TVアニメ ひぐらしのなく頃に解 第23話 祭囃し編 其の拾 「血戦」

ヤバい。トミーのテーマ「愛のイナズマ閃光」がすごく気になる。


「ひぐらしのなく頃に解」~character case book~Vol.2 鷹野三四Link富竹ジロウ
TVサントラ
Frontier Works Inc.(PLC)(M) (2008/01/16)
売り上げランキング: 1529

歌詞はこんな感じ。

ポッ・ポッ・ポッ・ピーン(時報の音)

光る汗とランニング
「緑のキャップもキュート!」
愛のために戦う漢
「こう見えても鍛えているんだよ!!」

富竹フラッシュ ダダッダーン
富竹フラッシュ シュシュッシュー
お前の相手はこの僕だー

明日のー朝日をー見てみーたーいー


( ゚д゚)ポカーン


コレをマジで歌ってしまう大川透さん(トミーの中の人)もすごいが
作詞した人はもっとすごいと思う(w




 小此木with山狗はあと一歩のところまで梨花ちゃま達を追い詰めるのですが、突如駆けつけた赤坂さんの「徹甲弾」ばりの大活躍によって、退散せざるをえないのでした。



 しかし山狗だって、やられっぱなしではいられません。いつまでも発信機の届かない地下に潜っている訳にはいかんだろうと読んでいたら、その読み通り、発信機の電波が裏山で察知されます。


これは梨花ちゃまたちが裏山から逃げ出すに違いねえ!今度は前のようには行かないぜー!!

とばかり、山狗は入江診療所に必要最低限の戦力を残し、総動員(ワゴン車5台&トラック1台)で裏山に向かいます。しかも今回はタカノン指揮を取ると言い出して、自ら参戦。もはや梨花ちゃまブッ殺す気満々です。

ところが、裏山には沙都子たんの仕掛けたトラップが満載であり、部活メンバーはそれらを駆使して迎え撃つ…わけなのです。


 うーん。このあたりのシーンなんですけど。

イリーの白衣に付いてた発信機は、今は梨花ちゃまが持ってます。
梨花ちゃま達を囮にして、詩音たちは手薄になった入江診療所に向かう作戦です。
裏山は、たまたま、昔から沙都子たんがトラップをいっぱい仕掛けていました。


この辺の説明描写がないので、なんだかひどく不自然な流れに…。
アニメしか見てない人は「何のこっちゃ?」と思う…かもしれません。



 さて、手薄になった入江診療所に乗り込んだ詩音・イリー・赤坂さん・葛西さんの四人。目指すは悟史きゅんとトミーの奪還です。
…って、こう書くと、なんだかトミーを助けるのが“ついで”に思えてきちゃうなあ。
梨花ちゃま達の勝利に欠かせないのは、悟史きゅんじゃ無くて、トミーの方なのに。なんだこの低い扱いは(w


 順調に診療所に残ってた山狗達をやっつけていくのですが、ちょっとした隙から警報装置を押されてしまいます。するとけたたましい警報音とともに…。


「全区画を閉鎖し、120秒後に鎮圧用ガスを自動散布します」


 という、じつに侵入者と視聴者に分かりやすい説明放送が流れます。
なんというユーザーフレンドリシステム!!


このままじゃ黙っててもガスでやられちゃうので、葛西さんは篭城している山狗2名に、スラッグ(破壊のみに特化したすごいショットガン)をぶっ放しながら、死にたくなければ警報装置を切るよう勧告。最初は丁寧語を使ってたんですが…。


「おい聞こえねえのかッッ!!
この葛西辰由がてめえらを生かしてやると言ってんだ!!
返事せんかいガキどもが!!
殺されてえか青二才!!
てめえらとは築いてきた屍の山が違うんじゃい!!
さっさと警報止めんかい、クソガキ!!」


 


葛西さんかっけー!!


脅しにビビった山狗が警報装置を止めると、「ご褒美です」とライフルで頭ぶっ叩いて気絶させる気配りも忘れません。さすがだ(w



そして診療所にいた山狗達を全員倒したので、詩音は一目散に、愛しの悟史きゅんの元へまっしぐら。
あ、途中でイリーがメイド・イン・ヘブンをやらかすシーンはカットです(w


 集中治療室で眠っている悟史きゅん。ところが今の彼はL5の末期症状で脳と心をやられていて、誰であろうと襲いかかる状態なので、外には出せない…とのこと。


「な…何それ…じゃあ…何?
悟史くんは…もう“むぅ”って言ってくれないの…?
私の頭をなでてくれないの…!?
なんで…どうして…!!」


 待ちに待った再開なのに、悲しい現実に泣き崩れる詩音。イリーは己の人生の全てを捧げてでも悟史きゅんを雛見沢へ連れ帰りますと誓うのですが、ここはもうちょっと熱く語って欲しかったなあ。


「お見舞いに…来てもいいですか…?
彼の脇に座ったり…本を読んであげたりしていいですか…?
それから…それから…!!」


 



 この直後に悟史きゅんが涙を見せるシーンは、ナイス演出!!なのです。



 その頃、トミーも“ついでに”救出。トミーは東京の番犬部隊を呼ぶために、一度雛見沢の外に出て、連絡をする事にしました。
もっとも、街に通じる道には山狗たちが待ち受けているので、それを突破しないといけないのですが…。


…って、あれ?悟史きゅんは放置プレイですか?
たしか原作だと、このまま診療所内に置いとくと危険だからと、イリーと葛西さんが2人がかりで悟史きゅんを運び出してたはずなのに。
するとイリーが詩音の肩をポンと叩いて…。


「悟史くんは大丈夫です…山狗も彼には手を出しません」


えーっ!?だったら無理に今会わせる必要無かったじゃん!!

全てが終わった後にゆっくり会いに行けばいいのに!!とっととトミーを助けてやれよ・゚・(ノД‘)・゚・



 その頃裏山では…沙都子たんのトラップにかかりまくって、山狗はやられまくり。加えて羽入たんがドスの効いたおっかない声を無線で飛ばして山狗たちをビビらせたので、みんなすっかり戦意喪失。なんとも無残な結果となっていきます。

 なるほど、先週羽入たんのセリフを梨花ちゃまが奪ってたのは、今週のための伏線ですか。
一瞬最初、誰の声だかわからなかったぜ。

まあ、その梨花ちゃまは今週「にぱ〜☆」しか言って無いんだけどな。いくらなんでも影薄すぎ。


 それにしても、いっくら沙都子たんのトラップ技術がハンパ無いのを差っ引いても、山狗たちがやられ過ぎ!!
…まあ、コレは原作もそうだからしょうが無いのですが、映像として見せられると、ますますヘッポコ組織に見えてしまいます。

丸太トラップに引っかかってるシーンなんて、どう見ても遊んでいるようにしか見えないぜ!!
なんだこのギャグ映像(w


 



…あ、ちなみに原作に出てきた「雲雀13」(「クールになれ、雲雀13」という名言を残した山狗のひとり)は出てきませんので悪しからず。というか残念だ(w



ついには痺れを切らせたタカノンが自ら最前線に上がってきますが、すでに山狗はほとんど壊滅状態で、小此木も「作戦は失敗ですぜ」と、お手上げでやる気ナッシング。


しっかし、見事に情けないなあ。タカノンは「山狗には私の靴を舐めたくなるくらいの金を弾んでやったもの…」などと、今週のトミーとの会話シーンで口にしてましたが、
こんな奴らに大金を投じたのかと思うと、なんか泣けてきた・゚・(ノД‘)・゚・
お前らもっと頑張れよ!!


タカノンは、そんな情けない部下達を「この負け犬が!!」と罵倒し、一人で必死になって部隊に指示を送っていますが、もはや焼け石に水…。となったところで、つづく。



最後くらいは次回予告ー。



うーん。次が最終回なのか。羽入たんが必死過ぎて泣けますが、多分(銀幕での)出番は無いな(w


でもまだ結構見せ場は残ってるんですけど、

あと30分でまとめられるのか!?

最終回もカットされまくりそうで、なんだか欝になりそう。
…「武士沢レシーブ」みたいな“年表オチ”だけは、カンベンな!!