遼介と新人ホストの翼(イカロス翼)は、どっちがロミオのNO.1ホストになれるかを競うことになりました。ある日遼介と修さんはイカロス翼の客で売り掛けが払えずに故郷に帰ろうとしている綾乃さんに遭遇。遼介は彼女に「自分の口から感謝の気持ちを翼に伝えるべきだ」とアドバイスを送り、綾乃さんはその通りにイカロス翼に今まで有難うと伝えるのですが…イカロス翼のあまりにもビジネスライクな返答に、これまで毒を飲み続け、自分を抑えてきた遼介の怒りがついに爆発…!!
お前に一言物申ーす!というカタチで、イカロス翼に噛みついてきた遼介。留学費用を使わせて悪いとは思わないのかという遼介の主張に、サービスをした対価を受け取る権利があると譲らないイカロス翼。互いの主張は平行線のままです。
そして改めて綾乃さんに売り掛けを払えばあなたの話を聞いて上げますよと迫るイカロス翼。すると遼介は綾乃さんの売りかけを全部俺に付けてくれ!と言い出したもんだからさあ大変。イカロス翼もさすがにこれにはビックリしちゃうのですが…。
「フッフフフ…ハッハハハハ…
あんたが僕の売り掛けを払う!?正気ですか?
あなた英雄気取りですか?後ろを見た方がいい…
あなたが売り掛けを払うと言ったことで
遼介派のホストがどれだけあなたを失望したことか…」
後ろを振り返ると、たしかに修さんや卓也(ヤムチャ)たちがものすごーくおっかないツラして、遼介にガンを飛ばしています。
「ハッハハハ…あなたのやり方を通したけれは通せばいい!
だが遼介派の皆さんがソッポを向けば、あなたはそこで終わりだ!!
…それともここで勝負を捨てて、ロミオを辞めますか?」
イカロス翼の言うと折り、次の遼介の発言次第で、本当にそっぽを向きかねない勢いです。さあ遼介はなんと答えるのか。
「俺は…店を辞めても男を辞めることはできない!
女を泣かせっぱなしでホストなんかやれるか!」
うおお、なんだか遼介がものすごくカッコいい事を言っているぞ。まあ、正しいかどうかは別として。
結局イカロス翼は綾乃さんのお礼を受ける…というかわざと綾乃さんを抱き寄せキスをして印象を悪く指せるというカタチで落ち着き、自分の客の待つ席に帰ります。しかしその表情は苦虫を噛み潰したようなものに。それは遼介に対する敵意をむき出しにしたもの。
(……やることなすこと全て綺麗事ばかり…
遼介さん…俺はますますあんたが嫌いになったよ!)
ちなみに、そんな2人のやり取りのさなか、オーナーは何をしていたのか…って、いつも通りパイプ持った例のポージング(コピー)で遠くから眺めてるだけですか。やっぱりぜんぜん助けてねえぇぇぇぇ。
そして一方の遼介は…自分の派閥のホストたちに頭を下げていました。
「すまない…これが俺のできる事の全てだ!
みんなが期待していた的場遼介はこんな程度の人間です
これ以上でもこれ以下でもありません
こんなダメな人間だけど…いや、ダメな人間だからこそ、みんなの支えが必要です
こんな俺だけど、良ければ力を貸して下さい、頼みます!!」
しかし修さんは遼介に背中を向け、何も答えようとはしません。やっぱり遼介の行動に怒っているのか…?するとここでヤムチャが口を挟みます。
「修…お前が怒るのも分かる…
だが、お前は遼介がロミオに入ってきた時から
影に日向に遼介を支えてきた人間じゃないか…
“俺は遼介のおかげで日の目を見れた人間だ”っていつも言ってるじゃないか…
俺も遼介に拾われたおかげで、こうしてホストを続ける事が出来た…
なら、最後まで遼介の事支えてやろうぜ!
遼介がどんなにミスしようが、馬鹿な事をやろうが、見守り支えてやる…
それが派閥ってもんじゃないのか!!」
おお、なんだかヤムチャが派閥について熱く語っててカッコいいのですが、その前に…お前卓也派はどうしたwwww
あとお前はエロティカの女オーナーに「遼介を抜いてNO.1ホストになる」とか言ってたんじゃないのかと。まったく、とんだヘタレだぜ。
みんなが修さんの次の行動に注目する中、果たして修さんは…。
「たく…しょうがねえよなあ…
こういう馬鹿が俺たちの頭なんだからよ!!
卓也の言う通りだ!例えどういう状況になろうと
最後まで面倒見てやるぜ!」
うわー。修さんがすさまじいツンデレだ!!
それにしても。この編とかせっかくいい場面なのに、コピー顔連発で、修さん(′・ω・`)カワイソス
とくに背中を向けたところのコピーなんて、何回使いまわししてるんだよ。やりすぎだよ井上先生!!
こうして土壇場で結束を固めなおして遼介派。ところがココで唐突に「歌舞伎町の女王」愛夢がロミオに来店したからさあ大変。それにしても日本一のキャバクラ嬢のクセに、愛夢の着てる衣装がいつも一緒ってのはどういうことなんだろう。手抜きにも程があるぞ(w
…なお、今週一番の見どころは、本編ではなく、230ページのコレ!!
嗚呼、やっぱりアミバ様は偉大だなあ…。