(20130701)今月の海傑エルマロ 第二十二話「悪童、連れ出す。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生(以下コピー機先生)の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。

前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいうどっかのゴム人間みたいな目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、永遠の富と幸福が約束されるという「聖杯」および、聖杯を手に入れるために必要な4枚の金貨を求めて、日本を飛び出し大航海へと乗り出します。

 実はイスパニア密偵だったヴェロニカ姐さんから「ぶわ〜〜〜っ!!」と唇を奪われ&睡眠薬を盛られ、持ってた金貨を奪われちゃったカイリですが、再会した織田信長カルカッタで金貨を奪い合ったエル・ドラコことドレイク(鎧のおっちゃん)達と手を組んで、スペイン相手に金貨をブン取る作戦を決行!信長たちがスペイン艦隊をひきつけてる間に、カイリと露庵(ヤムチャ)はグスマン提督の本拠地へ乗り込む…!
ヤムチャが老剣士マテオ・デ・セルバンデスと言う名の、細くて威勢の良いおじいちゃんとエンカウントしている頃、カイリは牢屋に囚われてたエミリオに遭遇!!

 とにかくもう、このセルバンテスおじいちゃん、とっても威勢の良い老剣士なんです。迎え撃つヤムチャのピストルは悲しいかな、もう弾切れなワケでして。こんなんマトモにやったら勝てません。「相手してられっかバーカ(゚Д゚)!」と尻尾巻いてトンズラするしか手立てはありません。何と言うか、実にヤムチャらしいなあ。



一方戦艦バトルでは、鎧のおっちゃん達の船が、ヴェロニカ姐さんのあやつる最新式の艦隊の攻撃に大苦戦。最初は無理やり借り出されてたはずなのに、姐さんノリノリで指揮取ってるなあ。グスマンさんマジ涙目(′・ω・`)



ヴェロニカ姐さんの砲撃は鎧のおっちゃんの船のマストを直撃、崩れた木材に当たっておっちゃんは気絶。良かった、とりあえず死亡フラグは回避できたぞ。


ここでようやく洋便器の見せ場が…!と思いきや、なんか普通に退却しようとしてるなあ。もっと暴れてくれよぉ!あとオランダの人影薄過ぎィ!



その頃ヤムチャは相変わらずおじいちゃんとの追いかけっこ中。何度か一撃を食らい出したし、ダメージ結構受けてるし、いよいよヤムチャもここまでか、と思いきや…。なっ なんだあっ。ヤムチャが突然謎の拳法を使いだしましたよ?なんなんすかこれ?狼牙風風拳か何か?

ヤムチャ「明仕込みの査拳…たっぷり拝ませてやるぜ」


おお、なんか聞いたことのない拳法だけど、コレならおじいちゃんともまともに戦えそうですよ?しかしヤムチャいわく、この拳法を使うことは隠しておきたかったらしく(特にカイリには絶対見せたくないとか)…うーん、何でなんだぜ。「近接格闘とか俺のキャラじゃないしー」ってポリシーなんですかねえ?まあどうでもいいけど(′・ω・`)