今週のカウンタック #154 究極のテク!!

 女アリ、車アリ、190km/h出しながら女をイかせるフィンガーテクニックを持つシンちゃん(フェラ男)??歳(DQN顔)。かつては年収150万円のフリーターだった彼は、ひょんな事から宝クジで2億円を引き当てて、フェラーリを次々と乗り換え豪遊。しかし2年で2億円が底を付き、もはやこれまでか…と思われたフェラ男でしたが…土壇場で競馬で大当たり!!手にした4500万円全額はたいてフェラーリF40を購入すると、自らのブログで対戦相手を募集。非合法な賭けレースで金を稼ぐ事にします。
 そして勝負に名乗りを上げた同じF40乗りとの賭けレースで、フェラ男はムチャな走行を連発していきます。
 同じ頃、女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)は、早乙女ちゃんとの夜のドライブデート開始直後に、早乙女ちゃんが落としたコンタクトを見つけるべく…って、エロいことになってるよ梅澤くん!!



「見せてやるぜ!!これが3500万円を灰にして手に入れた
F40のコーナリング――――!!
ゼロカウンターの―――パワードリフトだ!!」


目の前に迫るコーナーを前に、フェラ男は敢えてアクセルを踏みこみ、超絶ドリフトを敢行!!
 アクセルは死んでも戻さねえぜクソッタレー!!という凄まじい信念が実り、あわやスピンかと思われたムチャなコーナリングは、見事なドリフトに。対戦相手であるグラサンのF40は、もはやはるか後方へと引き離されてしまいました。



 …結局そのままレースは終了。跳ね馬に賭ける命の重みの差が、そのまま結果に反映されたのか、勝負はフェラ男の完勝に終わります。
 グラサンは素直に敗北を認めると、いつの間にやら「くやしいが…一本取られたよ!」「でもあんた…ストレートは速かったぜ」などと、なんだか互いを讃え合っています。ああ、なんとも美しき結末。


 そしてフェラ男が勝ったって事なので、グラサンは財布を取り出すと、そのままキャッシュでポーンと40万円をとっぱらい!!なんという潔さ!!このあたりは実にロックと言えましょう。



 さて、こうしてめでたく40万円をゲットしたフェラ男ですが、このまま帰ったらテンションが上がりすぎてっから、もうちょっと首都高を攻めてみっかー!と、再び走り出します。しばらく走っていると、前方に…。


ランボルギーニ!!」


 なんと偶然にも前方にいたのは、今まさにドライブデートを楽しんでいた、舜と早乙女ちゃんが乗っているディアブロ!!
 フェラーリとは宿命のライバルでもあるランボルギーニのマシンを目の前に、思わずニヤリと笑みがこぼれるフェラ男。そして舜も後ろからなにやら迫ってくるのは気付いたようですが…相手が何者なのかまでは、まだどっちも気付いていない様子。


 しかしですよ。フェラ男は、今までカウンタック手に入れた後の舜と2回出会って、2回ともバトってますが、スピード出し過ぎでキップ切られたり365BBのリアフードがご開帳したり、早乙女ちゃんに思いっきりビンタされたり(まあこれは自業自得か、乳揉んだし)、…とまあ、すべてロクな目に遭ってないわけで。


 まあ少なくとも「あのまままっすぐ帰ってりゃ良かったのにねー」というオチになるのだけは、確実に読めました。 ああ、なんだかフェラ男(´・ω・) カワイソス。



巻末コメント
Q: 「何度見ても、何度聞いても涙してしまうモノは?」
A: 映画「愛しのローズマリー 」のワンシーンは、いつ観ても涙。