遼介はエリート刑事の霧崎(肉便器)の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
その手始めとして、自分と同じ名前のホストである「ダンディクラブ」の涼介(リョウスケ)の情報を得るべく、遼介のなじみの客である麻美を、客を装って偵察に向かわせるのでした。
ホストクラブ「ダンディクラブ」で、涼介の接客を受ける麻美。客を装って、涼介にいろんな事を根掘り葉掘り聞きだそうとしています。
それによると、涼介は2年前、歌舞伎町をブラブラしてたところを、この店のNO.1 ホスト兼オーナーである沢村慎吾(ダンディ)に拾われた、とのこと。
そのダンディ、先週店内では姿を見せていませんでしたが、今週は女性客の接客にいそしんでおり、ちゃんと働いています!!
おお、四天王もちゃんと仕事をする時があるのか。たまには。
涼介はそのダンディに大変恩義を感じているようで、命を捨てても…とまではいかないにせよ、火の中水の中に飛び込むぐらいの覚悟がある!と豪語してます。
しかし麻美が遼介の名前を出したとたん、それまでにこやかだった涼介が「ロミオの遼介は関係ない!」とブチ切れたり、涼介が席を外す際、胸ポケに入れてた箱が床に落ちて、箱の中には怪しげな注射器が…!!
涼介は思わず「…見られた!」と麻美が注射器を目撃しちゃったことに、動揺を隠せません。
うわあ、なんともベッタベタな展開だなあ…。つーか、分かりやすく注射器落としすぎ!!
ですがこのシンプルさこそが倉科イズムであり、このシナリオと井上先生のコピーテクニックが化学反応を起こして、「夜王」という漫画が面白くなっているのじゃないかなあ、と言う気がします。
さて、その頃肉便器と藤田刑事は車で移動中。藤田は、今度の事件で遼介に関する証拠が不自然に集まりすぎている事に気付き「誰かが的場遼介を嵌めようとしていると考えられるのでは…」と口にします。
「……フン!お前、所轄の捜査員の割にはいいとこに気がつくじゃねえか
そんなことはとっくに考えてる…
最初から引っ掛かってたよ…こいつはワナかもしれんとな」
肉便器はこう言ってますが、心の中では
「ウッソ!?マジかよ!!全然気が付かなかったYO!!」
とか思ってんのかなあと想像すると、なんだか妙に笑えます。
しかし肉便器に取っては、そんなことはどうだっていい事。
遼介が今回の事件に関与していようがいまいが、証拠をまとめあげて、なんとしても奴を塀の中にブチ込んでやるぜ!!
などと、とんでもない事を言い出します。
あまりの暴論に、藤田が「肉便器……恐ろしい子!!」と口にすると
「それは褒めてるんだろう?」
と満面の笑みを見せるのでした。
何がそんなに嬉しいのか知らないけど。
まったく、とんでもないドSだなあコイツは。なんだかキャラというかポジションが「野望の王国」の柿崎署長みたいになってきましたよ。
そのうち肉便器も、チーターを蹴っ飛ばしたり、大男にケツを掘られたりするのだろうか。やべえ、ワクワクしてきたぞ!!
さてさて。場面は切り替わって、ダンディクラブでは今日一日のお仕事が終わりました。涼介がダンディに「お疲れ様でした」と頭を下げると、ダンディは、新しい指名客をゲットした後輩を褒め讃えます。さらに…。
「お前は素直で可愛い奴だ…
同じ名前のどっかの誰かとはえらい違いだぜ
まだ俺のレベルに達するには努力が足りんがな…ハッハハハ…」
と、肩に手を回して、ものすごくフレンドリー!!
遼介に対してはあんなにツンツンしてたくせに、ものすごいデレっぷりです。
このシーンだけ見ていると、ダンディがものすごくいい人に見えます。さすがは四天王!というところか。
まあダンディはそれだけ、この涼介を可愛がっているのでしょうが、あまりにもフレンドリーすぎるんで
「ウホッ!!」な感じがプンプンするのは、きっと気のせいじゃないはずだ(w
その涼介は一人になったところで、誰かに電話。電話の相手(口元以外良く分かりません)は「緊急時以外はそっちから電話かけんな(゚Д゚)ゴルァ!」と怒っているのですが…。
「ある女に覚醒剤(シャブ)を見られてしまいました…!!」
涼介からの報告に動揺する黒幕(コピー)なのでした。
うーん、これはまさか、麻美大ピンチフラグなのか!?
まったく、遼介に関る女はロクな目に遭わないなあ、といったところで、つづく。