今週の夜王 第255話 「浄化作戦」

 遼介はエリート刑事の霧崎京一郎(肉便器)の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
 そして事件の黒幕「ドンファンの一ノ瀬優」(黒幕)は、設立された「歌舞伎町ホスト評議会」内でも密かに暗躍。Silverのイケメン店長古田さん(文房具屋@彼岸島)をシャブ漬けに陥れたりと、確実に魔手を広げています。
 そんな中、今週は肉便器が動く…!?



 初めに言っておきましょう。今週は間違いなく「ネ申回」です。
 扉絵から最終ページ、果ては井上先生の巻末コメントまで、余す事なく爆笑できます。
 立ち読みするヤツは気を付けろ、その場で吹き出すと、周囲に変な人だと思われちゃうぞ!!



 今週は巻頭カラー。扉絵はコミックス21巻の表紙にもなった、あの「肉便器のツラ」です。



相変わらず破壊力の高いこの肉便器のツラに「悪戯(イタズラ)はその辺にしておけ。」というアオリ文。


本気です。今週は井上先生も、そして編集者も、本気で読者を笑い殺しさせる気満々です。



そんなこんなで本編。突如遼介の前に秀樹の女であるマリアが現れ、ゆっくり話がしたいから今度店に行くYO!ともちかけてきます。


 しかしこの女性、何故マリアって名前なのか、ずっと気になっていたのですが、なるほど。「ぷっすま」にて草●剛と競演してる、ユースケ・サンタ“マリア”とかけていたのか。やるなあ。


でまあ、それだけ言って別れたマリアは遼介に対し、見ず知らずの自分にこんな優しい言葉をかけてくれるなんて…という印象を抱いたものの。


「でも…ゴメンなさい遼介さん…
私と秀樹のために犠牲になってもらうわ…!!」





(((( ;゜Д゜)))


怖い…このツラは本気で怖すぎます。まるでどっかのホラー漫画並みのクオリティ。恐るべし。



 同じ頃、歌舞伎町の路地裏では、帽子を深くかぶった気の弱そうな男性が、売人からシャブを買おうとしています。
 しかしこれはおとり捜査で、気弱そうな男の正体は…なんと私服姿の肉便器!!本性を現すとそのまま一気に売人に手錠をかけてタイーホ。着々と売人を捕まえているようです。


 凄いなあ肉便器は。カッコよすぎ。自らおとり役を買って出てシャブの摘発を進めるとは、キャリア刑事のクセにとんでもない現場主義!!
ハッキリ言って、ただのラッキーマンな遼介よりも、よっぽどコイツの方が主人公らしい活躍をしています(w


 でも、肉便器の私服のセンスが、致命的にダサいのがなんだかなあ。やっぱりヘアースタイルがそのままなのがいけないのか!?





 しかし、こんなあからさまなおとり捜査を堂々とやってんのが本庁にバレたら、俺達クビになっちゃうYO!と藤田刑事が心配をしていますが、そこはノープロブレム。
 どうやら肉便器は事前に本庁のある人(たぶんコピー顔の五島次長あたり)に事前に根回しをしてたみたいなので、大丈夫だZE!との事。


 法を捻じ曲げても悪を取り閉まる肉便器の執念に恐ろしい子!!」とおののく藤田刑事なんですが…。




ちょwwwwお前誰だよwww


一瞬誰だか本気で分かりませんでした。


まったく、マリアといい藤田刑事といい、扉絵の肉便器といい、今週は顔芸連発しすぎ。
今週の扉絵のアオリ文「悪戯(イタズラ)はその辺にしておけ。」を、井上先生に言ってやりたい気分です(w



そして最後は肉便器の高笑いで、今週は締めくくりとなります。


「目には目を、汚物には汚いやり方を…だ!!
ゲハッゲハッ ゲハハハハハ…!」


夜の歌舞伎町にこだまする、肉便器の下品な笑い声。
やっぱりコイツは、陵辱系エロゲーのやり過ぎだ(′・ω・`)


しかしこの最終ページは、背景とセリフの吹き出しだけしか描かれていないのに、ものすごく破壊力のあるコマです。
肉便器の言語能力の高さには、もう言葉も有りませんぜ。



なお、いつもは巻末コメントは載せないんですが、今週はあまりにも秀逸だったので、特別に掲載。



巻末コメント
Q: 「自分がかっこいい!!と思った瞬間は?」
A: いい絵を仕上げた時ですね。(井上)


ちょwww「絵」は「コピー」の間違いじゃないんですか井上先生!!