女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。
三重県のド田舎にある世界に3台しかない幻のウルフカウンタックを持つ株長者の元引きこもり神谷聖(暗井くん)のお婆ちゃんが危篤状態だと知り、暗井くん達は名古屋の病院までウルフカウンタックで高速をカッ飛ばしていたら、スピードの出し過ぎで警察こと無敵の国家権力様にとっ捕まってしまいました。運転を変わった舜は、タイムロスをカバーすべく、よせばいいのに再び爆走!!警官(ポリ)の奔田(ホンダ)さんも、敢えて赤灯とサイレンを使わず実力でとっ捕まえるという、まさに国家権力に反抗するような展開に。なんというロック!!
暗井くんのお婆ちゃんのいる病院へと爆走するウルフカウンタック。それをとっ捕まえるべく、ハイビームで追いかけるフェアレディZ。互いに譲れぬ走りを見せますが…舜の操るウルフカウンタックが徐々に引き離していきます。追いかけるパトカー・フェアレディZのメーターはもう振り切っており、大ピーンチ。
「このままではカウンタックに逃げられてしまいます!!
赤色灯を点灯して、こちらの存在を知らせます!!」
「クソォ!!」と実力でとっ捕まえたかった奔田さんは悔しがりますが、このままおめおめと逃げられたんじゃあ無敵の国家権力様の誇りに傷が付くというもの。
…ということで、やむなく警官(ポリ)達は赤灯&サイレンを使用するのです。
ちょwwwwだったら初めからやっとけよお前らwwww
もうね。あまりにも後手に回りすぎです。これじゃハイビームつけて接近した意味ねーじゃんか(w
「おとなしく路肩に止まっとけ、クソッタレー!!」と、完全に開き直ったパトカー。自分達を追いかけてた正体不明のクルマの正体が、さっきのパトカーだと知った暗井くんは「クソォ…やられた!」と無念さをにじませ観念しますが、運転する舜はあくまでも強気です。
「パトカー!?赤灯!?サイレン!?スピード違反!?そんなものは見えやしねー!!」
と言わんばかりにさらに加速。もう完全にパトカー振り切る気マンマンです。
「大丈夫!一生の後悔なんてさせやしないよ!!」
パトカーをブッちぎりながらビシッとキメる舜カコ(・∀・)イイ!!
とはいえ、オービスに引っかかったり、仲間のパトカー呼ばれて前を塞がれたりしたら、アウトー!!な事には変わらないんですけどね。
ただでさえ、世界に3台しかないウルフカウンタックでこんなムチャをやらかしている時点で、身元特定される可能性大なのに…。
まあ、それが「ロック」という事なのでしょう。仕方ないですね。つづく。
巻末コメント
Q: なってみたい「一日○○」は?
A:一日ボルト。世界一の速さで疾走してみたいです。