沙都子たん救出まで、ついにあと一歩の所までこぎつけたKOOLたち。児童相談所の職員が早速北条家に電話をかけます。ここで沙都子たんが助けを求めれば、すぐに保護される手はずです。
しかし、電話に出た沙都子たんの背後には鉄平が肩をつかんで控えていて「わしら仲良し家族なんね」「ワシを怒らせると悟史の部屋が大変な事になってまうのう」などと沙都子たんに脅しをかけています。
つまりコレでは沙都子たんは助けを求めたくても求められない…!!
見かけによらず老獪だなあ、鉄平ちゃんは(w
電話の向こう側にいる梨花ちゃまはそれを見抜いた上で、沙都子たんに語りかけます。やはり最後に沙都子たんの心を動かせるのは、梨花ちゃましかいない…。
「沙都子…あなたのすぐ後ろに(鉄平が)いるんでしょ?
その男の顔を見なさい…その恐ろしくて醜悪な顔を…
そして、その恐ろしさに敢然と立ち向かった悟史の勇敢さに気付きなさい!
もしあなたが悟史に対する罪を償おうとするならば…
それは助けを求めない事じゃない…
悟史の勇気を、力強さを受け継ぐことなの!
それに気付きなさい!!」
そしてこの後職員と電話を代わるから、自分の口で助けを求めなさいと言い放つ梨花ちゃま。
そして、沙都子たんは…。
「私を…私を助けて!!」
ついに言ったー!!
当然「オンドゥルルラギッタンディスカー!」と、沙都子たんは鉄平にボコられちゃうのですが・。
「あんたなんか大っ嫌い!!出てって!!ここから出てって!!
ここは私とにーにーの家ですのよ!!私達家族の家ですのよ!!
あんたなんか大っ嫌い!!あんたなんか出てけー!!」
おお、沙都子たんかっけー!!そしてそこへ警察が乗り込んできて、結局鉄平はタイーホ。あらかじめクラウドが鉄平の家にパトカーを張り付かせていたのがナイスアシストだった、てワケです。クラウドも実にGJだぜー!!
こうして実に長い長い1日は終わり、沙都子たんは無事に保護される事になるのでした。梨花ちゃまと抱きながら抱き合うシーンにはジーンときましたぜ。
そしてみんなが元通りに戻ったところで、綿流し祭。みんなは楽しく遊びほうけるんですが…この日はトミーとタカノンが死ぬ日。梨花ちゃまは改めてふたりに警告をします。
「もう一度言いますです…富竹は喉をかきむしって死にます
鷹野はどこか遠くの山奥、ドラム缶の中で焼け死にますのです」
「喉をかきむしるって…それはL5(レベルファイブ)…末期症状の事かい?
大丈夫だよ、僕はちゃんと予防接種を受けてるし…」
「それとも夢のお告げかしら…?
大丈夫よ、万が一の時はジロウさんが守ってくれるものー、ねー?」
結局「厄醒し編」同様、ふたりは梨花ちゃまの警告をまともに聞き入れてはくれないんですが、今度の梨花ちゃまはまだ諦めません。KOOLたちに祭りが終わるまでトミー達と一緒にいてもらうようにしてもらったり、クラウドに相談して、雛見沢と興宮の境の道路にパトカーを一台張り付かせてもらうようにしたり。
「ありがとうなのです
誰もボクの事を信じてくれないので困っていたところなのです」
「それを信じるのが警察です
何事もなければ、むしろ無事を喜ぶべきじゃないですかー?んっふっふ〜!」
いやあ、それにしても今回のクラウドのいい人っぷりは異常だな(w
その後、入江診療所内でみんなと別れた後、身支度をしてるトミーに、タカノンがお色気振りまいて、なんだか迫ってきてます。
「いよいよなの…もうじきなのよ…私の夢が叶う日がやってくるの…
話した事…あったわよね?
それとも、ベッドの上で話したことは記憶に残らないのかしら…?」
トミーの手と重ね合わせているタカノンの手つきが、なんだかいやらしいぜ(;´Д`)ハァハァ
「いよいよ…オヤシロさまの祟りが現実のものとなる日がやってくる…
私の子供の頃からの夢が叶う日が…」
「まさか…!」
「その…まさかなの」
次の瞬間、突然部屋の前に山狗の皆さんが出現!!トミーは6人がかりではがいじめにされ、取り押さえられちまいます。そしてトミーにゆっくりと近づいたタカノンの手には、怪しげな注射器が…!!
「その注射は…!?」
「いやねえ…想像がついているくせに…」
「バカな…!!全部破棄したはずじゃ…!!」
どうやら2人のやり取りから察するに、どうやらかなーりヤバいお注射のようです、なるほど、トミーはこれを接種させられて毎回死んでたのか。(´・ω・) カワイソス
「ではこれより、“終末作戦”を開始します!!」
そしてお注射を投与後、眠っているトミーを自分の車のトランクの中に詰め込んで、タカノンは車を走らせます。
当初捨てようと思ってた場所では、梨花ちゃまのアドバイスどおりにパトカーが貼りついていたので、それよりちょっと離れた場所に、眠っているトミーと自転車をポイ。
「もうじきあなたは目を覚ますわ…
その頃にはL5の末期を迎えている…
あなたは錯乱のあげく、きっと哀れな死に方をするでしょうね…
そしてあなたの異常な死と私の失踪は、オヤシロさまの祟りとして
ますます強固なものとなって残る…
その礎となれるなんて、ジロウさん…これはとても名誉な事なのよ…」
月夜をバックに高笑いするタカノンがおっかねえよ(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
その後、どっかのトラックの中。作戦会議室みたいな場所にタカノンはいました。いつの間にやら私服から、謎の黒い衣装に着替えてます♪ アニメでこの衣装が見られるとは、感慨深いものがあるなあ。
でも、この衣装を着てるタカノンは、やっぱりメーテルにしか見えん(w
そこへ部下から、“偽装死体”がとーたらこーたら、という知らせが。なるほど、毎回発見される焼死体は、やっぱり別人だったのね…。
でもその死体は死後24時間経過してる…ということは、タカノンは昨日の時点ですでに死んでいたということになってしまうから、アリバイがちょっとおかしくなるんですが、タカノンは構わずその死体を使えと指示します。
「万が一なんてないわ、既に鷹野三四は今日
綿流しのお祭りの会場を闊歩していたのよ!
例え検死の結果、死後24時間以上経ってると出たって
おめでたい連中は、検死結果の方が間違ってると思ってくれるわよ…」
さらに別の部下から、トミーの死体が興宮警察に発見されたとの知らせが飛び込み、ほくそ笑むタカノン。
「いよいよ始まるわよ…
もうすぐ全てが滅ぶ…全てがね…ふふふふ…」
ついに黒幕出現で、コレって梨花ちゃまヤバいんじゃ…!?ってところで、つづく。
そして次回予告。