オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となりますが、その大阪では今までのように上手くはいかず、挙句の果てには修さんが修派立ち上げを宣言し、まさかの反逆。
その後遼介は店に来なくなったホステスに再度店に来てもらう様謝りに行き、そこで再開したカリスマホステスの美憂(キンタマ女)からなんかヒントを得た模様。その頃修派の皆さんはフグ料理屋で舌鼓を打っていましたとさ。
「いいか、今日からロミオの売り上げを、俺達が伸ばすんだ!
そして俺達の派がロミオの中心勢力になる!そのためには営業だ!!」
修さんの号令のもと、ついに本格始動し始めた修派。まずは彼らが持ってきた、学生時代の卒業アルバムを引っ張り出して、同級生たちに片っ端から電話をかけまくり、客を呼ぶ作戦に打って出ます。
「あ、松本の直ちゃん、俺、2年の時同じクラスだった小澤やけど…」
「そう、今ホストやっとんねん」
「そんでな…一度店に来てみいひんかと思てな」
もはやなりふり構わぬ大作戦です。ですが、ここで「チェス盤をひっくり返して」電話を受けた女性の立場から考えると…。
親しい間柄だった友達ならまだしも、全然親しくもない「学生時代の同級生」から急に電話かかってきて 、いきなり「ホストクラブ来いYO!!」なんて誘われても…。不審がって逆に来ないのではと思うんですが!!どっかの宗教団体が、セミナーと称して入信勧誘してるんじゃあるまいし(′・ω・`)
しかし「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」なのか、それでもそれなりに繁盛する修派の皆さん。めぼしいホストはみんな修派に流れて行き、残ったホストは味噌っかすばかり。どう見ても遼介大ピーンチ!!なのですが、ここで立ちあがったのが、店内で2度ケンカ騒ぎを起こし、謹慎から帰って来た、ヒデとカズの2人。
2人は争い合う事をやめ「俺達が遼介さんを支えるんやー!!」と歴史的和解(自称)をし、巻き返しをはかります。
「今まではいがみあってたからマイナスやったが
俺達が手を組みゃ、その力は足し算やない…三倍・四倍の掛け算や!!」
えーと。それなんてウォーズマン?
…まあ、店に客が来なくなった原因のひとつは、お前らが店内でケンカしたなんだけどな(′・ω・`)
タクマからも「お前ら自分のこと棚に上げて…」などと思いっきりツッコマれてて何だか泣けてきますが、回想シーンのタクマのツラが、何コマか不自然にイケメン化してるのが妙に気になります。
もしかしたらタクマは、某怪盗Xさんみたいな、顔がコロコロ変わる変異細胞の持ち主なのか?
まあ、ここで、トラブルメーカーだった奴らが八面六臂の大活躍!!というのは、ベタベタだけど悪くない熱い展開。これは面白くなるぞ。
この時は読んでてそう思ったんですけど…この期待は見事に裏切られるのでした。いい意味でも悪い意味でも(w
ある日。修派のホストのひとりが女性客を車で送ってあげようと、愛車の待つ駐車場へ向かうと…。
ちょwwwwなんだこれwwww
なんと車には「これぞ痛車」「3流ホストのくるま」などと、スプレーによる生々しい落書きが!!
普通「痛車」って言ったら
このような可愛らしい「おにゃのこ」の絵が貼り付けられた車のハズなんですけど、井上先生の手にかかると、痛車はああなるのか!!恐るべし夜王クオリティ(′・ω・`)
でもここまであからさまだと、むしろこんな事を書いたヤツの方が「痛い」んじゃないのかと(w
こんな外見じゃとても女性客なんて送迎できません。愛車の持ち主のホストが女性客に謝っていると、絶妙なタイミングでヒデとカズが登場!!
「ギャハハハハ何やその車!!日頃の行いが悪いからそんな目に遭うんや!!」
「天罰やな、お天道さんはちゃんと見てはんねん!!」
ここで壮絶な煽りタイム!!まあミスリードの可能性も無くは有りませんが、このホストが車で女性客を送るわーなどと言ってた時に、ヒデとカズが怪しげな動きを見せてるので…まあ九分九厘コイツ等の仕業だと思われるんですが…。
これはどう見てもルール違反だろ…。もはや「すんませんでしたあっ!!」と言って許して貰えるレベルをはるかに超えています。やっぱり修さんの言う通り、コイツ等はとっととクビにするべきだったんじゃ…。
やっぱり修さんのが何もかも正しいじゃないか!!もう遼介涙目。
まあいずれはヒデとカズの悪事もバレるだろうから、それを知った遼介がどのように「ウオォォォーッ!!」と鉄拳制裁を加えるのか、いまから楽しみでなりませんね。つづく。