(20160222) 彼岸島 48日後… 第66話「聞き込み」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さんは、途中で知り合ったショタの勝次(勝っちゃん)と共に、雅様の居る東京への行き方の手がかりを掴むため、芦ノ湖へ。そして芦ノ湖に浮かぶ海賊船で人間達を率いているもう一人の救世主・鮫島様というタコ頭のオッサンと出会い、意気投合。
そして、要塞化した東京から抜け出してきたという鮫島様の弟・精二の乗る、もう一隻の海賊船に何故か巨大邪鬼が沸いてましたが、明さんと鮫島様の2大救世主の協力で、何とか船から逃げる事に成功したのでした。



明さんと鮫島様、2人の救世主の活躍によって、邪鬼の乗る海賊船から逃げ出すことに成功した人間たち。
しかし勝っちゃんは「あんなでかくてがさつな感じの奴、絶対ろくな人間じゃないよ」などと、鮫島様のことがイマイチ信用ならない様子。
まったく、初登場時のキラキラしたお目目を忘れたのか?あんなキラキラした目のヤツが悪人なハズが無いじゃないか、ちくしょう!



聞き込みを続けているうちに、一人の男に出会った勝っちゃん。
先々週、壁にコップを当てて女のあえぎ声を聞いてスコスコしてた、あの男ですね。
コイツ名前わかんないし、面倒くさいから、今度は「スコ男」と命名することにしましょう。


で、どうやらスコ男の話によると、現在鮫島様は唯一自分のみが持ってる鍵を使って、女部屋に行ってる模様。
何をしているのか、スコ男からコップを借りて壁に当て、聞き耳を立ててみると…?喘ぎ声だ!女の人の喘ぎ声だ!!



どうやら鮫島様は、戦いが終わると昂ぶりが鎮まらなくなっちゃうのか、女性部屋に行ってヤリまくってるご様子。
まるでどっかのほっこりした華族の次男坊みたいですが、まあ英雄色を好むって言うし、多少はね?

勝次「ななっ、なんて奴だ鮫島!!
変態だ!!変態鮫島だ!!」


勝っちゃんはこんなことを言ってますが、個人的には、若干小4の勝っちゃんが、どんどん変な性癖に目覚めやしないか、心配なんじゃ!
ただでさえ、母親のNTRプレイを垣間見てるしなあ…。
というか、小4のガキんちょに女性の喘ぎ声を聞かせるスコ男のほうが、鮫島様よりもよっぽど変態だよなぁ。






プレイ終了後、「フンー♪フンフンー♪」やたら上機嫌に鍵をかけてる鮫島様が妙にキュートに見えちゃってしょうがないのですが、そこへ「よくも俺の女をNTRやがったなあ鮫島ァ!」と、石田という名の一人の人間が、拳銃持って現れやがった!やべェ!鮫島様大ピンチだ!


しかし鮫島様は、頭部に銃弾がかすって、ちょっと出血するものの、そのまま男を捕らえて、外にブン投げやがった!強ェ!さすが救世主様だ!


というか、この漫画、石田っていう名前、しょっちゅう出てきやしませんかねえ…?
他にも吉川とか、新田とかも名前かぶってるし。なんか妙に2文字の苗字のヤツが多すぎる気がするんスけど。
先生ェ、もっとネームバリューを豊富にしてくれよ、ちくしょう!

鮫島様「俺はずっと生きてて窮屈だった。常にどこか我慢していたよ
それが今や日本中に吸血鬼があふれ、無政府状態になった
俺は今が楽しくてしょうがねェんだよ」






このときの鮫島様の表情が、メチャクチャ嬉しそうなのがなんか吹いた。
もう、毎日がパラダイスだぜェ!って感じで、生き生きしてやがる!!
守りたい。この笑顔。


で、鮫島様は明さんにも、自分と同じものを感じているようです。

鮫島様「宮本明、初めて対等に話せる人間に会えた気がするよ
何やら通ずるものがある。アイツも同じ気持ちのはずだ」


まあ、明さんはアンタと違って童貞なんだけどな(´;ω;`)



で、このあと鮫島様は明さんを呼び出して「ふたりでさっきの邪鬼の居る海賊船に侵入して、弟を見つけ出そうぜ?」と持ちかけてきます。
明さんとしては、とっとと東京に行く手がかりをつかみたいので、二つ返事で了承。


うーん。こいつは楽しみな展開になってきたぞ。
まず、明さんと鮫島様が、2人で仲良くスワンボードをキコキコしてる光景を想像するだけで、笑いが止まらないんじゃ!