遼介はエリート刑事の霧崎(肉便器)の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
その手始めとして、自分と同じ名前のホストである「ダンディクラブ」の涼介(リョウスケ)の情報を得るべく、遼介のなじみの客である麻美を、客を装って偵察に向かわせるんですが、その席で麻美は、涼介が怪しげな注射器を持っているところを目撃。おまけにその麻美が涼介と一緒にタクシー0に乗り込んだと知らされた遼介は…?
「ウオオ―――ッ!!」と叫んで外に飛び出して、走りだしたはいいけれど、果たして遼介はどうやって麻美を見つけ出すつもりなのか?
…どうやら、何にも考えていなかったのか、走りながら考えています(w
(携帯は繋がらない…考えられるのは“涼介”の部屋か?
奴の部屋の場所を知るには、あそこに行くしか無い…!!)
そんな遼介が辿り着いたのは、四天王がいつもダベっているお店「KENY’S」。そしてやっぱりいつも通り、四天王の3人がいつもの席でダベっています。仕事しろよお前ら。
遼介はそのうちの一人「ダンディクラブの沢村慎吾」(ダンディ)の前に立ち「涼介の家は何処だ(゚Д゚)ゴルァ!」と聞きだそうとします。
しかし、ダンディに会うのに、本来の職場である「ダンディクラブ」じゃなく、迷わず「KENY’S」にやってくるってことは、どうやら遼介の中でも、「四天王はいつも「KENY’S」でダベっている」という印象が強いんだろうなあ。
つくづく、四天王の3人がかなりのヒマ人であるのが伺えるってモンです(w
さて、遼介がダンディに涼介の家の場所をたずねるのはいいんですけど、麻美の身を心配するあまり、ダンディの胸ぐらつかんで暴言吐いたりと、ついついヒートアップ。
ダンディはただでさえ遼介にはツンツンしてるってのに、こんな事されたんじゃあ、そりゃあブチ切れ必死。おまけに自分が可愛がっている涼介に対して、覚醒剤(シャブ)を持っているなんて言いがかりを付けられたんじゃあ、たまりません。
遼介とダンディは、今にも喧嘩しそうな勢いになり、慌てて他の四天王が止める始末。
「何もしてねえと言ったな…ホントにそうなら俺は土下座してアンタに謝る!!
だが、そうじゃなかったら、アンタをただじゃおかねえからな!!」
「ウチの涼の疑いが晴れたら、土下座程度じゃ済まさねえよ!!」
ちょwwwお前ら顔近づけすぎ!!
鼻なんて明らかにくっつけちゃっています。
…と、ここで思い出した。そういえば、ニュージーランドのマオリ族では、挨拶として「お互いの鼻を押し付ける」行為があるんですが…。
なるほど、ケンカしているように見せかけて、実は友情を深めあっていたんですね!!
すげー、どれだけツンデレなんだよ、ダンディは(w
結局ダンディは涼介の無実を晴らすために遼介に同行し、涼介の家に向かう事に。そして2人だけで行かせると、またケンカしそうなので「ドンファンの一ノ瀬優」もついて行き、3人でタクシーに乗り込むのでした。
…でも、なにげにコイツも怪しいんだよなあ…実はコイツが黒幕だったりして。
そのころ、涼介の自宅に招かれた麻美は、紅茶入れてくるからと涼介が部屋を離れた隙に、手がかりを探して部屋を物色しはじめます。そんな麻美の背後から、覚醒剤入りの注射器を持った涼介が「ぶわああっ!」と襲いかかる!!
…この時の涼介の表情やポーズが、どう見ても刃物で後ろから刺そうとしてるふうにしか見えませんが、気にしてはいけません(w
ところがここでタイミング良くインターホンの音が。「こんな時間に誰だよクソッタレー!」と悪態を付きながら涼介が玄関のドアを開けると、待ち構えていたのは…。
警察手帳を持った肉便器キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
果たして肉便器の来訪は、吉と出るのか凶と出るのか!?良く分からないけれど、つづく。