(20111125)今週のカウンタック #292 スペシャル・ステージ

25巻の感想書きました。表紙の絵を長い間見てたらくらくらしそう…。


 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

夜中に熟睡していた舜は、突然コルベッ子たんに電話で叩き起こされ、1988年式コルベット“C4”スレッジハンマーといういかついスーパーカーアクアラインを爆走するハメになりました。ところが調子こいて300km/hぐらい出してたら、突如現れた白バイに捕まって御用。かつてのコルベッ子たんの因縁の相手、元DQNチームの頭で今は女性警官の破鬼 京花(やぶき きょうか)に切符を切られて舜は免停。その後京花から「一度チキンレースで勝負しやがれクソッタレー!」とリベンジを挑まれたコルベッ子たんは、舜の免停取り消しを賭けて、再びチキンレースに挑むことに…!



チキンレース当日の夜。指定された場所は見渡すばかり畑しかない農村。こんな所で本当にチキンレースとかやんのかよと半信半疑に思ってるコルベッ子たんの前に、特攻服スタイルの京花が「ブガッティ・ヴェイロン」に乗って登場。いい歳こいて特攻服スタイルを決めてる京花をバカにしないどころか「気合い入ってるじゃねえか」と言ってあげるあたり、コルベッ子たんはマジ優しいなー。普通ならバカにしてもいい所ですぜ、ここは(′・ω・`)



そこは京花の父親が長年推進して来た作りかけの高速道路。京花はストレスが溜まってむしゃくしゃした時は、ストレス発散のため、工事が途中でストップし、再開のメドが立っていないこの高速道路で、思う存分400km/h出してカッ飛ばしているそうな。なんという狂犬ぶり。



 で、この作りかけの高速道路は、丁度25kmまでしか作られておらず、道路は寸断。その下は断崖絶壁の崖みたいになっています。ここがチキンレーススペシャル・ステージだと言うのです!


いかに寸断箇所ギリギリで止まる事ができるのか。勿論止まりきらなけりゃ奈落の底へ真っ逆さま…。まあ、死にますわな(′・ω・`)



うーん。1980年代のスレッジハンマーと2000年代のヴェイロンじゃ、ブレーキの性能に差が有るだろうし、なにより京花はこの作りかけの高速を何度も走ってる。つまり走り慣れてるから背景とかで寸断箇所がある程度予測可能ってわけで、アレ?この勝負って、京花がメチャクチャ有利なんじゃね?


自分から勝負を仕掛けといて、自分に絶対有利な条件で迎え撃つ…。とてもDQNチームの頭を張ってたとは思えないほどの小者っぷり。それで勝って嬉しいのか京花www



しかしそれでもコルベッ子たんは勝負を受けて立ちます。全ては舜の免停を取り消してもらう為。もっとも肝心の舜はと言うと、素っ裸のコルベッ子たんを放っぽって、今頃は別の女とキャッキャウフフしているだろうにも関らず…。


報われない愛の為にこんな無謀な、命がけの勝負を挑むのかと、さすがの京花も少し驚きを見せるのですが…。

樹利「京花…オマエわかってねーな…カン違いするなよ!!
舜はアタシをフッた男じゃない…アタシが“惚れた男”だ!
その男のためなら…
立花樹利はいつだって“命”(カラダ)はれるんだよ!!」


うおおおー!コルベッ子たんがカッコ良過ぎる!
ロックだよ!間違いなくこれはロックだよ!


もっとも、ただでさえ不利な条件揃いまくってて、おまけに惚れた男は別の女と(ry なわけでして、なんかコルベッ子たんの死亡フラグがハンパ無いんですが…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。



ところで、今週の話で京花は「舜の免停を“特殊な方法”で保留にしてある」とか言っちゃってるんですが、その“特殊な方法”ってのは、一体何なんだクソッタレー。まあ、どうせ作中で明らかになる事は無さそうですけど、つづく。


Q;その進化に目を見張るものは?
A;魚焼きグリルです。もう下の受け皿に水を張らなくてイイんですね!久しぶりに超B級映画を観ちゃいました。