デトロイト・メタル・シティ TRACK63「BETRAYER」

映画「デトロイト・メタル・シティ」で、松山ケンイチ演じるクラウザーさんと根岸の再現度の高さにマジでびびった。


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クラウザーさんは、なんか夢に出て来そうな位怖そうなツラですが、雰囲気は原作をきちんと再現してる。
特に根岸のくにゃくにゃっとした腰のひねり方とか「なんか受けつけねー!!」的な、オシャレゴボウ振りがすごく出ている。
しかも見事な公然猥褻カット!!
ぶっちゃけ、クラウザーさんよりも根岸の再現度の高さが(w



生まれた時からずっと1人。信じられるのは己のギターのみ。
そんな男がDMCの音楽を知って「オレもDMCに入りてえ…」。今回はそんなファンのお話。


しかしコイツ、並みのDMC信者とは違って言葉使いも丁寧だし、根岸に対しても「ゴボウさん」“さん”付けしてます。実は根はいい人なのかもしれない(w


彼のハンパなく上手いギターテクを耳にした根岸は「コイツにDMC任せれば、自分辞められるんじゃね?」ということで、クラウザーさんとして、コイツを育て上げる事にします。
1秒間に10回レイプの指導をしたり、いっしょに六本木ヒルズに行き、我が子の成長を見届けたりと、なんだかまるでデートのよう…って、それなんて「キミキス」?


彼も初めて信頼できる相手であるクラウザーさんに、次第に心を開いて行きます。クラウザーさんも彼の才能を認め、悪魔のギターと将来のDMCを託したのでした…。ああ、ええ話や…。泣ける・゚・(ノД‘)・゚・



あとはシャッチョさんの了解を取るだけ。しかし根岸がシャッチョさんに彼を紹介しようと…正確には、辞めようという心をほんのわずかながら出した瞬間…。


「テメェ、この期に及んでまだ辞める気だとは
死なねぇと分かんねぇんだなテメェ。オラオラ」


待っていたのは殺人フルコース。
凄まじい、鬼気迫る表情で、一方的に殴りまくりです。まるで格闘漫画のよう(w
ちなみに映画版「デトロイト・メタル・シティ」では、シャッチョさん役を松雪泰子が演じるようですが
こんなスゴイ役…果たして演じ切れるのだろうか(汗)


仕方が無いので、彼のDMC入りは無かった事に。いきなり手のひら返されて、当然本人は納得するはずが無いのですが、クラウザーさんが苦し紛れに言放った理由とは…。


年功序列だから…」


ちょwwwそれじゃ人間は一生メンバー入り無理じゃん!!


こうしてあっさりDMCメンバー入りを拒否され、クラウザーさんに裏切られた彼は(許せねえ、絶対に許せねえ…)と、ファンから一点アンチに…。

ああ、シャッチョさんの命令とはいえ、クラウザーさんはひどい事をしたよね。まあでも悪魔だしな(w

それに、クラウザーさんから直接「1秒間に10回レイプ」などを教えて貰ったりしたのだから、普通のDMC信者だったらコレだけでも十分満足しそうなモンなんですけどなあ。


そんな裏切られた彼に手を差し伸べる男が…。


「ようこそ、ブラックアンドデスレコーズへ」


クラウザーI世キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!


逆光に照らされるI世とバンドメンバー(3人)がカッコ良過ぎます。
コレでコイツを引き抜いたということは、いよいよメンバー結成でクラウザーさん達に襲いかかるのか!?



若杉公徳先生の巻末コメント
「VAMPIRE WEEKENDのアルバムをよく聴いています。」



おまけ

デスメタルを聞いて悪魔のように変貌する犬 Death Metal Puppy



  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ゴートゥDMCゴートゥDMC
 ⊂彡

なんという悪魔的畜生なんだ…。
まるでクラウザーさんが憑依したかのようだー!!