今週の夜王 第263話 「疑惑の目」

 遼介はエリート刑事の霧崎京一郎(肉便器)の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。その肉便器が覆面の皆さんに襲われてダウンしたので、遼介は肉便器の部下である藤田刑事と手を組んで、自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
 手始めにダンディクラブに乗り込んだ遼介はハッタリかまして揺さぶりをかけますが、これによって自分達の尻尾がつかまれたとカン違いしたドンファンの一ノ瀬優(黒幕)が、本気で遼介を潰しにかかる…!!



 遼介がダンディクラブでハッタリをかました際、藤田刑事は連中の中に、シャブをやっている人間が何人かいた事を見抜いたと明かしています。
 おお、先週はただボーっと突っ立っていたわけじゃなかったのか。さすがだ、だてに刑事やってないぜ!!


 しかし、遼介がダンディクラブでハッタリをかました直後を皮切りに、ホストが覆面の皆さんに襲撃され、フルボッコにされる事件が続発。襲われているのは「歌舞伎町ホスト評議会」に所属する店のホストばっかりであり、いつの間にやら「この事件って、遼介どもの仕業じゃね?」などという悪評が広がりはじめてしまいます。



 このままじゃ(店的にも)大ピーンチ!!ということで、遼介と藤田刑事は自ら囮となって、襲撃犯をおびき寄せるため、歌舞伎町の街をブラブラします。


 すると神社の境内で、ホストらしき人物が覆面の皆さんに襲われているところを目撃。襲われているのは…なんと、「Silver」のイケメン店長古田さん(文房具屋の息子)!!


 遼介は早速文房具屋を救出するんですが、助けられて起き上がった文房具屋の目が「ギラリ!!」と怪しく光ると…なんと後ろから包丁で、遼介のわき腹をブスリ!!



「ありがとよ…俺のために犠牲になってくれて」




文房具屋、まさかの大活躍!!


まあ、遼介は常人離れした回復力を持っていますので、この程度の刺し傷、来週あたりには完治してそうですけど(w



しかし、いつの間にか包丁を隠し持っていただなんて、なんて用意がいいんだ文房具屋。
これじゃ本家彼岸島」の西山(文房具屋の息子)とまったく同じじゃないか!!

もしも「何でこんな物(包丁)持ってんの?」と質問されたならば、古田さんは一秒のためらいも無く、こう答える事でしょう。


「聞くな!俺は文房具屋だ」 と。


この分だとそのうち、地雷とか爆弾とかも平気で出して来そうだ。なんたって「文房具屋の息子」だしな(w



そう言えば「夜王」と同じくネタ漫画として評価の高い?ヤングマガジンで連載中の「彼岸島」が、このたび日韓合同で映画化される…ようです。


そして、このタイミングで「夜王」内で、文房具屋の息子である古田さんを活躍させるとは、これはまさか…。


同じネタ漫画として「彼岸島」に対する、井上先生からの「映画化おめでとう」というメッセージなのか!?



深ェ!!こいつは心憎い演出だぜ、井上先生!!