今週の夜王 第232話「警察と夜王」

 とあるキャバクラ嬢が浴槽で手首を切った死体として発見。その死体に「生きてりゃこの俺の肉便器になる機会が…」などと、衝撃的発言をぶちまけたエリート刑事の霧崎(肉便器)の手によって、なぜか遼介はタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、何者かの圧力によって釈放。遼介は「あんた達の面子をブッ潰してやるよ(゚Д゚)ゴルァ!」と肉便器にブチ切れるのでした。



釈放された遼介がロミオに戻ってきました。
考え込んでばっかりで、結局は何もしていないオーナーに、現状をいろいろと報告。
しかしこの場面、遼介がオーナーに根性焼きをわざわざ見せ付けている理由がさっぱりわかりません。


実は根性焼きされて嬉しかったのか!?



 そして、黒幕を自分の手で暴く!と意気込む遼介に、オーナーは
「黒幕暴くのは勝手だけど、店にはちゃんと出ろよ」と言ってます。


一見すると「オーナー、マジ外道!!」とも取れる発言ですけど
よくよく思い返したら、中国マフィアの抗争の時も、女衒の零(アミバ様)の手から梨佳(高橋先輩の彼女のアフォ女)を奪い返す時も、
平気で店をほっぽりだしてたもんなあ。むしろ今までが甘すぎたのか。


店側からしてみれば、さすがにNO.1ホストが3回も店ほっぽりだしてちゃ、シャレになりませんから
これはむしろ当然の主張か。なるほど、納得した(w


最後にオーナーは「修や卓也がいつものBARで待ってるから行ってやれ」と発言。


…アレ?、こいつら行きつけのバーなんてあったっけ?四天王の「KENY’S」じゃあるまいし(w
ああそうか、店の名前が「いつもの」なのか…って、それなんて「里見の謎」?



 その頃、肉便器と藤田(森元総理似)は、パトカーでどっかに移動中。肉便器は遼介の釈放命令に納得が行かないようで、ぶ然としています。


肉便器を派遣した本庁は、都知事の方針に同調して、歌舞伎町に群がるゴミを浄化しようとしているのですが、本庁にはその浄化作戦に異を唱える者…「ホストは必要悪」だと考える人もいて、遼介はそういった者の差し金で釈放されたのでは…と睨んでいるようです。


「ああ…だが俺はそんな考えは認めねえぞ!!
ホストなんて人種は、女を騙し
喰い物にするダニだ…唾棄すべき存在だ!!」


今週も肉便器節が全開!!


 しかしどうしてに肉便器はこんなにもホストを憎んでいるのだろう。なんか辛い過去でもあったんか。



「俺は絶対、奴を刑務所にブチ込んでやる!
そして、警察内部とも繋がってる
“黒い権力”の実態を、この手で暴いてやる!!」


このセリフを口にしている肉便器の表情が大変素晴らしいのですが、内心では


「浄化作戦が成功すれば、俺のキャリアに弾みがつくぜ、グヒヒ」


という上昇志向というか、汚い心の内も見せており、なんだか笑えます。



さて、遼介は修さんたちの元へ向かおうとロミオを出たところで、愛夢とバッタリ。
愛夢に自分がタイーホされたことを話すと、夜王が裏で警察を動かして遼介を釈放させたこと、そして自分が夜王の娘であることを、あっさりとカミングアウトしてしまいます。


おいおい、そんな簡単にバラしちゃっていいのか、アンタ(w



 でも、夜王に警察を動かすほどの力があるんだったら、夜王が今回の事件の黒幕を暴いてくれりゃいんじゃね?


…という気もするのですが、愛夢いわく、夜王は影からこの街を見守る存在であり、これ以上でしゃばると、都知事とか警察などと全面戦争に発展しかねないから、ソレは無理!!とのこと。


まあ、それはそれで見てみたい気もするけどなあ。きっと石原慎太郎をコピーしたツラの都知事が出て来て、面白そうだし(w



というわけで、今回は夜王が助けたけど、2度は助けられないから、おとなしくしときなさいよと愛夢は警告するんですが、遼介がそんな忠告なんて聞くはずがありません。


「……俺、この街が好きですから…
夜王が…愛夢さんのお父さんが動かないなら…
俺が動きます!この街を守るために…」


要約すると、根性焼きされたのがよっぽど悔しかったと(ry



さあ、はたしてどうなることやら。来週はなんか四天王があれこれやるみたいですけど…つづく。