(20191102) 彼岸島 48日後… 第222話「I.R.T」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



捕まっていた勝っちゃんを救出し、雅の息子と呼ばれる強大なアマルガムの1人「姑獲鳥」を倒した明さん一行。次に到着した上野で、吸血鬼の集落が国会議事堂にあるとの情報を得たのですが…そういや先週、上野に着いてから、なーんかユカポンの様子がおかしいぞ…?



ここでなんと、ユカポンが池袋のキモオタ吸血鬼に飼われて、裸でつれ回されたりしていた「悲しい過去」が判明!
上野に入ってから彼女の様子がおかしかったのは、当時のトラウマがよみがえって、気分が悪かったからみたいっすね。





なんで野獣先輩の腕組みポーズなんですかね…?


池袋のキモオタ吸血鬼っていうと、ああアレか。「性器を舐めあいっこしようよ」とか「よしもうギンギンだ、アナルセックスしよう」とか、名言を連発してたアイツか。アイツも1週で退場するには惜しいキャラだったェ…。



で、ユカポンが言うには、この辺の近くのマンションで、吸血鬼達に飼われていたそうで…。


ユカポン「あそこに見えるでしょ、あのマンション
あそこの七階、フロア全体でみんな何かしらのアイドルを監禁してて、私は七〇三号室
アイツらI・R・T アイドル・レイプ・タワーって呼んでたわ」





なんだよ「I・R・T(アイドル・レイプ・タワー)」って!!なんちゅう名前をつけるんだ!!
建物の名前で爆笑したのは、SWORD BREAKER(ソードブレイカー)の「魔城ガッデム」以来だよ!!


何の変哲も無いマンションに「アイドル・レイプ・タワー」という名前をつける、マツモティーヌ先生ェのセンスがハンパねェ!!
上野だったらあの程度の高さのマンションなんて、いくらでもあるから、ちくしょう!!
やはり、休載明けの先生ェはパワーが違いすぎるェ(′・ω・`)



これを聞いたユカポンファンでもあるネズミの野郎「今からレイプタワーに乗り込んで、その吸血鬼どもをぶっ殺してやる!」とブチ切れていますが、肝心の明さんは雅とは直接関係の無いクエストに、あまり乗り気では無い様で…。

明さん「寄り道などする気はない、だが腹が減った
その七階の吸血鬼たちならたんまり食い物を溜めてるはず
ごっそりいただこう、全員殺したあとにな」


ツンデレのつもりなんでしょうけど、そこらの悪党よりひでェ事言ってるよ、この主人公!!



というわけで、アイドルを性の慰み者にしてるクズ吸血鬼達をぶっ殺して、ついでに食料を強奪するため、I・R・T(アイドル・レイプ・タワー)へやってきた明さん一行。
ご丁寧に入り口にも「I・R・T(アイドル・レイプ・タワー)」って書かれてやがる(′・ω・`)





ここでユカポンが吸血鬼に「怖くないぞ!お前たちなんて全然怖くないよクズどもォ!!」と吼え、己のトラウマを乗り越えようとするシーンは、彼岸島にしては、なかなかグッと来るところがありますね。
まあ、目の前でジョードボドボドボとおしっこお漏らししてる状態で叫んでもあんまり説得力無いけどな(′・ω・`)


それにしても今週のユカポンは、人前で失禁したりゲロ吐いたりと、昔のヨゴレ芸人よりも扱いがひどいんですが、先生ェはアイドルに恨みでもあるんですかね…?



この後大量の吸血鬼が襲い掛かってくるんですが、例によって瞬殺。






コレだけ大量の吸血鬼が1ページ持たずに全滅とはつれェなあ…。
彼岸島の初期なんて、吸血鬼がメチャクチャ脅威に感じたのに。
強くなり過ぎてしまうってつらい事だなあ(′・ω・`)



なお、この後助け出したアイドルから「国会議事堂には“蟲の王”と呼ばれるとんでもないボスがいる」との情報をゲットしますが
正直I・R・T(アイドル・レイプ・タワー)のインパクトが強烈過ぎて、国会議事堂がえらくショボく感じちまうから、ちくしょう!!