(20131002)今月の海傑エルマロ 第二十五話「悪童、悩む。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生(以下コピー機先生)の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。

前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいうどっかのゴム人間みたいな目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、永遠の富と幸福が約束されるという「聖杯」および、聖杯を手に入れるために必要な4枚の金貨を求めて、日本を飛び出し大航海へと乗り出します。

 実はイスパニア密偵だったヴェロニカ姐さんから「ぶわ〜〜〜っ!!」と唇を奪われ&睡眠薬を盛られ、持ってた金貨を奪われちゃったカイリですが、再会した織田信長カルカッタで金貨を奪い合ったエル・ドラコことドレイク(鎧のおっちゃん)達と手を組んで、スペイン相手に金貨をブン取る作戦を決行!信長たちがスペイン艦隊をひきつけてる間に、カイリと露庵(ヤムチャはグスマン提督の本拠地へ乗り込み、牢屋に囚われてたエミリオを救出!!さらにはヴェロニカ姐さんの説得に成功!そして信長のデレ行為により金貨を一枚ゲットしたカイリ達は、オランダのおっちゃんのご好意により、船を直しにオランダに行く事になるのでした。

今回は新展開。オランダに着いたら、エミリオが「俺新しい船を作るんだい!」と言い出したりとか、ヤムチャロリコンだったりとか、カルロスがやっかいになってる神聖ローマ帝国に妖怪みたいなジジイがいたりとか、色々な動きがあるのですが…一番の見所は、コイツ。







彼女の名は「グレース・オマリ」アイルランドの女王(クセモノ)です。


また「新たなる便器一族」か、壊れるなぁ・・・。


富士額なところがあるので、どっちかというと「華と修羅」の新便器こと、唐房新に似ているかもしれません。




なお、初登場シーンがは“艦に載って甲冑姿”という、なんだか“馬にまたがり甲冑姿”で現れた「夜王」の聖也さんを彷彿とさせてしまいますが、よくよく考えたら、21世紀の現代日本ならともかく、中世のヨーロッパで甲冑姿は、別に普通じゃねえかwwwという事に気付いて、普通に納得してしまう自分がいるのが、なんか悔しいです(′・ω・`)



でまあ、このグレースさん、鎧のおっちゃんを「坊や」呼ばわりして、タバコの煙を顔面にぶっかけたり、いきなりエリザベス女王とレズったりと、しょっぱなからやりたい放題!!






まあコイツは結婚して子供もいるようなので、レズというよりは両刀使い(男も女もどっちもイケるぜ!という人)なんでしょうが…むしろ問題なのは、エリザベス女王がガチレズとは、なんだこれは。たまげたなぁ…。


某処刑人漫画が、何故かホモ展開ばっかりだから「よろしい、ならばレズだ」ということなんスかね?


やっぱりコピー機先生の漫画にはこういうぶっ飛んだヤツが出てこないと、盛り上がりませんよね!


今までこの漫画に出てきたヤツは、洋便器とか、肉彦様とか、ポテンシャルは高そうなのに、行動がイマイチなため、いまいちインパクトを残せなかったんですが…このレズ便器ならきっとやってくれるものと信じていますよコピー機先生!頼むよー。