デトロイト・メタル・シティ TRACK29「DOG」


   ∩ ゴートゥDMC
( ゚∀゚)彡 ゴートゥDMC
 ⊂彡

DMCタワーレコードが手を組んで、とんでもないイベントをやらかすそうだぜ!!

ファック!!濡れたわ!! (↑の10月27〜29日の部分)


10/27(金)〜29(日)
D.M.C(デトロイト・メタル・シティ)× TOWER RECORDS最強コラボイベント
“鋼鉄無間地獄”タワーレコード渋谷店にて開催決定!!

10/27(金)〜29(日)の3日間、下記内容にてD.M.C(デトロイト・メタル・シティ)× TOWER RECORDS最強コラボイベント “鋼鉄無間地獄”を開催します。
下記の他にも地獄系企画がもりだくさんな3日間をお見逃しなく!



【鋼鉄無間地獄 D.M.C関連アイテムの展示&オリジナルグッズ販売】


日時:2006年10月27日(金)、28日(土)10:00〜23:00(最終入場22:30)
    2006年10月29日(日)10:00〜17:00(最終入場16:30)
場所:タワーレコード渋谷店B1F「STAGE ONE」
入場:無料
内容:<展示>
     ●クラウザーⅡ世等身大ステージ衣装
     ●イベントのための特別描き下ろし!「DMC×タワレコ・オリジナルコラボミニ漫画」
     ●DMC生原画&DMC生ネーム
     ●第2話未公開ネーム公開
     ●キャラクター私物
     ●記念写真用くりぬきパネル“クラウザーさんと資本主義の俺”
    <グッズ販売>
     ●DMC限定グッズ販売
       タワレコ限定バージョンも登場予定!



若杉公徳 刻印(サイン)会】


日  時:2006年10月29日(日)19:00 START
場  所:タワーレコード渋谷店B1F「STAGE ONE」



【鋼鉄無間地獄 抽選会】

10月27日より、コミックスデトロイト・メタル・シティ」1巻または2巻をタワーレコード渋谷店でお買い上げの方に抽選券を差し上げます。
キャンペーン当日、抽選会会場に抽選券をお持ちいただくと、豪華賞品が当たる抽選会にご参加いただけます。

日時:2006年10月27日(金)〜29日(日)10:00〜23:00
場所:タワーレコード渋谷店1F エントランス
賞品:A賞:「デトロイト・メタル・シティ」作品登場権
    B賞:DMC×タワーレコード オリジナルコラボTシャツ
    C賞:クラウザーⅡ世直筆サイン色紙
    D賞:DMCオリジナル図書カード
    E賞:DMCオリジナルステッカー


なんといっても一番の注目は、若杉先生のサイン会!!
しかも「刻印」と書いて、「サイン」会と読ませる、そのセンスには脱帽だぜ!!もうビチョ濡れだわ!!


なにげに抽選会の商品 A賞「DMC作品登場権」C賞「クラウザーⅡ世直筆サイン色紙」が気になるなー。


というか、B賞よりC賞の方が価値がある気がしてなりませんが(w



 家の近くの公園でおしゃれポップなギターの練習をしている、クラウザーさんの世を忍ぶ仮の姿・根岸。しかし道行く人は誰も彼の演奏を認めてくれません。

 それでも必死に練習していると、テンポよく根岸の曲に合の手を入れてくるモノがいます。それは…かわいらしい子犬だー!!

 まあ、若杉先生の画力のせいか、微妙にブサイクな気もしなくもないけど(w


 野良犬なのか、迷い犬なのかは分かりませんが、この子犬は根岸と根岸の曲を大変気に入ったようで、すぐに根岸になついてきました。

 この子はこんな小さいのに負けずに生きている、自分もちょっとうまくいかないからってくじけちゃダメなんだ…。元気付けてくれたこの子犬に「ありがとう」の感謝の気持ちを込めて、根岸は「メルシー」と名づけるのでした。


 出来る事ならずっとメルシーといたい。しかし根岸の住むアパートはペットを飼っちゃいけないという決まりがあるので連れて帰れません、明日のDMCのライブが終わったらまた来るからと言い残して、断腸の思いで帰るのでした。



 次の日。DMCのライブでは「グロテスク」を熱唱しながら…クラウザーさんの前に並べられているのは、十二支の生首(たぶん作りモノ)!!

 クラウザーさんは「グロテスク、十二支崩壊」と叫びながら、

悪魔のギターで十二支の生首をぶっ潰しています。



 実に料気的です。血が飛び散ってるし。

 干支と同じDMC信者が、叩きつぶされるたびに「オレの干支だー」とか叫んでます。


 そうして次々と十二支の生首を叩きつぶすクラウザーさん。しかし犬の生首を叩き潰そうとギターを振り上げたところで、思わずメルシーのことが脳裏に浮かんでしまい…。


「犬などはコレで十分であるわ――」



犬の生首にフェラさせました。


戌年DMCファンがそれを見て「オレは戌年で助かったー」とホッとしているのが笑えます。



 そんなこんなで、毎日のように会っているうちに心が通じ合うようになった根岸とメルシー。メルシーには僕の全てを知ってもらいたい…と、そんな気持ちから、根岸はメイクをして、自分がクラウザーさんである事をメルシーに見せます。


 ところが、それまですっかり根岸になついていたメルシーが、クラウザーさんの顔を見るなり態度を一変。「ガウルルルル…」と、あからさまな敵意をむき出しにして、クラウザーさんの手にかみついてきちゃうのでした。


「噛んだ…噛んだんだね、この魔王と呼ばれる俺を…
人を傷つける事はあっても、傷つけられる事は決してない俺を…

このみなしご犬、放置して飢え死にさせてやるわー!!」


 ショックを受けたクラウザーさんは、メルシーに絶縁宣言をして、逃げ出すように走り去っちゃうのでした。



 もうメルシーとは絶交だ…!!そう決めたクラウザーさんが、楽屋でメイクをしています。しかしこの日の天気はすごく悪いらしく、夜には台風が来るらしい…ということを聞いてしまい、思わずメルシーの事が心配になってしまいます。ライブ中「スラッシュキラー」を歌っている最中でも、その想いはますます強くなってしまいます。


(今頃、台風の中公園にいるメルシーはどうしているんだろ
あんな小さい体で自分の身を守れるのか…
アイツとは絶交したんだ、どうなろうと関係ない、関係ない……)


 いてもたってもいられなくなったクラウザーさんは、「スラッシュキラー」演奏を止め、ライブハウスを飛び出して、台風の中、凄まじい風と雨がふきつける中、中野ZEROホール近くの公園にいるメルシーの元へ走り出します…って、

 メルシーのいる公園って根岸の家の近くの公園って冒頭で言ってたから、根岸の住んでるところって…中野区だったのかー!?



 ライブハウスを飛び出したクラウザーさんを追いかけて、DMC信者たちも後に続きます。そしてクラウザーさんが中野ZEROホール近くの公園に向かっている事を知ると、半分の信者はゴール地点(公園)に先回りをして、クラウザーさんを出迎える準備をしはじめました。


 降りしきる雨の中、転んでも、足を引きずってでも走り続けるクラウザーさん
 全てはメルシーに会うために…。もう一度会えたらその時は新しい家で一緒に暮らそう。そんな想いを胸に気力だけで走り続けます。
 後を追いかけるDMC信者たちは、そんな事など知りはしませんが、クラウザーさん悪魔的体力に脱帽しながらもついて行きます。


 なんだか「24時間テレビ」の100キロマラソンみたいな展開になってきました。

 この模様がテレビで放映されていたならば、きっとゴール付近になったら、ZARD「負けないで」の替わりに、「SATSUGAI」とかが流れるんだろうなあ…。そう考えると実に悪魔的でファッキンライトです。



 そしてゴール地点に先回りしたDMC信者達が待つ事一時間。ついにクラウザーさんが姿を現しました!!



 DMC信者たちは、一丸となってゴールにたどり着き、完走を果たしたクラウザーさんを祝福します。なんか感動して泣いてる奴までいるし(w


 そして完走を果たしたクラウザーさんは、感動の余韻に浸る間もなく、すぐにメルシーを探し始めます。ベンチの下で震えるようにうずくまっていたメルシーを見つけたクラウザーさんは、両手を広げて「一緒に帰ろう」と声をかけます。

 ああ、ここでメルシーがクラウザーさんの胸に飛び込んで、実に感動的なフィナーレを…と思いきや。



股間に噛み付いてきました・゚・(ノД‘)・゚・


 メルシーはクラウザーさんに対して敵意を持ったままだったのです。わざわざメルシーに会うために雨の中長距離を走ったのに、最後がコレではあまりにも報われません。

 でもDMC信者たちは「わざわざ犬にフェラさせるために長距離を走ってきたのかー、なんて猟奇的なんだー!!」と皮肉にも大盛り上がりなのが、さらに悲しさを誘います(w


 …と、最初は思ってたんですが、今号の「ゆびさきミルクティー」を読み終わると、違う考えに行きつきました。

もしかしたらメルシーには、


クラウザーさんがこう見えたのかもしれません。


   ∩ ゴートゥYMT!!

( ゚∀゚)彡 ゴートゥYMT!!

 ⊂彡




 メルシーはひとしきりクラウザーさんの股間にかみつき終わると、そのまま走り去ってしまいました。思わずクラウザーさん「あっ、メルシー」と、名前を口にすると…。


クラウザーさんイッたんだー
フランス語でお礼したぞー」


 ここで名前の伏線が来るのか!!すごい、すごいよ若杉先生!!このシーンで一番吹きました(w




若杉公徳先生の巻末コメント
「アマレスけんちゃんの単行本に、世界で一番泣ける自伝漫画を描きました。」