(20160803)キャプテン翼 ライジングサン 第39話 奇跡を超えた神技2

マドリッドオリンピック本大会予選・日本vsアルゼンチン戦。

【今週の要約】


2−2で迎えた試合終盤、ディアスは自分の力で華麗な個人技で日本選手をかわしまくって、若林と1vs1になったところでジャンピングボレーを撃つも、若林の必死のセービングによりゴールならず。
ロングフィードから若島津のポストプレイで翼にボールが渡ると、翼はスノボドリブルや側転バク転からのミラクルオーバーヘッドなど、ディアスのお株を奪うような個人技を披露。最後はオーバーヘッドを撃つと見せかけて横にパス。そこへ岬がダイビングヘッドで飛び込む…!


今週は、翼がディアスの技をパクリまくって、アルゼンチンゴールを脅かすシーンが見所でしょうか。


翼が相手(今回はディアス)の技をすぐパクるのはいつもの事ですが、スノボドリブルをパクってるシーンは、明らかに舐めプに見えてしまうんだよなぁ…。
明らかにこのコマだけ、翼の表情がなんか笑ってますし。


翼のスノボドリブルを見たパスカルきゅんが「ふざけるなてめェ!!」と、なんかめちゃくちゃブチ切れてるのも、わかる気がします。







まあ、パートナーの技がパクられた挙句、舐めプに使われちゃ、そりゃブチ切れますよねえ(′・ω・`)




ただ、最後のページで翼ではなく、岬が得点しそうなところで終わってるのが、最近のキャプ翼とは違いを見せてはいるかと。
ほぼ個人の力で点を取るディアスと、周りを使って点を取る翼というように、プレースタイルの違いを明確にしてるのは良いと思います。


とはいえ、ディアスの場合(オランダのクライフォートにも言えますが)日本のGKが強キャラ若林なので、エース選手しかほぼ得点の匂いがしないという点が、更に拍車をかけているように思えます。


例えばアルゼンチンだったら、ガルバンくんのガルバン砲も、若島津や森崎相手なら脅威になり得たでしょうが、若林相手だとペナルティエリア内からじゃないと無効化されちゃうので、せっかくの武器が宝の持ち腐れになってしまいます。なんだかもったいないですね。


オランダもクリスマンやレンセンブリンクが完全に空気で、OA枠のダヴィさんやライカールさんもそこまでの力は無かったので、結局クライフォートが孤軍奮闘せざるを得なかったですしね。
その為、読者から見れば2戦連続で敵のエースがたった1人で頑張るシーンが目立っちゃうので「また君か壊れるなぁ…」と飽きを感じてしまうのも仕方がないかのもしれません。



やっぱり、味方キーパーが強すぎるってのも考えものですねえ。GKは適度にザルな方が、読んでる方としては楽しめると思います。
いつ得点されるか分からないハラハラした緊張感が有りますし、ザルキーパーが思わぬ好プレーを見せると「おおっ!」と盛り上がったりしますし。


よくよく考えてみたら、テクモキャプ翼の若林は、言うほど鉄壁じゃなかった*1しなあ(汗)
今思えば、アレはアレでうまくバランスが取れていたのかもしれません。





*1:キャプテン翼4と5の若林は、ペナルティエリア外のシュートはほぼ必ず止めるという補正がかかってましたので多少は強くなっています。なおGB版キャプテン翼vsでは(ry