(20131101)今月の海傑エルマロ 第二十六話「悪童、酔い潰れる。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生(以下コピー機先生)の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。

前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいうどっかのゴム人間みたいな目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、永遠の富と幸福が約束されるという「聖杯」および、聖杯を手に入れるために必要な4枚の金貨を求めて、日本を飛び出し大航海へと乗り出します。

 実はイスパニア密偵だったヴェロニカ姐さんから「ぶわ〜〜〜っ!!」と唇を奪われ&睡眠薬を盛られ、持ってた金貨を奪われちゃったカイリですが、再会した織田信長カルカッタで金貨を奪い合ったエル・ドラコことドレイク(鎧のおっちゃん)達と手を組んで、スペイン相手に金貨をブン取る作戦を決行!信長たちがスペイン艦隊をひきつけてる間に、カイリと露庵(ヤムチャはグスマン提督の本拠地へ乗り込み、牢屋に囚われてたエミリオを救出!!さらにはヴェロニカ姐さんの説得に成功!そして信長のデレ行為により金貨を一枚ゲットしたカイリ達は、オランダのおっちゃんのご好意により、船を直しにオランダに行く事になるのでした。


 オランダのおっさんのご厄介になる事になったカイリ達。彼らのリーダー格のピザ野郎・ヒューゴは、実はニコラの息子でしたー!という、世の中広いようで狭いなあというオチ。


 ニコラは目もとからしておだやかで、優しそうな雰囲気に包まれていましたが、息子のヒューゴは、いかんせん、目もとのパーツが「華と修羅」の美彦様(ほっこり兄さん)なので、ついつい変態チックな事をやらかすんじゃないかと、笑いがこみ上げてしまいます。
全然そういうキャラじゃないのにね!メッチャ真面目そうなのにね!


 あと、エミリオとお初に恋愛フラグが立っちゃってますな。まったくリア充爆発しろ!」と言わんばかりの展開ですな。まあ、絶対どっちか死ぬだろうけど。 


 
 そんでもってこれからですが、新しい船を造るためには金が要るってんで、オランダのおっちゃんから「この辺にィ、コロンブスの卵とかいう遺産、あるらしいっすよ?じゃけんゲットして金に変えましょうね〜」などと、お宝の情報をゲット。
なるほど。コイツを見つけて船を造る金にするZE!ってことか。
なんという自転車操業なのやら。まあね。本家ワンピースみたいにゃいかないってワケですね。仕方ないね。