ついに始まりました、TVアニメ「ひぐらしのなく頃に解」。
前作のアニメは端折りまくりでなんだか物足りない感じがしていただけに、今回はじっくりとやっていただきたいところ。
もちろん、今回も各話感想をやらせて頂きます。お付き合いくださいませ。
まずはオープニングから。
うーん。いい歌だなあ。聴けば聴くほど心に残るというか。
しかしこのOP、見れば見るほど
「どう見ても梨花ちゃま主人公です。本当にありがとうございました。」
って感じだ(w
タカノンや、存在自体がネタバレな「あいつ」も、バリバリ出演しており、なかなか良いオープニングです。
あ、前回と違って、KOOLもちょこっとだけ出てますよ(w
ちなみにOP最後の謎の言葉ですが、逆再生すると、前作のOP冒頭に聞こえてきた、“あの言葉”に聞こえる…?
すげー!!なんか芸が細かいぜー!!
気になる第1話の中身は、すっかりオッサンになった赤坂さんが、後輩の沢田(大学の後輩で自衛隊員。雛見沢村が閉鎖されてた頃管理を任されていたコトがあるそうな)の車に乗って、30年近くぶりに雛見沢村を訪れるところから始まります。もっとも村はひどく荒れ果て、廃村になっているのですが…。
赤坂さんが初めて梨花ちゃまと出会った、あの停留所に車を止めると、そこで待ち合わせていた人物と再会。
すっかりおじいちゃんになったクラウドと久々の再会を果たします。
クラウドが歳をとって、丸くなっちゃってるのが妙に微笑ましいです(w
「ここも大分変わってしまったようです」
「…これだけの間閉鎖されていたんです、仕方ありませんよ」
昭和58年6月末、突如発生した火山性ガスによって、一夜にして村人が滅ぼされた雛見沢村。
その災害は「雛見沢大災害」と呼ばれ、その危険性から、長いこと村は閉鎖されてた…ってワケです。
アニメの「祟殺し編」では、最後にニュースでチョロっと流した程度のひどい扱いだったんですが、やっと説明がなされました(w
赤坂さんとクラウドは、沢田の案内で、雛見沢村のいろんな所を案内して貰います。
コンクリートで埋め立てられてしまった鬼ヶ淵沼、すっかり廃墟と化した入江診療所…などを回りながら、赤坂さんは、雛見沢大災害のこととか、「34号文書」のこととかを沢田と視聴者に説明していきます。
説明描写ばっかりなので、ここでは割愛しますけど、原作をクリアした人は、このあたりは「ニヤリ」とさせられるシーンかも…なのです。
3人が次に訪れたのは、学校篭城事件のあった「雛見沢分校」。赤坂さんとクラウドによると「ここで“ある人”と待ち合わせをしている」とのこと。
でもって、その待ち合わせをしている人物とは…。
レナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なんとそこにいたのは、篭城事件をやらかしたレナ本人の姿が!!警察にタイーホされたため、大災害を生き延びられたようです。
当時の年齢から遡ると、このレナは30代後半〜40歳前半あたりだと思われますが、その割にはものすごい美人だ(;´Д`)ハァハァ
もっともレナは事件の後、ずっと(精神?)病院に収容されてたらしく、なんだかやけに表情は暗く、ボソボソっとしたダウナー口調になってます。ああ、せっかくの美人なのにもったいない(汗)
「私にはねえ…全てが貴方の妄想や
悪い夢だったとは思えないんですよ…」
KOOL化したレナが引き起こした学校篭城事件。KOOLの八面六臂の大活躍のおかげで大惨事を防ぎ、見事正気に戻ったレナ…。
それで全ては終わったはず…。
なのに、その後、なぜかイリーが服毒自殺、梨花ちゃまは古手神社で腸を切り裂かれて無残に惨殺…。
挙句の果てには、その直後に雛見沢大災害が発生し、村は全滅…。
これだけのことが立て続けに起こるとは、どう考えても偶然とは思えない…。 クラウドじゃなくったって、誰しもが思いそうなことです。
「私達に貴方の知っている事、思っている事を教えてくれませんか…?
竜宮さん、それがあの大災害で死んでしまった、前原さんや園崎さん
北条さんや古手さんの無念を晴らす事になるんですよ!!」
うわあ、やっぱりKOOLたち死んでたのかウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・
なんだかいつの間にかレナに迫るクラウドの口調が若返ってますが、気にしちゃいけません(w
しかしレナは頭を抱えて「分からない…私には何も分からない…!!」と繰り返すばかり。
どうやら相当のトラウマになっちゃってる模様です・゚・(ノД‘)・゚・
「ただ…ただ私には
梨花ちゃんに何か大きな秘密があったように思えてなりません…
魅ぃちゃんも御三家ではあったけど
宇宙人や細菌の話とは、何の関係もないようだった…
でも、梨花ちゃんは明らかに関りがあって、何かを知っていました…
ここで言ったんです…」
いつの間にやら場面は、レナが大好きだったゴミ捨て場へ。
ここで、場面は「罪滅し編」でKOOL化してたレナがゴミ捨て場内に作った隠れ家にこもってた夜にプレイバックします。
喉の痒みに耐えながら夜を明かしているレナの前に、突然梨花ちゃまが現れます。
これは原作「罪滅し編」にあったシーンですが、アニメではカットされてましたっけねえ、このあたり・゚・(ノД‘)・゚・
「怖がらないで…私はあなたを助けに来たんだから…
あなたを楽にしてくれる注射よ…」
そう言って梨花ちゃまはレナの目の前で、怪しげな注射器を取り出します。
いきなりこんなモン出されちゃ、レナじゃ無くったって「そんな薄気味悪い注射、誰が使うものか(゚Д゚)ゴルァ!」と言いたくもなります。
レナにお注射を速攻で拒否されると、梨花ちゃまはあっさり引き下がり、立ち去ります。
月をバックにこう言い残して。
「ならばせいぜい頑張りなさいな…
どうせもうすぐ滅ぶ世界だしね…
この雛見沢に、もう興味はない…
次の雛見沢を探しに行くことにするわ…」
それはレナの知っている、いつもの梨花ちゃまとは明らかに違う、別の「古手梨花」。
レナの話を聞いた赤坂さんは、かつて梨花ちゃまに昭和58年に自分が殺されると言われたことを思い出すのでした。
「出来るなら…あの輝いていた雛見沢に…戻りたい…」
梨花ちゃまが殺された古手神社で、夕暮れを眺めながらそうつぶやいたレナ。いったいここで何があったのか…。
この直後で部活メンバーの回想シーンが出て来るんですが、ウインクしてる沙都子たんは反則だと思う(;´Д`)
…というわけで、第1話はおしまい。
まるまる1話使って、罪滅し編のTIPS「悪魔の脚本」をやるとは思いませんでした。 前作ははしょりまくりの駆け足展開だっただけに。コレはうれしい誤算です。
しかも原作には出てこなかった、クラウドとかレナもいるという大サービス振り。今回スタッフは本気…なのか?
しかしそれにしても、オッサン密度の高い第1話だこと(w
EDはこちら。
詩音と沙都子たんが百合っぽく見えて(;´Д`)ハァハァ
ところで、アレ?そういえば次回予告が無いぞ?と思ってたら
アニメ公式Webにひっそりと公開されてました。
どうやら今回は次回予告はテレビでは流さないつもりのようですが…。
ちなみにそれが、こちら。
ちょwwwお前らwwww
なるほど。あんなシリアスなEDのあとにコレが続いたら、ちょっとアレだもんなあ。しょうがないかー。
それにしても次回予告の梨花ちゃま、 (色々な意味で)あまりにも黒すぎ(w