オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となります。
白馬&甲冑姿の聖也さん率いるスコーピオンも大阪進出を果たす中、ヴィクセスのNO.1 ホスト、柳直夜の過去が週刊誌でスッパ抜かれて店は閑古鳥状態で大ピンチ。さらには虐待を受けてる巨乳ようじょを助ける為「オラアッッ!」と親父をブン殴ってタイーホ。しかし巨乳ようじょが真実を告白し、さらに数馬(真壁)たちの署名活動によって、直夜の早期釈放が決定。一転してようじょを救った英雄として「大・復・活!!」を遂げるのでした。
こうしてついに迎えた「ロミオ」「ヴィクセス」「スコーピオン」の3店によるホスト頂上決戦。テレビ中継が入るとか、いつの間にやら格闘技イベント並みの大盛り上がりを見せており、つくづく聖也さんの影響力のデカさが伺われます。
まずは司会者のオッサンが3店の代表者である、遼介・聖也さん・直夜が、まるでプロレスラーのようにコールされ、次々と登場。しかし直夜の異名が「Mr.オラオラ」ってのは、いくらなんでもあんまり過ぎて盛大に吹いた。
さてここで、今回の頂上決戦のルールが紹介されます。だいたいこんな感じ…だったかと思われますが、まあこのマンガは「夜王」ですし、どうせ倉科先生も井上先生も、途中でルールとか平気で忘れちゃいそうな気もするので、あんまり気にしなくてもいいかも。
(1) 勝敗は月末一週間の店舗売り上げで競われる。一日ごとの売り上げは巨大電光掲示板にバッチリ表示され、最終日はリアルタイムでジャンジャン更新されるYO!とのこと。
(2) 3店の競争の模様はTV中継するので、お店にもカメラが入ります(不正防止の意味もかねて)。でもって、最終日は生放送だからバンバン放送するYO!とのこと。
(3) 売り上げはあくまで現金(キャッシュ)のみで、ツケは含まれない、とのこと。
(4) 店ごとに異なるお酒の値段については「そこはお前らのフリーダム!」だから、勝手に値上げ値下げしても一向に構わんッッ!!とのこと。
そしてルールを確認したところで、最後は3人でガッチリと握手…のはずが、なぜか拳を付き合わせる3人。
これはトリプル「ウオオーッ!!」の予告って事ですね。わかります。
あ、そういえば直夜が聖也さんに対して、リシャール対決(単行本6巻〜7巻あたり参照)で「アンタ運介に負けたやん」などと指摘してると、すかさず光が「聖也さんは負けた訳じゃない!!」と、ツッコミを入れてるシーンがありました。
よかった。ようやく分かってくれてるヤツが出てきたよ。思えばこのマンガの登場人物は、遼介と聖也さんのリシャール対決について、聖也さんが勝ったはずなのに、なぜか「聖也さんが負け、遼介が勝った」と認識してるんだよなあ。しかも聖也さん自身まで、なぜかそう思っているという(聖也さんはプライドが高いので、あんな勝利の仕方じゃ納得してないだけなのかも…という気がしますが)。
しかし、せっかく正しいことを言ったのに「光、何も言うな!」と聖也さんに止められてしまう光(´・ω・) カワイソス。
…という訳で勝負前の記者会見は終わり、ロミオに帰った遼介は部下達に奮起を促します。するとここで部下ホストのひとりが「だったら遼介さんが持ってる東京の客を大阪に呼べばいんじゃね?」などと言い出します。
なるほど、確かにその手もアリですね。懐かしのキャラ(コピー)も活用できて、井上先生的にもすばらしい手抜き…じゃなかった、いいファンサービスが出来るはず。ところがここで…。
「それは許さんっ!!」
ここでまさかのオーナー、キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
しかしロミオ大阪店オープンのときにも顔を出さず「俺は顔も口も出さないと決めている」と言ってたのに、まさかこのタイミングで光臨するとはwww不意打ちにも程があるぜ…。
そして、そういえば遼介と修さん以外のメンバー達は、オーナーと会うの初めてなんですよね。みんなえらいビックリしていますが、これは精密機械のように寸分違わぬポージング(コピー)を決めているオーナーの勇姿に驚いているのでしょう。間違いありません(´・ω・)