと全く関係ない崖上り漫画になっております。予想外の展開に、一瞬「孤高の人」がSQに移籍したのかと思った。
あるいは「ドラゴンボール」でカリン塔に登るシーンを彷彿とさせるといいますか…って
ちょwwwお前ら自重しろwwwww
中央のブチャと右側のリチャードがピョンピョン飛ぶのはともかく、あんな巨体で軽々と崖の上を軽々と疾走できる田仁志様(左側)が凄ェ!!やっぱり動けるデブって素敵過ぎですね。かってんぐわぁーっ!!
でもって崖を登る途中、やっぱりといいますか、いろんなアクシデントがあるワケですが、中学テニヌ界の猛者どもは、基本みんな良い奴らばっかりですので(ザコ部員や指導者などはろくでもない奴が多いですけど)、彼らの心温まる友情シーンが多数垣間見れます。
たとえば、海堂は両腕を負傷しまともに登れない桃城をかついであげたりします。
あからさまにツンデレ化してるところが、なんかいいな(;´Д`)ハァハァ。
また、崖から落ちそうになった小春さん達を真田とタカさんが助けたり、その海堂が力尽きそうになったら、今度は仁王が「おい樺地…桃城を担いでやれ」と跡部様になりすましてKABAJIに桃城を担ぐよう命令したり…って、あれ?最後のは、なんか上手く説明できないけど、おかしい。明らかに何かがおかしいぞ(w
そしてついに崖の頂上まであと一息のところまで到着した、中学テニヌ界の猛者ども27名。その頂上では一体何が行われているのかというと…。
ちょwwwwwなんすかこれwwwww
もはや突っ込みどころが多すぎて、どこをどう突っ込んでいいかわかんなくなっちゃいますが、ええと、とりあえず、崖っぷちで大の字で広がってる人達は、ボールが崖下に落ちないよう、身体を張って受け止める役って事ですかね。
いずれにせよ、尋常じゃない光景です。
もしも死後の世界に「テニス地獄」なるものが存在するならば、まさしくこういう世界なんでしょうなあ。まったく、恐ろしいったらありゃしません。
そしてそのテニス地獄を仕切る男が、この裏コーチ・三船さん。
酒をガブ飲みしながら、ボールが取れなかった高校生たちをしごいているその雄姿。なんだか「キャプテン翼」の吉良監督(日向のサッカーの師匠で、荒波に重いブラックボールを蹴らせる練習させたりと、色々とムチャな人)を彷彿とさせます。このオッサンも、なんかいかにも精神論が大好きそうって感じですな。wktkが止まりません。
…と思ってたら案の定、しょっぱなから、球拾いをさせて時間内に間に合わなかった事に腹を立てると、突然ボールの入った箱を自分で蹴っ飛ばして、ボールを崖下にブチ撒けます。そして
「1秒遅れたぞクズ共!!ボール落ちた、全員で取って来い」
な…なんという外道!!
鬼コーチとか、そんな次元を超越した、間違い無くキ○ガイじみたオッサンです。
そもそも「裏コーチ」とか名乗ってる時点でロクなヤツじゃ無いんだろうなあとは思ってたけど(w
この様子じゃ、来月はこのキチ●イコーチから色々とムチャなしごかれ方をして(たぶん最後のページで急に目立ってたリチャードが真っ先に犠牲になりそうな予感)、とんでもないテニヌ地獄を見せ付けてくれそうです。いいですねえ。なんだかワクワクしてきます。
そしておそらく、この修行?を終えた越前たちの中から、ラケットを遠くにブン投げた後、そのラケットに飛び乗って移動する輩が出てきそうな予感…って、それなんて桃白白?