遼介と新人ホストの翼(イカロス翼)は、どっちがロミオのNO.1になれるかを競うことになりました。イカロス翼は、自分の派「翼派」を立ち上げ、覚醒させた源太などを引き抜いて憩いを増し、売り上げではほとんど遼介派に肉薄するところまで迫ってきました。
一方の遼介は修さんに叱られて、ようやくNO.1 としての責任と重圧を自覚。そんな矢先、またしても遼介派のホスト・三郎とミノが「遼介派から翼派に移りたい」と言い出してきましたが、遼介は自分の派閥を守るため、愛夢からのアドバイス「日本一のホストになるなら、毒を飲まなきゃね」に従い、ふたりは遼介派に必要な人物だと頭を下げて引き止め。三郎とミノは考えを改めて遼介派に残ってくれることになりましたが、二人を快く送り出してやりたかった遼介は、本心とのギャップに「これが…毒の味か!!」と苦悩するのでした。
苦悩しながら出勤のためロミオに向かう遼介。途中で出会ったイカロス翼と共にロミオの入口に立った時、迷いを振り切るかのように決心します。
(…そうだ、俺はロミオのNO.1 だ!!
そして日本一のホストを目指さなければならない…!!
小さなことで足踏みしていてはダメだ!
上を目指すんだ…それが麗美さんとの約束…)
迷いを振り切った遼介は、イカロス翼がロミオに入ってよかったと思っていると感謝の気持ちを述べつつも、それでも負けない!と改めて宣言。さわやかなスポーツマンみたいなことを言って店内に入っていくのでした。そんな遼介にイカロス翼は…。
(遼介さん…あんた・どれだけお人好しなんだ…)
さて、そんなある日。遼介・修さん・卓也(ヤムチャ)・店長の4人が、応接室で難しい顔をしながら話し込んでいます。そこへイカロス翼が「どうしたんですか?」と声をかけてきますが、特にイカロス翼を毛嫌いしているヤムチャは「お前には関係ねえよ、仲よしこよしでやってられるかよ(゚Д゚)ゴルァ!」とケンカ腰。するとイカロス翼はちょっとムカついたのか…。
「そうですね、その意見には賛成です
トップの小判鮫になって
二番手三番手で満足するようなホストはカンベンですからね」
あからさまに挑発されて「テメエどういう意味だ(゚Д゚)ゴルァ!」と声を荒げるヤムチャ。
まあでもイカロス翼の言ってる事は的を得てはいます。ロミオに移籍した直後は「遼介!!俺はロミオでお前に勝ってナンバーワンになってみせるからな!!」とか言って、卓也派立ち上げたとか抜かしてたけど…いつの間にやらヘタれてたからなあ、コイツ。卓也派もなかったことにされてるし(w
さてそんなへタレはともかく、遼介達が悩んでいたのは、今度の金曜日に麗美さんから紹介された大事なお客様・「ミキタニ化粧品」社長の「美木谷洋子」さんが、社員十数名を連れてロミオに来てくれることになったんですが、すでにこの日は翼派の客も団体で来ることになっていることもあって、席が空いていない状態だというのです。
それを聞いたイカロス翼は、しばらく考えたあと「ニヤリ!」と邪悪な笑みを浮かべて、遼介に提案を持ちかけてきました。
「金曜日、俺達の席お譲りします
その代わり、僕を美木谷さんの席に
ヘルプとして座らせて下さい」
それを聞いた修さんとヤムチャは、何か狙っているのではないかとイカロス翼を不審がるのですが、遼介は金曜日に美木谷さんがやってくる事を優先視。イカロス翼の提案に応じ、甘えさせてもらうことにしました。
しかし遼介たちが去った後…。
(フフフ…バカは使いよう…
せいぜい素敵なピエロになってもらうよ…)
またなんか企んでますよ、このイカロス(w
そして運命の金曜日。美木谷さんが社員十数名を引き連れてロミオに来店。イカロス翼もヘルプとして美木谷さんに挨拶しますが…割って入るかのようにヤムチャキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
イカロス翼にあからさまな対抗意識を燃やすヤムチャは、この場にどんな風を吹き込むのか?次週へ続く。
来週はヤムチャ祭りの予感!!もうwktkですよ。
まあ今は ただのヤムチャですが、あれでも昔はエロティカのNO.1ホストだったんだから、ちょっとはあの頃の輝きを見せて欲しいモンです。