(20180418)キャプテン翼 ライジングサン 第72話 中盤の支配権

【今週の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
0-0の展開が続くなか、翼と岬のツインシュートをどてっぱらに食らって吹っ飛ぶカルツ。ミューラが止めるもこぼれたボールを日向がダイビングヘッド。
ワンハンドキャッチで止めようとしたミューラーごとゴールに押し込んでついに日本が先制…かに思われたが、これは日向の反則を取られてゴールならず。
この試合を観戦していたスペインのミカエルくんは「この一戦きっとこの先もっと激しくなる」と予言めいたものを残すのだった。


今回読んでて「おおっ」と思ったのは、日向がダイビングヘッドで、ミューラーの身体ごとゴールへつっこんだシーン。


無印時代の西ドイツ戦では、似たような状況でダイビングヘッドに行った岬を、翼が後ろからドロップキックして、岬の身体ごとゴールに押し込んで得点するという、キャプ翼屈指のトンデモ展開をやらかしているんですが…。



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今回はそれよりもまともな状況なのに、ファウルを取るのか(錯乱)
これはひょっとしたら「後ろからドロップキックなんてファウルに決まってんだろ!いい加減にしろ!」という、YOO1先生のメッセージとも取れるのは、ちょっと考えすぎか(′・ω・`)


…この辺は定かではありませんが、少なくとも今回は、あのドロップキックのシーンを意識して、似たようなシーンを出したんじゃないかなあって気がします。



そしてこの試合を、フードをかぶってちゃっかり観戦していたミカエルくんが「この一戦きっとこの先もっと激しくなる」などと、またしても予言めいたものを発しているのですが、この「激しくなる」ってのがポイントですかね。
サッカーにおける“激しい試合”というのはいろんなケースが考えられるからです。
ざっと予想されるのは

(1) 両チームが点の取り合いという展開になる(5-4とか)
(2) 一方的なワンサイドゲームになり、大量点差で決着(10-0とか)
(3) 両チームにケガ人が出まくる
(4) 両チームにイエロー・レッドカードが乱発される
(5) 乱闘騒ぎが起きる


(1)に関しては、負傷してるミューラーはともかく、日本のGKは特にケガもしてない万全状態の若林なので、ちょっと考えにくい。
(2)は、ミューラーとカルツがピッチを去ったら有り得るかも知れませんが、果たしてこんなレ●プ展開に、読者が納得いくとは到底思えない。
かといって(5)も、今のYOO1先生がこんな乱闘展開を描くのは想像しにくいので(梅さんこと梅澤春人先生なら有るかもしれませんが)


よって、一番可能性が高いのは(3)ですかねえ…?
ただでさえドイツは、ミューラーとカルツが無理してますし
日本だって、新田出場フラグと、三杉がサイドバック起用で心臓に負担がかかってるみたいな描写がありましたので、三杉と若島津が負傷退場する可能性が有るかも…。