(20101223)今週の「華と修羅」 第二十七話 「手と手」

扉絵キャッチコピー
「流れた血が、男の本気を物語る。」

柱文
「新を刺そうとした真智子を身体を張って止めた慎太郎…」
「溢れる思い…!!」

真智子たんの活躍により、百合子の誤解を説く事に成功。
さあ、あとは慎太郎と百合子を鉢合わせれば、二人の仲も修復されて、めでたしめでたし…。


…とその前に、慎太郎は負傷した右手を真智子たんに治療してもらいます。これは先週、ヤンデレ化した真智子たんが新(新便器)に包丁で襲いかかろうとしたので、慎太郎が包丁を手で受け止めてガードをした時に負傷したもの。


包帯を巻きながら、自分のせいで慎太郎を傷つけてしまったと謝りまくる真智子たん。慎太郎はそんな真智子たんの頭を撫でながら…。

慎太郎「そのような事を申すな
私は好きだぞ、真智子が大好きだ」


俺の妹がこん(ry 
いずれにせよ、この「好きだ」って言葉は、ヤンデレには効果てきめん過ぎますなあ(;´Д`)ハァハァ。



一方その頃。たまたま見つけた、ちょっと顔が残念な女中にフェラをさせて昴ぶりを鎮めていた美彦(ほっこり兄さん)。

そんな彼の元に百合子が飛び込んできたからさあ大変。百合子に気付いたほっこり兄さんは、吸ってたタバコを捨てて、百合子に声をかけます。

美彦「これはこれは…そちらからやって来るとは、やはり私を慕っているのか
よかろう、全てこの美彦に任せるがよい
さあ、二匹の雄と雌になりましょう!」




なんというほっこりスマイル!!



まあ百合子からしてみりゃ、声をかけられたので後ろを振り向いたら、物影で女中にフェラさせてるピザが潜んでいたのですから、さぞやビックリしたに違いありません。



こうして牙を向いたほっこり兄さん。逃げまとう百合子と女中。ほっこり兄さんは女中を無視して、百合子まっしぐら。


こうして、百合子とほっこり兄さんの、壮大な追いかけっこショーが幕を開けるのでした。なんだか「青鬼」みたいなノリだなあwwww



やがてある部屋に隠れる百合子。ほっこり兄さんも後を追いかけます。ベッドの下を探したり、小ベランダの窓を開けたりあれこれ探しますが…百合子は見つかりません。


追い詰められた百合子は、ベランダの僅かな手すりにぶら下がって、何とかほっこり兄さんをやり過ごしますが、お嬢様の体力では長時間ぶら下がってなど居られません。

力尽き、地面へまっさかさま…というところで、慎太郎が現れ、何とか右手を掴んで一命を取りとめるのでした。


と言っても百合子がぶら下がっている所はたぶん2階なので、落ちたとしてもよっぽど打ちどころが悪くない限り、まあ怪我はしても死ぬ事はないと思いますが、それは言っちゃいけません(′・ω・`)



こうして何とか慎太郎と百合子は再会を果たします。ところが…。








ちょwwww表情怖ええwwww



まったく、どこのホラー漫画みたいな登場の仕方をするんだお前はって感じですが、こうして百合子のピンチに現れた以上、慎太郎と一緒に引き上げるのを手伝ってくれるのかと思いきや

美彦「見つけたあ、さあこの手を掴め、そして二人で楽しもう!」

さすがほっこり兄さん!場の空気なんて知った事か!天上天下唯我独尊!!「ちょwwおまwwこの状況で何言ってんだ」という慎太郎のツッコミなどどこ吹く風です。


しかし調子に乗りすぎたのがいけなかったのか、百合子から「テメーみたいな糞ピザの汗臭い手を握るぐらいなら落ちた方がマシだ(゚Д゚)ゴルァ!」と怒られてしまいました。


美彦「な!?今、不潔と!?この手を不潔と申したか!!
ぬうう…このようなおかしな女だったとは!
よし、望み通りに落としてやれ慎太郎!私を侮辱した罰を与えねばならん!」


もうお前は黙ってろwwww



そんな外野を完全スルーして、ブコメ展開をおっぱじめる慎太郎と百合子。

百合子「…慎太郎様、その手も大層痛むのでしょう?どうか離して…
これは、あなたを信じる事が出来なかったわたくしの罰なのです…」


慎太郎「手の痛みなぞ!ここで離せば心の痛みはどれほどか!必ず助け上げると申し上げました
それが無理なら、私も共に落ちましょう!!
何処までも!何処までもこれからは二人で進むのです!」

うーん。ベッタベタですがイイハナシダナー。



















いったいった、ほっこりがいったー!!



何処までも非道!すべからく外道!
ブコメ展開置いてけぼり状態でブチ切れたほっこり兄さんは、百合子を掴んで身動きできない慎太郎の後頭部めがけて、容赦ないエルボーの連打を浴びせていきます…って








エルボー浴びせすぎだwwww


とてつもない凄まじいエルボーの連発です。
なんというエルボーのフロンティアスピリッツ。



しかし慎太郎はそんなほっこりエルボーの連発に屈する事なく「らあああああ!!!!」とバカ力を発揮し、百合子を怪我してる右手一本で持ちあげ、見事救出に成功するのでした。


完全に蚊帳の外だったほっこり兄さんは「ふん!女ならたくさんおる、百合子貴様が1番ではないぞ、調子に乗るな!」と捨てゼリフを残して、立ち去って行きました。





やっぱりほっこり兄さんはB専だったのか…。
哀愁漂う背中がそう語っていますが…今週背中向けてるシーンのコピーが、今週だけで4回ぐらい無駄に使い回されています(反転含む)。
さすが井上先生。安定感抜群なコピークオリティ。



こうして、長男の新便器・次男のほっこり兄さんが去って行き、ついに邪魔者がいなくなった百合子と慎太郎。二人はガシっと熱い抱擁を交わします。

百合子「もっと…もっと強く抱きしめて…折れるほどに強く…」


百合子は感極まってこんな事を口走っていますが、おいおいちょっと待て。

ここ数週、慎太郎の怪力っぷりを何度も見せ付けられてる読者からしてみれは、これは自殺行為以外の何ものでもありません。

慎太郎が全力で百合子を抱き締めようモンなら、間違いなく百合子の背骨は粉砕骨折し、圧死する事でしょう。

慎太郎「もう放しません!誰にも放させはしない!
何があろうとも!お覚悟を!」


ちょwww「お覚悟を!」って、殺る気満々過ぎるwwwww



というわけで、今週は
一話丸ごとほっこり兄さんが大活躍。いろんな表情を見せてくれました。
最後に、上記で取り上げた以外で印象に残った、ほっこり兄さんの豊かな表情をプレイバックしてみましょう。






ベッドを物色するほっこり兄さん(無駄にイケメン)。







「ギラッ!!」







「ここにもいない…」やっぱり無駄にイケメン。










窓に近づくほっこり兄さん(コピー)。
この立ってるシーンも今週だけで4回ぐらい使い回されてたなあ。




個人的には「ギラッ!!」のコマの破壊力が凄まじいなあと思います。表情が鬼気迫りすぎる。



あ、そういえば、ほっこり兄さんが投げ捨てたタバコが、ちゃっかり布団に引火してるシーンが有ったような気がするんですが、来週あたり、屋敷が炎上しちゃうんでしょうかねえ。wktk。