TVアニメ ひぐらしのなく頃に解 第15話 「祭囃し編 其の弐「蠢き」

「さあ、狙え、殺せ!!私を天に連れて行け!!
だがもし、殺し損ねたら…
私の運命をひっくり返してみろーっ!!」


降りしきる雨の中、施設を脱走中、己の不幸な運命を呪ったタカノンは、天に向かって叫びます。、そう、これは神様と壮大な“賭け”…。


そして雷は…タカノンの近くの木には命中しましたが、タカノン自身はまったくの無傷。


「勝った…私が勝った…!!
さあ神様、私を救い出して…!!私は賭けに勝ったんだから…!!」


 “賭け”に勝利し、叫ぶタカノンですけど、だからといって、すぐさま何かが変わるわけでも無し。

 やっぱり神様なんていないんだ…と思ってた矢先、ちょっと歩いたところで一台の電話ボックスを発見。

 それにしても、電話ボックスのある場所が不自然に見えちゃうのは自分だけ?



 まるで何かに誘われるように(まあ外は雨が降ってるし)中に入ります。密閉された電話ボックスの温もりに「あったかい…」と安心するタカノンが泣けて来る・゚・(ノД‘)・゚・


 するとタカノンはある事に気付きます。電話ボックス内には、1枚の10円玉が!!それはまるで、神様が与えて暮れた小さな奇跡…なのか!?
 そして同時に、死ぬ前に言い残したパパンの言葉を思い出します。そう、たしかにあの時パパンは言っていた。自分達が死んだら頼る存在として“高野一二三”という人物の名前と…その人物の電話番号を!!


 この2つが揃えば、助けを呼べる!!タカノンは記憶を思い起こし、ゆっくりと電話番号を入力。すると…確かに繋がった!!そして電話先の相手は、高野一二三本人!!


 この後タカノンと一二三先生の会話シーンが続くんですが…なんだかずいぶん会話してます。10円玉一枚なのに、良く持つなあという位に(汗)


 しかしタカノンが一二三先生に「私を助けてください!!」と叫ぼうとしたところで、10円玉が切れて、通話終了。やがて追っ手にも見つかって、タカノンは再び施設へ逆戻りです。


 戻ってきた施設内では、同じように脱走を試みて、捕まった女の子達と思われる悲鳴と、酷い虐待を想像できる暴言と痛々しい音が響き渡り、タカノンは、先週指を噛んだ男に連れられて、トイレへ。

 なんだか「アッ――!!」を連想してしまって、いけねえなあ(w


 そして男に胸ぐらを捕まれ、首を締められるタカノン。ああ、彼女の運命もそれまでか…と思ったその時。



 タカノンは施設を訪れた一二三先生に保護され、堂々と施設を出るコトが出来たのでした。
 それにしても一二三先生、動きが早いのもそうですけど、見つけるの早過ぎ。一体どんな方法を使ったんだろう。謎だ(w



 …こうして一二三先生に救われたタカノンは、「美代子」から「三四」と名乗るようになり、一二三“おじいちゃん”の研究のお手伝いをしながら、幸せいっぱいの毎日を過ごします。
でも、あんまり夜遅くまで手伝っているので、もう寝なさいと諭されると…。


「平気、まだ眠くないの!
大丈夫、終わったらちゃんと寝る!だから続きをさせて…
今はこれくらいしかお手伝い出来ないけど…
でも、将来はいっぱいいっぱい勉強して
おじいちゃんを、もっともっと助けてあげられるようになるからね!」


 



タカノン超いい子過ぎ(;´Д`)ハァハァ


 まあ、一二三おじいちゃんは命の恩人なのだから、これくらい尽くしても尽くし足りないってことでしょうか。
 先週も書きましたが、こんなおじいちゃん思いのとってもいい子が、数十年後には村人2千人をSATSUGAIしちまうんですから、まったく世の中は怖いですねえ(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。



 そんな一二三おじいちゃんが熱心に取り組んでいたのが、雛見沢症候群の研究。親友である小泉のおじいちゃんの計らいで、その研究成果を教授達が見てくれるということになりました。


教授たちにおじいちゃんの研究の成果が認められれば…!!と、タカノンは大喜び。一二三おじいちゃんも張り切るんですが…。


 自宅に招かれた教授たちは、一二三おじいちゃんの研究レポートをボロクソにけなし、あざ笑い、否定。せっかくのアピールは徒労に終わってしまいます。
 まあこれは、一二三おじいちゃんの研究を支持していた小泉のおじいちゃんが、上から圧力をかけらたから…ってのが背景にあるのですが…そんな事実を一二三おじいちゃん達は知る由もありません。


 おまけに教授どもは帰るとき、せっかく作ったレポートを踏みつけやがります。まさに外道!!
 思わずタカノンはその教授の足をつかんで…。


「踏まないで!!踏まないで!!
おじいちゃんが頑張って書いたんだから
足で踏んだりしないで!!」


 



ウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・


この「踏まないでぇ!!」のシーンは、もうちょっと悲愴感が欲しかったなあという気がしますが、タカノンが部屋から出た後、一人すすり泣く一二三おじいちゃんが哀れすぎて泣ける・゚・(ノД‘)・゚・



(…それは、小さな胸に宿る、大きな決意…
人の命が地球より重いなら、私の小さな決意は、地球よりも重い…
願いを成就し、望む未来を紡ぐ力…
紡がれる糸の強さは、意思の強さ…!!
気高く強き願いは、必ず現実となる…!!)



 その日から、タカノンは必死で猛勉強。そして、一流大学を首席で卒業して、政界、経済界に影響力を持つ人達が名を連ねる(ちなみに小泉のおじいちゃんも会員です)同窓会組織に入る事に成功します。


 絶対的な学歴と強大なコネ…それは、一二三おじいちゃんが持ち合わせていなかったもの。タカノンはそれを手に入れたのです。
 なんという努力家!!梨花ちゃまも少しは見習った方がいいかもしれないな(w


 そう、全ては大好きなおじいちゃんの研究を受け継ぎ、そして、大好きなおじいちゃんの研究を世に認めさせ、神として未来永劫その名を残すため…。


「私の絶対の意思が、絶対の未来を紡ぎ出す…
誰にも邪魔できない、誰にも覆せない、運命すらも私が決める…!!
挫けぬ、絶対の意思で…!!」


 なるほど、タカノンの心の中には、ここまでの決意があったのかーというところで、つづく…と思いきや、おやおや?まだ続きがあるぞ。
 なんか「祭囃し編」に入ってから、ED後になんかCパートみないなのが毎回入ってますなあ。




 古手神社にお参りにやって来たタカノン。基本的にタカノンは神様なんて信じないタイプなんですが…。


「あの時の10円玉がなかったら…それだけは、あなたに感謝するわ…」


 そう。あの時、電話ボックスに10円玉が無かったら、一二三おじいちゃんと連絡が取れなくて、今の自分は無かった…。その借りを返すかのように賽銭箱に10円玉を投げ入れようとしますが…なんと、10円玉は空中で静止し、はね返って来たではありませんか!!


 そして…ここでまさかの羽入たん登場!!梨花ちゃまにしか見えないはずなのに、どうやら今のタカノンには羽入たんが見えている様子。なんでなのか、その編がイマイチ良く分かりませんが…そんなことより。


 



羽入たんがおっかねえええ!


タカノンに向けてものすごいガンを飛ばしてます。


「…あなたがここの神様ね?」
「僕はようやく分かりましたのです…
何度繰り返しても決して覆せぬこの運命は
あなたの強固な意思の力ゆえ…
僕はあなたに負けない!!
僕達は、あなたの意思の強さに負けないのです!!」


メンチ切ってる羽入たんが、あまりにもカッコ良過ぎなんですが、対峙するタカノンは、羽入たん…オヤシロさまを前にしても、聖帝サウザーばりに「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」!!


「あっはははは!!結構!!かかっておいでなさい!!
どちらの想いが強いか見せてやる!!
私は私の未来を一歩も譲らない!!
間抜けなガキめ!!
貴様を神の座から引きずり降ろしてやる!!」


 果たして、このままタカノンが神となるのか、それとも羽入たん達の意思がその野望を打ち砕くのか!?


…まあ、今までほとんど負けてるんだけどな(w




次回予告だけんね、このダラズが!!




はきゅーん!!あ、それは「きこうでんみさ」た(w