デトロイト・メタル・シティ TRACK66「DEATH」

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「昨日ライブをやって俺はアンタこそが本物のクラウザーだと思った
その恨みの深さ…アンタいったいデスレコーズとの間に何があったんだ」


もの凄いギターテクを持ち、かつてクラウザーさんに憧れDMC入りを熱望しながら年功序列だから」という「それ人間じゃ絶対ムリじゃん!!」という理由で断られ、クラウザーさんに激しい恨みを抱いちゃった、あの男。
そんな彼の目の前で、クラウザーI世の中の人…見た目はどう見てもタダのおっさんが、自らの過去を語り始めます。
しかしやっぱりこのおっさん、クラウザーI世とのギャップが激しすぎ。ある意味根岸以上だ(w



ムショに入る前のクラウザーI世は…当時ちょっと名の知れた伝説のバンド「ブラックカオス」のヴォーカル「死神G」(本名・北原元気)として活躍たしそうな。
顔のメイクに「クラウザーI世」の面影がちらりと見られたり。
(ちなみにこのメイクは親の葬式、友人の結婚式、小学校の同窓会でも決して落とさなかったらしい。実に悪魔的だぜ!!)


そんな死神Gが「今日のライブはなんだ(゚Д゚)ゴルァ!」などと楽屋で暴れていると、メタルバンドのライブに乱入しては、ライブとバンドをメチャクチャにして、特にバンドメンバーに対しては二度と演奏する気にさせないほどメチャクチャに暴れまわるという、なんかもの凄くイヤーな過激派集団「DEATH」ってのが暴れてるぜって話を耳にします。


そして、その過激派集団「DEATH」がブラックカオスのライブにも乱入。しばらくすると、「DEATH」の頭ってヤツが現れます。


「濡れねぇんだよ、カス共」


↑このセリフでご想像がつくでしょうが、若き日のシャッチョさんな訳です。いつもはこのままステージに上がりこんで、バンドをメッチャクチャにブッ潰すのですが、死神Gの演奏を聴いて驚愕。彼の演奏こそが、シャッチョさんが求めていた「ナイフより凶器になる音楽」だったのです。


しかし若い頃のシャッチョさんは美人だなあ(;´Д`)ハァハァ。
個人的には黒髪のほうが似合ってる気がする。


でもって、ライブ終了後にシャッチョさんに惚れた死神Gは「ジャック・イル・ダーク」の初来日ライブチケットを手渡し「一緒に行こうぜ」とお誘いをかけます。おお、やるじゃねぇか元気さん!!



そしてライブ当日。待ち合わせ場所にいた死神G…というか元気さんは、白いスーツに白い帽子、KINGと書かれたベルトバックル…などといった、もの凄いダサい服装センス!!
あのあまりのダサ過ぎるセンスに、あのシャッチョさんもたじろいでしまった程なのだから、相当酷いんだろなー。

なんと言うか、この辺のセンスが根岸と共通するような気が…しなくも無かったり。



で…この後死神Gこと元気さんの人生が狂っちゃうそうなんですが、その間話をしている元気さんが、居眠りしたり、便所駆け込んだり、くしゃみしたりで、もったいぶり方が軽くイラっとくる(w
なんだかんだ言っても、やっぱり中身はおっさんなのだなー。



若杉公徳先生の巻末コメント
「隠し子が隠しきれない程います。」



おまけ。


映画版DMC
ジャック・イル・ダークジーン・シモンズがやるようです。



D


こりゃまたとんでもない人を連れてきたなー(′・ω・`)
原作のジャックとは全然雰囲気は違いますが(ギターの形とかすごい事になってるし)
帝王っぽさは出てて、これはコレで(・∀・)イイ!!


しかし、ジーン・シモンズはデカいなあ…。クラウザーさんが細く見える(w