今週のカウンタック #147 MY FUTURE

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。
 かつての愛車「MR2(AW11)」を買ったりしてお世話になった、中古車販売店「フューチャー・モータース」の未来(ミキ)社長に、カウンタックの勇姿を見せようと久々に店を訪れた舜。しかしその社長は既に他界、跡を継いだ娘の真弓たんからも、今月じゅうに店をたたむと言われてしまいます。ところが店をたたむ直前になって、15年前に盗まれたはずの「デロリアンDMC−12」が見つかったという知らせを受け、警察署に行ってみると、そこには確かにデロリアンが!!



 まるで15年前からタイムスリップして来たかのように、見つかった亡き父親のデロリアン。娘の真弓たんが車内に乗り込み、エンジンを駆けると、思わず自然とパパン…未来社長の事を思い出して、自然と涙がこぼれてしまうのでした。


「まいったな―――父さんが死んで2年が過ぎて…
もう思い出しても涙は出なくなったはずなのに――
デロリアンは―――反則だよね…」


 さて、エンジンを描け追えて、車を降りた真弓たんですが、心の準備がまだできていないのか、デロリアンを引き取るのはもうちょっと待ってくれとお願いするのですが、舜の言葉が無かったら、そのデロリアンに再会する事なくあっさり手放していたであろうコトも事実。
 真弓たんは帰りの車内で「ありがとう空山さん…デロリアンに…お父さんに会わせてくれて…」と感謝の言葉を述べるのでした。


 そんでもってそれから2週間が経過。しばらく連絡の無かった真弓たんから電話があり、結局デロリアンを引き取ったこと、そしたらと血のオーナーから、借地料は今までと同じ金額でイイって言ってきた事、そして結局店を続ける事に決めた事…が明かされます。
 なんだかえらいトントン拍子でラッキー続きです。
 まるでデロリアン手に入れたらこんなにいいコトがいっぱい!!”とかいう、どっかのうさんくさい広告のようです(w


 そして、近いうちに店に来れない?とお誘いのお話が。そんな真弓たんの頭上には、15年前と同じように、看板の上にデカデカと鎮座しているデロリアンの姿が…。
 そして舜が夜に行ってみると、看板の上にデカデカと鎮座しているデロリアンが、さらに周囲からライトアップ!!
 たしかにド派手で目立ちまくりで、宣伝効果的には抜群だろうけど…どう見てもスゲー近所迷惑だぞ、コレ(w でもそこがロック!!なのかもしれない。


 とはいえ、店を再開させたけど、正直続けていける自信がないという真弓たんに、舜はこう言って元気付けるのでした。


「大丈夫…天国のお父さんが守ってくれるよ!
信じなきゃ―――未来を!!」


といったところで、デロリアン編は、おしまい。
うーん。結局タイムスリップはしなかったか。残念というか、ホッとしたというか(w



巻末コメント
Q: 「“桜”にまつわる思い出は?」
A: 桜にまつわる思い出は…特にありません。


↑というか、先週「春と言えば桜ですかね」とか書いておきながら、その桜の思い出を聞かれて「特にねーよ、クソッタレー!!」あっさり切り返す梅さんは、どう見てもロック過ぎる(w