「ひぐらしのなく頃に 宵越し編」


今日はせっかくの「にーにーの日」だから、今日は「ひぐらし」を取り上げるよー♪


先日ひぐらしのなく頃に 宵越し編を買ったのでその感想とか考察でも。


ちなみに一緒に買った「ひぐらしのなく頃に解 目明し編 1 (1)」の単行本は、まだ読んでいなかったりする(′・ω・`)


 「月刊Gファンタジー」にて連載中の、この「宵越し編」はコンプエースで連載してた「鬼曝し編」のように、原作とはちょいと違う外伝的な物語。

雛見沢大災害によって封鎖された雛見沢村。20数年ぶりに封鎖が解かれた廃村に、まるでなにかに導かれるようにして集まる人たちの身に怒ったこととは…という、そんなお話です。


 作画担当のみもり先生の絵柄は、他の作家さんとは一線を画しており、結構独特。でもそれが逆にミステリアスな雰囲気とマッチしてたりします。それに、やっぱり原作と違って先がわかんないってのがいいですね。想像力をかきたれられるっていうか。


 なお、コミックス第1巻の表紙を飾る、日本刀持って着物を着たおばちゃんが誰なのかが気になる方も多いでしょうが、敢えてここでは触れません。読んでからのお楽しみってことで。
もっとも、下のネタバレ考察コーナーでは思いっき(ry
(ちなみに本誌連載は読んでません、コミックス1巻のみ読んでの考察です)


・・・てなワケで、以下はネタバレ満載なので、気になる人は読まないように。




■□ ネタバレ考察コーナー ■□


●なんか乙部のケータイが人為的にぶっ壊れちゃってるけど。


ぶっ壊したのは乙部本人で間違いないかと。


103ページから106ページの「電池が切れかかってたんです」「僕のケータイ一本ならアンテナ立つかも」「警察に電話」のあたりは、十中八九演技でしょう。どうしてそんな事をしなきゃならんのか、理由がわかんないけど。

で、バレそうになったので(167ページ)、独りになる理由を作って、こっそりケータイを破壊したんじゃないかなあと予想。

うーん。少なくとも乙部は携帯に異常なまでの依存心があるのは間違いないんだけど、なんでなのかがわからない。あのケータイには人に見られると困る秘密でもあるのか、それともあのケータイをまるで自分の彼女のように愛してるのか?でも最後はぶっ壊れたしなあ(w


ちなみにその後182〜183ページで、荒川が「俺のケータイは壊されていない」などと言ってるのは、たぶんブラフ。事件とは全く関係がないと見た。


しっかしこの乙部、この漫画に出てくる誰よりも


不 審 な 行 動 取 り す ぎ ! !


これじゃいつ犯人扱いされてもおかしくないっていうか、むしろ犯人にされたがってるとしか思えません。

たまたま近くに魅音という、(他人様からすれば)外見・素性が怪しさ極まりない(しかも日本刀所持)おばちゃんがいるから目立たないだけであって(w

あと、173ページで何気なくメモらしき紙切れを落としているのも気になるよー。



●工くんをぶっ殺したのは誰?


犯人が外部の人間ではないとするならば、荒川と乙部・魅音が祭具殿に行っている間に殺されている以上、殺れるのは十和田たんしかいません。


冒頭および79〜80ページで十和田たんが工くんの暴力に脅えている描写があるので、原因はこれだと思われます。そんでもって雛見沢症候群のせいで変な幻覚を見ちゃって、そのままSATSUGAI…というところではないかと。

工くんの死体には首になんかヒモみたいなので締め殺されたような跡があります。十和田たんが持ってたつまみや酒の入ったビニール袋が凶器かな…かな?



●なんか車が消えたとかほざいてるんですが。


乙部がトイレに行こうと車を降りて、後ろを振り向いたら車が消えていた(63〜64ページ)。


乙部は「一瞬のスキに〜」とかほざいてますが、31〜32ページを読む限りだと、車を離れてから結構歩いているように見えます。だから「一瞬」ではない。大体便所行く程度で車にお辞儀なんかするか?ってのが引っかかったモノで。

解釈的には乙部が3人と別れたのか、それとも乙部を見捨てて車が走り去ったのか、どっちかだと思われます。


ちなみに芥川さん・マチちゃん・千秋さんの3人は、その後練炭自殺した…で間違いないでしょう。なんだか意味深げに「もうすぐ終わる」とか言ってたし。荒川が「車の中で練炭自殺してた人たち」を見つけたとか言ってたので、たぶん彼らの死体なのだと思われます(102ページ)。


十和田たんたちの乗ってた車がなくなっていた(146〜148ページ)


乙部は十和田たんのクルマにカギが指しっぱなしになってるのには気づいてたけど、魅音と一緒にいたので動かせないっぽい。動かせるとなると荒川だけになるけれど…人様の車をどっかに移動させて何のメリットがあるのかいまいち理解不能だし(w

 となると、ブレーキがちゃんとかかってなくて、勝手に車が動いちゃったという可能性はどうでしょうか。雨で道がぬかるんでたのでとかなら、いける…かもしれないけど、停めてあったところって平坦なんだよなあ(w 


分からん。コレは本当に分からん。羽入たんが車を運転できて動かしたとかは無しですよ!?



●ていうか着物のおばちゃんは本当に魅音


見た目が悟史きゅんにそっくりな乙部のツラを見た反応とか、古手神社に着いた時に部活メンバーの楽しかったころを思い出したりとか、87〜88ページの空気(からけ)の読めなさっぷりから見て、魅音本人なのは間違いないでしょう。

もしも詩音だったら、乙部のツラを見た時に違う反応を見せていた…ハズ。


たぶん今回は、最初魅音で出てきて、途中で実は詩音なんじゃねーのと言う伏線を張っておいて、実はやっぱり魅音でしたー♪…という路線じゃないかと思う。


そうなると学校大爆発あぼーんリストに載ってる魅音はどういうこっちゃと言う事になりますが、普通に考えたら「中の人が詩音でした」って考えるのが妥当。
うーん。でもそうなるとどうしてその時に入れ替わらないといけないのか?って疑問が沸いて来るんだよなー。むぅ。


いずれにせよ、このおばちゃんが魅音にしろ詩音にしろ、わかんないのは…彼女の「目的」。
祭具殿にある刀と巻物を手に入れて、いったいどうするつもりなのでしょうか。

まさかとは思うけど、刀と巻物を集めて呪文を唱えると、羽入たんが出てきて、死んだ人が生き返るとか…そんなんじゃないよね?だったらまず工くんを生き返らせないと(w



…まあココまでをまとめると、乙部と十和田たんがぶっちぎりで怪しいってことで(w

魅音は全くのシロ、荒川は事件とかかわりがあると見せて、実は全くの無関係であり、いろんな事実を無理やり結びつけ、こじつけで、みんなを驚き不安がらせる、いわばキバヤシ」ポジションのキャラじゃないかと思います。

ていうか、連載途中で死んじゃいそうというか、なんだかトミーと同じ臭いがするよ(w


それにしても「宵越し編」での亀田くん…メジャーリーガーになってたんだね(4ページ)。

個人的にはそれが一番嬉しかった(w