遼介と新人ホストの翼(イカロス翼)は、どっちがロミオのNO.1になれるかを競うことになりました。今まで派閥のため自分の信念を押し殺してきた遼介ですが、困ってる女性を見捨てられないとついに遼介が大爆発。そんな遼介を修さんたちは最後まで支えてやる事を宣言。バラバラになりそうだった遼介派はふたたび団結を見せるようになりました。
そんな中、ふたたび「歌舞伎町の女王」と呼ばれる日本一のキャバクラ嬢・愛夢が来店してきて…。
久しぶりに現れた歌舞伎町の女王。愛夢はこの間遼介がしょぼくれた顔をして歌舞伎町の街を歩いているところを目撃したので、元気付けてあげようと思って来た…などと言ってます。しかし遼介は「もう迷いは吹っ切れた」と返答するのでした。
「そう…じゃ“毒”は飲めたのね?」
「ええ…愛夢さんが言っていたように…」
「へえ意外!そんなに簡単なことじゃないと思ってたけど…」
「…消化するのは無理でした
“毒”を飲んでみて分かったんです
自分のスタイルを捨ててトップを張るなんて
とてもじゃないけど出来ないって…
でもこんな俺でももし付いて来てくれる仲間がいるなら…
このスタイルでやり続けようって決めたんです…」
遼介はなんだかゴチャゴチャ言ってますけど、要するに「何にも変わっちゃいない」ってことです(w 開き直りとも取れる遼介の導き出した結論に、愛夢は「そんなんじゃ全然ダメよ!ガッカリだわ!!」と呆れ果てていますが…まあしょうがないよ。所詮ラッキーマンだから、コイツは(w
とはいえ女の子のハートはがっちりキャッチしているのは事実。愛夢もその点は認めてはいるようです。
(自分のスタイルを変えられないなら
自分の棲む世界のシステムを変えればいいのよ、遼介クン…
でも君にそこまでのパワーはあるかしら?
もしあるなら…あなたはこの歌舞伎町の…)
うーん、愛夢が何を考えているのかよく分からんなあ。どうでもいいけど愛夢の服はワンパターン(コピー)なので、次は違う服を着てくれ(w
さて、そんな愛夢が遼介と談笑してるのを苦虫を噛み潰した表情で眺めているのがイカロス翼。なんだか愛夢に個人的感情があるようですが、それ以前に遼介に愛夢がくっついてお金を落とされては勝負にならないので、ちょっかいを入れてきます。
しかしイカロス翼が執拗に愛夢に絡んでくるもんだから(2人の間に何かあるのか…?)と、修さんがなにやら勘付いた模様。まあ肝心の遼介はそんなこと全く気付いちゃいないみたいですけどね(w
そしてその日の閉店後。店長から今日一日の売上額が発表されます。イカロス翼が920万円に対し、遼介の売り上げは750万円。前日に引き続いて、この日も遼介は一日の売上額ではイカロス翼に負けたカタチとなりました。
続いて今月における売り上げ総額も「オーナーが発表しろと言ったから」ってことで発表。15日間という折り返しの時点で遼介が6350万円・イカロス翼が6520万円。差はほとんどありません。客の数では遼介の方に分がありますが、ここ最近の勢いや1人当たりの落とす額ではイカロス翼の方が上回っており、遼介はこのままではヤバイぜーということに。
どうでもいいけど、今週はやけに源太が出て来ているのがちょいと気になります。近々また覚醒してくれるのかなあ。最近の夜王はネタ漫画じゃなくなってきてるので、ここで一肌…いやいやフリチンでなんかやれ!!
その後、遼介・修さん・卓也(ヤムチャ)の3人で今後どうするか話し合うことに。3人とも押し黙ってますが、ここで修さんがある事を口にします。
「…遼介が有利な材料がこっちに一つある
この勝負の最終日は遼介の誕生日だ!!」
ホストにとって誕生日とは一年に一度の書き入れ時。去年の遼介の誕生日にもいろんな常連客が来てくれて、たった一日で2週間分の売り上げを記録したそうな。だから今年もそれくらい人が来てお金を落としてくれれば…。つーか、誕生日がこのタイミングで来るのは都合良過ぎにも程があるぞ(w
しかし、この話をまたしてもドア越しに盗み聞きしていたイカロス翼が遼介たちの前に現れて「この勝負の最終日…実はその日僕も誕生日なんですよ!」と言い出したもんだからさあ大変。果たして最終日はどうなってしまうのか?次週へつづく。
…っていうか、たぶんイカロス翼が同じ誕生日だと言い張ったのは、嘘っぱちだと思うんだ。もしこれが本当だったとしたら…原作付きの漫画としては、これってどうなのよって事になるぞ。都合良すぎて(w