扉絵キャッチコピー
女達の想いが、交錯する。
柱文
「慎太郎と会えぬ日が続く…」
「衝撃の発言…!」
大好きな慎太郎が唐房家から姿を消し、電話も手紙も取り合って貰えず、寂しい日々の続いてる百合子。
代わりに、ここのところ、新(新便器)からは毎日のように花束が贈りつけられてきます。
花束送り過ぎ吹いたwwwww
2週間以上毎日花を贈り続けるとか、なんてタチの悪いストーキングなんだ…新便器最悪過ぎるwwww
とは言え、直接新便器に会って「もう花束送ってくんな(゚Д゚)ゴルァ!」と言ったところで、どうせ新便器が百合子の言う事に従うとも思えねーし、無駄に終わるだけっつーか、そもそもヤツのツラも見たくねーやと思ってんのか、百合子が放置プレイを決め込んでいると、そんな百合子の元に朗報が!!
なんと真智子が慎太郎の手紙を届けに百合子の屋敷へやって来たのです。慎太郎からの手紙と知って、百合子はもう大喜び。
おお!真智子が百合子の元へ慎太郎の手紙をちゃんと届けたぞ!!これは意外っていうか、ちょっとビックリです。てっきり途中で破り捨てたり、新便器に検閲させられたりするのかと思ってましたからねえ。
もっとも、手紙を読んだ百合子が「手紙の返事を書くから、もうちょっと待ってねえっ!!」と家に入ったら、真智子は即効帰っちゃったけどなwww
これはつまり、慎太郎様には従うけれど、テメーみてーな糞ビッチの手紙など誰が受け取るかファック!!という、真智子のハッキリとした意思(拒絶)が感じられますね。
嗚呼、女の争いとはこれほどまで恐ろしい物なのか…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。
こうして屋敷に帰ってきた真智子ですが、屋敷に入ろうとした所で、林に隠れてた慎太郎に捕まります。慎太郎は真智子に「氷野さんが父上に毒盛ったっぽいんで、部屋をくまなく調べたいから、氷野が部屋を空ける時間を調べて教えてくれ」と頼みます。
でまあ、その一部始終を、木陰に隠れてちゃっかり盗み聞きしていた新便器。さっそく氷野さんの部屋を訪ねて「父上に毒を盛ったのはお前なのか?」と、いきなりの直球をぶつけます。
唐房家に最も長く仕える執事頭の氷野さん。彼は元々清音(ババア)に仕える執事で、ババアが唐房家に嫁いで来た時も一緒に唐房家にやって来た身。
「私の望みはただ一つ、それは清音様の幸せのみ
清音様が苦しむお姿を、これ以上はもう見るに耐えられなかった…
故に行動に移したまでで御座います
清音様の最大の苦しみ…そして屈辱は次期当主に慎太郎様が選ばれること…
もしそうなれば清音様が正気を保つ事は不可能でしょう」
おやおや、氷野さんがあっさり認めちゃいましたよ?
この発言を聞いた限りじゃ、やっぱり氷野さんの単独犯って事なんでしょうかねえ?清音への忠誠心から凶行に走ったっていう。
そしてこの時点で新便器のシロが確定したワケですが、納得いかないのは、氷野さんが言った「次期当主に慎太郎が選ばれる」という部分。新便器は「おいおい次期当主はこの俺様が選ばれて当然じゃん?」などと思ってますので、ちょっとムッとします。するとここで、氷野さんの口から衝撃の発言が…!!
「毅様が新様を選ばないと考える理由は一つ…
新様が毅様の実子ではないゆえにで御座います」
な、なんだってー!! 新便器は毅の子じゃ無いのかYO?
なんという超展開。
でもこれで新便器の本当のお父さんの名字が「霧崎」だったらどうしよう。見事に「夜王」の霧崎京一郎(肉便器)とリンクしちゃうから、それはそれで面白くはなりますが(w
…とまあ駆け足で追ってみましたが、全体的に今週は、まあマトモというか、普通に面白い回でした。
…一ヶ所(331ページ)を除いては。
な ん だ こ れ は wwww
上半身ハダカで、白フンドシ一丁の姿。
「夜王」の聖也さんのムキムキボディに勝るとも劣らない、逞しい肉体美(しかも汗だく)。
ひたすら黙々とスクワットをこなす平然とした新便器の表情。
「ギシッ」「ギシッ」「ギシッ」という擬音。
そして物語の進行とはほとんど関係無いのに、1ページ丸々使っての大ゴマ…。
もはや全てが笑えます。恐るべし井上マジック!!
しかし、男色の毛は無いはずなのに、ついつい視線がフンドシのもっこり部分に行ってしまうのは何故だろう(′・ω・`)
この圧倒的光景を前にすると、もう、どこをどう突っ込んで良いのかすら、分からなくなってしまうレベルなのですが、少なくともこれだけは確実に断言できます。
漫画のキャラが、ヒンズースクワットやってる描写だけでここまで爆笑したのは、生まれて初めてです。
しかも新便器は、慎太郎と真智子の話を盗み聞きする為に、この後外に出てくるワケですが、よーく見ると、ワイシャツはちゃんと着ず、はだけさせたまんまです。
コレはもしかして「俺の美しい肉体美を見ろおお!!」というアピールのつもりなのでしょうか?
でも、話を盗み聞きすのなら、隠れていないといけません。存在を自己主張したら慎太郎たちに気付かれてしまう…。
まったく。隠れたいのか、さらけ出したいのか、どっちなんだよ新便器wwww
まあここ数週の「華と修羅」は、次期当主を目指すべくやる気を見せた慎太郎、昴ぶりを鎮めてた若乃花、慎太郎と朋友フラグを立てた薬屋のオヤジ、走ってばっかりの氷野さんといった、多くのキャラが活躍を見せ、最近は新便器の影が薄くなっていましたからねえ。
新便器としては「この漫画の真の主役はこの俺だぁ!!」という絶好のアピールタイムとなったのではないでしょうか。ネタ漫画的には実に良い傾向です。
もっとも、原作の谷本先生にしたら、こんな演出されたら、たまったモンじゃないでしょうなあ…。
谷本先生が出来上がった今週「華と修羅」を読んで「オイオイ何だよこのスクワットのシーン!俺はギャグ漫画の原作書いてんじゃねーんだぞ(゚Д゚)ゴルァ!!」などと、井上先生にブチ切れていないか、大変心配です(w