(20091009)今週の夜王 第321話 「聖也、始動」

 大阪ミナミで繰り広げられる、遼介率いるロミオ2号店、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決が幕を開けました。
 ロミオが、「ミナミ繁華街浄化婦人会」のババア達を味方に付け、3日目にして初の首位を獲得すれば、ヴィクセスの柳直夜に、ロミオで太客だった美木谷社長がバックについて、すぐさま首位の座を奪い返す…。そんな中、ずっと2位に甘んじているスコーピオンも、ついに動く…?



スコーピオン各支店の店長クラスが呼んできた太客のおかげで、5日目にしてはじめての首位の座をゲット!2位のヴィクセスとの差は600万と、かなりの差をつけており、スコーピオンのホスト達は沸きかえっていますが…聖也さんはまだまだ満足していないようです。


「まだだ…俺が望むのは圧倒的勝利だ!
ここから先は俺も動く!!
六日目の明日、一気に攻めてロミオ・ヴィクセスの戦意を喪失させるぞ!!
最終日には、絶望した遼介・柳の顔を全国のTVに晒してやろう!」


この時の聖也さんの、あまりにも邪悪な笑顔がステキ過ぎます。


というかこの企画、全国放送だったんかい!!まったく、どんだけネタに困ってるんだよテレビ局。



というワケで「六日目から本気出す」宣言をした聖也さんですが、その原動力となっているのが…先週のラストにもチラッと出てきた、謎の手帳。通称“聖也リスト”!!


これは、スコーピオンの責任者として、大阪店を立ち上げた時に掴んだ人脈のリストが掲載されていて、不動産、アパレル、飲食店の有名社長クラス(当然女性オンリーです)ばかりが名を連ねています。

彼岸島チックに表現すると「この聖也リスト、超助かる!!」優れもの。


聖也さんはこの手帳に載ってる女社長に片っ端から電話をかけまくっており、おもしろいように誘いに乗ってくれます。その光景に光は驚愕。


(本気だ…聖也さんが本気を出した!あの聖也リストはまさに無敵のアイテム…!)


無敵のアイテム!!なんというステキな響き!!実に少年漫画みたいなノリですなあ(w



一方のヴィクセスには2位へ順位が落ちた事により、逆に地元の女性客が集まるようになり、逆転のメドは立った模様。そしてロミオには頼もしい援軍が…!!



なんとここで、イカロス翼・卓也(ヤムチャ)・源太・陸の4人の精鋭が、東京のロミオの客を引き連れて援軍にやってきましたよ。右端に麻美もいるって事は、もしかしたら旦那の肉便器がやってくる余地もあるかもしれないわけですな。こいつはすげえや。


でも確か、コピー顔のオーナーは「東京の客を呼ぶ事は俺が許さん!」とかプンプンしてませんでしたっけ?


考えられる理由としては、コイツ等が自主的に来たのか、オーナーが「ヤベッ」と思ったので彼らを派遣させたのか、単に井上先生と倉科先生がそんな設定を忘れてたのか、いずれかでしょう。設定忘れてたという可能性も普通にありえるのがこの漫画の恐ろしいところですが(w



個人的にはそうですねー、ロミオ大阪店の中央に存在する、フルチンダビデ象と、源太のフルチンダンスという、夢のコラボレーションが見てみたいですな(′・ω・`)