今週のYJは「カウンタック」ではシンちゃんことフェラ男が再登場したり、「夜王」ではリシャールが登場して個人的には大盛り上がりでした。
しかし、今週一番YJで注目すべきなのは新連載第3回目の「亜熱帯ナイン」(監修/木村公一 作者/神崎裕也)。
バッターが打球を打つときに、自分で「シュッ!!」と言ってたりとか、敬遠のシーンでキャッチャーがマスクを脱がなかったりと、なんかありえない…。「ワイルドリーガー」の渡辺保裕先生が読んだら、確実に神崎先生に「赤い封筒(エンベロープ)=2軍落ち」を手渡すのが確実な漫画なのですが…。
しかし、一番ありえなかったのがこれ。9回裏、2点リードされている状態で、相手ピッチャーのカーブが決まって、三振でまずワンナウトを取った直後のシーンです。
次のバッターにカーブが決まって三振。これで2アウトだあと落ち込む選手たちですが…ちょっと待ったあ!!よくよく見てみるとこのシーン、ちょっとおかしいぞ。
まず「覚悟しろよカスども…」のコマのバッター…右打ち(背番号不明)。
続いて「オレのカーブが…」のコマのバッター…左打ち(背番号5)。
あれ、バッターが別人!?まあここまでは「ああ、この5番はスイッチヒッターなのかな」と解釈できない事もありません。しかし問題は最後!!
「麻ノ宮ごときに打てっかボケェ!!」のコマのバッター…「左打ち」(背番号4)
ええーっ!?2球目と3球目でバッターの背番号が違うぞ!!これはどういうことだ!?今更「単なる誤植でした」とか「実は振り逃げで出塁してました」とか後付けで言い出したりはしないでしょうねえ!?じゃないと5番が空振りしてる時点で、3アウト=試合終了のはずなんだけど…。野球はいつから5アウトで攻守交替になったんですかー!?
もしこれが誤植ではないとするならば、考えられる可能性はふたつ。
●「覚悟しろよカスども!!」などと言いながら、このピッチャーは2安打されていた
うーん、でもコレは可能性低そうだなあ。一応相手ピッチャー自信満々って感じのツラだし。というかこれで打たれていたらコイツの立場が全然無いし(w そもそもそんな雰囲気には見えないしなあ…。
●実は1球ごとに。麻ノ宮の監督が代打を送っていた
まあ、コレならルール上ありえなくはありません。実際プロ野球でもある外国人打者が打席に立ったとき、何球か放った後に代打出されてたのをテレビで見たことあるし。ありえなくは無いのですが…。常識的に考えてこんな事は普通ありえねえ。もし本気でやったとしたら麻ノ宮の監督はいったいどういう意図があってこんな事をやっているのか…まったく理解不能です(w
果たして神崎先生がどんな言い訳をするのかが非常に楽しみ?ではあります。つーか監修の木村公一氏はいったい何を監修していたのかと本気で思えてなりません(w