(20101106)今週の「華と修羅」 第二十話 「初恋の味」

扉絵キャッチコピー
「いつの時代も子供たちが希望だった。」

柱文
「身体を張って意地を貫いた慎太郎だったが…?」
「この手紙は…!?」

井上紀良先生が福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手(夫妻)のイラストを夜王風に描いたみたいです。

…って、何してはるんすかwww 



 班長にボコられながらも認められた慎太郎。目を覚ますと…百合子が倉庫内で、コピー顔のガキんちょ達お手玉をして遊んでました。

最初のページの百合子のポーズが珍妙なのも笑えますが、先週職場の仲間たちが大量のリンゴを置いてったので、お手玉がリンゴに見えてしまったのは気のせいじゃないはずです…って、そもそもあのリンゴはどこ行ったんだwwww



 さて、このコピー顔のガキんちょ達、いつもは子供達だけで倉庫に集まって遊んでいるようです。こんな倉庫に毎日子供達を倉庫に閉じ込めておくのは不憫…そう感じた慎太郎は「そうだ!ここに託児所を作れば良くね?」とナイスアイディアを思いつくのでした。

「私は華族として何をすべきかずっと探しておりました…
見つけた!ここから始めようと思います!
ああ、一番にお嬢様に発表できたことも嬉しい!」


こうしてやる気を見せた慎太郎を祝福するかのように、コピー顔のガキんちょ達が、2人に、謎の白濁液が注がれた飲み物を勧めます…って、こう書くと何か卑猥ですな。

「カルピス!広告にあったよ、初恋の味なんだって!」


こう言い残すと蜘蛛の子を散らすようにコピー顔のガキんちょ達は退散。しかしカルピスのお陰なのか、いい雰囲気になった慎太郎と百合子は、誰もいない倉庫で、ひっそりと接吻をするのです。


イイヨイイヨー。いい雰囲気ですよー。まあ、百合子のファーストキスは、新(新便器)に「ズキュウウン」されちゃったわけですが(汗)


しかしこの様子を苦虫を噛み潰したかのような表情で遠くから観察していた者がおりました。そう、真智子たんです。








怖いよう(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル


血走った瞳が尋常じゃない怒りを表しています!「ギリギリ」ってのは歯軋りか!?
嗚呼、あんなに優しくて可憐な良い子だった真智子たんが、どんどんぶっ壊れていく…。悲しい、悲し過ぎるぜウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・



さて、真智子たんの怒りを買ってるとも知らず、やる気に満ち溢れた慎太郎は、早速ハゲ真壁を呼び出して「託児所作りたいんだYO!」と訴えかけます。


ハゲ真壁は「オイオイそんなの作っても爵位争いのポイントにはなんねーじゃん…」と思いつつも、ここで頭ごなしに慎太郎の主張を否定するのもアレですので、託児所作りの為の事務的作業を教授してあげる事にしたのでした。


ついでにハゲ真壁は、唐房家の近況も慎太郎に教えてくれました。父・毅は「うぁぁぁ、こ…毅が庭を練り歩いてる」程度には回復し、新便器は政界に顔を売るべく、貴島子爵のコバンザメとして精力的に動いているようです。ふむふむ。
あ!ところで最近出番の無い、次男の美彦(ほっこり兄さん)は?

「美彦様は、まあ…
日本に数台しかないというロールスロイスを購入して、有頂天の夜遊び三昧…
清音様に戒められておりました」

何してんだよほっこり兄さんwwww


ハゲ真壁の口調が、もう半ば呆れ果てたような感じなのが、さらに笑えます。


まったく、新便器は爵位を得た後の事を考え媚を売り、また慎太郎も在野に出て大きく成長すべく、必死に努力しているというのに、このダメ兄貴と来たら…。まあ、元気で生活してるみたいだから、ある意味安心っちゃあ安心なのですが(′・ω・`)
とりあえず、ロールスロイス乗ってるほっこり兄さんを想像したら、ものすごく爆笑したwww


さあ、これを聞いた慎太郎の反応は…?

「…現状、唐房家は変わらず、大きな問題は無いようですね」

ちょwww慎太郎スルーしたwwww


もはや、弟からもどうでもいい扱いされちゃってる、ほっこり兄さんがあまりにも不憫過ぎるwww



そのころ、真智子たんは長屋で全裸で慎太郎に迫ったけど不発に終わった事、慎太郎と百合子が倉庫でAまで済ませちゃったことを新便器に報告。
新便器は、そんな真知子たんの報告を聞きつつも、涼しい顔で黙々と指立て伏せをこなしております。

















裸に白ふんどし一丁で。


ムキムキボディに白ふんどし姿…なんというガチムチっぷりwww
なんかもう新便器が白ふんどしスタイルでいるだけで笑いがこみ上げてしまいます。
生れてくるのが100年ほど遅ければ、ビリー・ヘリントン兄貴と競演してもおかしくない勢いです。


さて、報告をしている真知子たんですが、慎太郎のことをまだ諦めたわけじゃないみたいでして…。

「諦めることができるなら、最初から望んでおりません!」(キッ)


だから怖ええって真智子たん!!
このままだと慎太郎&百合子と刺し違えかねないほどの殺気に満ちています。
嗚呼、真智子たんがどんどんヤンデレに堕ちて行く…。


すると、新便器はここで策略を仕掛けることを思いつくのでした。なにやら手紙を取り出したようですが…?


おそらく、真智子たんの内に潜む暗黒面を感じ取り、さすがの新便器も、人殺しはヤヴァイだろと思ったのでしょう…って、そう解釈すると、新便器がなんだかとても優しい人に見えてしまうのは何故なんだぜ?

「ふふ、女の顔になってきたな…
そう激するな、堕とすなら高所からでないと面白くないだろう?
あの二人、いい高さにきたようだな…
ふ、男女の仲を壊すには疑心を一つ差せばよい…
よろしい、余興を始めよう」


なんか新便器の発言一つ一つが、いちいちカッコ良いぞ。徐々に「夜王」の聖也さんポジションに君臨しようとしてるのでしょうか。



新便器の策略により、慎太郎と百合子の恋路はどうなってしまうのか!?次週へつづく。