「ハチワンダイバー 第1巻」

昨日のおはなしですが、会社の帰り・地元の本屋さんで「ハチワンダイバー」の第1巻を買いました。

ハチワンダイバー 1 (1)
柴田 ヨクサル
集英社
売り上げランキング: 162

やべー。やっぱしおもすれー。


 自分のHPじゃ「カウンタック」「夜王」レビューしてるけど、やっぱり現時点ではハチワンダイバー」が、YJのなかではダントツで面白いと思う。


 ストーリーを簡単に説明しますと…。


 あと一歩でプロ棋士になれなかった奨励回出身の「菅田健太郎」。“真剣”(賭け将棋)で敵無しだったアマチュア最強を自負する彼ですが、ある日「アキバの受け師」と呼ばれる女真剣師に挑むも、ボッコボコに打ちのめされ、完敗。

 負けたショックで部屋でのた打ち回る菅田(この時の苦悶の表情は必見)。リベンジを誓うため将棋の勉強・研究に打ち込もうと、まずは汚い自室をお掃除屋さんに頼んで整理してもらおうとしますが、現れたのはメイド服姿の女の子。しかもよく見ると彼女は、自分を打ち負かした、憎っくき「アキバの受け師」さんと同一人物…?

 そして、そんな彼女と出会い、時には打ちのめされ、時には膝枕で癒されたりしつつも、菅田は真剣師の道を目指して行く…。


 とまあこんなお話です。第1巻では菅田が初めてハチワンダイバーと名乗る場面までが収録です。どん底に突き落とされ、そこから這い上がる菅田の心理描写が大変素晴らしいです。


 非常に熱い展開だった、二こ神さんとの「おっぱい揉み将棋バトル」が2巻以降にお預けなのがちょっと残念ですが、 全く先の読めない展開、大ゴマとでっかい写植、そしてボリュームのあるページ数を感じさせない、息つく暇もないようなスピーディーな流れ…。やっぱり勢いでついつい全部読んでしまいました。


「ヒカルの碁」とかもそうですけど、例え競技のルールがわかんない読者でも、スラスラ読めてしまう漫画は、やっぱり人気が出るなー。と改めて思った。 「おおっ、なんだかよく分かんないけど今のは凄いんだな」とか(w



 ちなみに、第1巻のオマケとして、そよちゃん(受け師さん)が、普段着からメイド服に着替える内容の漫画が収録。きっとこれもヨクサル先生なりのサービスなのでしょう。


 しかしそよちゃん(特にメイド服バージョンのほう)は、オッパイが大きいとはいえ、決して美人じゃないのに、足とかメチャクチャ太っとくて、なんかゴッツいのに、回を重ねて読んでいくうちに…。


なんだか可愛らしく見えるから不思議だ。

うん。ホントに不思議だ(w



というわけで、第2巻以降も、大いに期待なのですよ。
おっぱい!!おっぱい!!