オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となります。しかし、二人が抜けた後のロミオの事などまったく考えて無かった遼介でしたが、運よく翼(イカロス翼、本名:石川耕三)がロミオに帰って来てくれて、「壮行会」では皆からいろんなプレゼントまでもらっちゃって、まさに大ラッキー!!な、遼介なのでした。
…ついに大阪へやってきた遼介。まずは建設中のロミオ2号店を修さんとともに訪れます。ちなみに遼介が大阪を訪れるのは、高校の修学旅行の時以来で、ほとんど初めて同然…とのこと。
あれ?でもそうなると2号店の下見や内装工事、現地でのホストとスタッフ調達とか、酒の手配とか、その編はいったいどうなってるんだYO〜?
と思ってしまいますがそこはご心配なく。そういったしち面倒くさい事は、ぜ〜んぶ修さんがやってくれました!!
…って、全部丸投げかよ!!
自分の店だって言うのに、面倒な事は全部人任せとは、なんて無責任過ぎるヤツなんだ遼介(w
さてそのロミオ2号店。内装は完全に出来上がっていて、その中身は「歌舞伎町店と同じコンセプトで…」というオーナーの意向により、本家ロミオにソックリになっています。
まあ、ソックリっていうか、ほぼ同じコピーです。コピーする手間が省けて良かったね、井上先生!!
そして遼介たちはここで、修さんの後輩ホストで、開店準備の手配を手伝ってくれたタクマという人物とご対面。
やたらと張ったエラが特徴的過ぎる(心なしかTOKIOの城島茂に雰囲気が似てるような気も)タクマですが、タダでさえ見た目が30代後半くらいと老けて見える上に、一人称が「わて」だったり、他にも「でんがな」「〜でおま!」「〜さかい 」など、口調までオッサンくさいです。
なんというか、リアルじゃ無い関西弁だこと…。
うーん。おそらくこのあたりのセンスのズレは、原作者の倉科先生(栃木県出身)の影響によるものだと思われます(ちなみに井上先生は滋賀県出身)。
まあでも「パンおいしいねん!」とか言わなかっただけマシだと考えましょう(′・ω・`)
さて、3人揃ったところで「まずは大阪という街の事を知りたい」という遼介のリクエストにより、タクマをガイド役にして、道頓堀や通天閣に足を運んで、たこ焼きを食べたり串揚げを食べたり…って、お前ら食ってばっかりかい(w
余談ですが、285ページの最後のコマで、修さんが物凄く不味そうなツラでたこ焼きを食ってて大爆笑。
さて、ひとしきり大阪観光を終えたところで、なんだか女性が数人の男に絡まれてるところを目撃したので、助けに入ろうとする遼介と修さんですが
「横から出て来んどって!
女やからって舐めてたら
キンタマひっこ抜いたるさかいなっ!!」
なんだか、いきなりとんでもない洗礼を浴びせらたところで、つづく。
たぶん、いずれこの女がロミオ2号店の常連客になるんでしょうねえ。遼介のラッキマンパワーとかによって(w