今週の夜王 第253話 「汚物」



 コミックス21巻の表紙…凄すぎ。


 単行本の表紙でこんなに吹いたのは、アミバ様が表紙になった15巻以来です。まさに、恐るべし肉便器、といったところか。
しかし、見事なまでの邪悪な笑顔!!今週の「ノノノノ」皇帝アナルショップ先輩といい勝負だと思います(w



 遼介はエリート刑事の霧崎京一郎(肉便器)の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
 そして事件の黒幕「ドンファンの一ノ瀬優」(黒幕)の命令で、愛夢は何者かにさらわれて、レイープのピンチに。遼介と桃氏は救出に向かいます。遼介は愚連隊の皆さんにフルボッコにされますが、土壇場で桃氏が呼んだ援軍が駆けつけたので、なんとか助かったのでした。



 ともあれ、なんとか助かりました。遼介は愚連隊にフルボッコにされた際、頭とかが血だらけになったので、とりあえず愛夢に包帯で頭を巻いてもらってます。
…しかし、この包帯が今週ラストに控えるギャグの伏線になろうとは、初めて読む時は誰も思いますまい。井上先生、凄まじい策士だ…。


 桃氏は大事な夜王の娘である愛夢がレイープされそうになった事と、夜王の名前を出しても全然ビビらなかった愚連隊の皆さんの態度にブチ切れたらしく「黒幕もろともブッ潰してやんよ!!」と1人興奮してます。つーかジジイ落ち着け(w



 でまあ、なんだかんだあってロミオに戻る事になる遼介なんですが、店の前に来ると、ロミオの周囲にあるホストクラブに長蛇の列が出来ています。
 久々登場の陸の説明によると、周りの店が一斉に「初回1時間無料キャンペーン」をおっぱじめた、とのこと。こんな事をやられたらロミオにはお客さんが来なくて閑古鳥状態。明らかに何者かがロミオをブッ潰そうとしてるとしか…。


 な〜んて言ってる矢先に、四天王の3人が出現。「ブルーナイトの赤城達也」(モミアゲ)「ダンディクラブの沢村慎吾」(ダンディ)と、黒幕以外の2人も久々に顔を揃えてます。なんか懐かしい(w


 しかし登場の仕方が絶妙過ぎる。コレじゃいかにも「俺達がやったんだZE!」って言ってるようなモンじゃないか(w



 不適に笑うダンディは、遼介に“歌舞伎町ホスト評議会”を立ち上げたと宣言し「貴様も俺達の軍門に下るか潰されるか…好きな方を選べ!」相変わらずのツンツン振りを披露。まったく素直じゃないなあコイツも…と思ってると、今度は肉便器まで現れて、これで遼介・四天王の3人・肉便器と役者が勢ぞろい!!なんだか今週は豪華です。


この場面で最初に動いたのは肉便器!!いきなり遼介達を指出して、数を数え始めます。


「一つ、二つ、三つ、四つ…
街の汚物が四つもあるなあ…」


暴言キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!


さすがだぜ肉便器ッッ!!ダテに最新刊の表紙を飾っちゃいねえぜ!!
しかし、こんなに暴言が似合う刑事は、「野望の王国」の柿崎署長とコイツくらいだと思われます。






でまあ、肉便器の度重なる暴言に、遼介は頭に巻いてた包帯をほどきながら「職業差別と偏見に満ちた傲慢な人間に、この街を勝手にはさせない!!」と叫ぶんですけど…。


ちょwwwもう傷が完治しとるwwww


数時間前、あんだけボコられて頭血だらけだったのに!!
とても主人公補正などという言葉で片付けられるようなモンじゃありません。
どう考えても回復力が人間離れし過ぎです。本当にありがとうございました。